今、ポルトガルが熱い!
スペインバルの大ブームに続き、
都内に続々と登場しているポルトガル料理店。
それに伴い、ポルトガルワインの輸入も徐々に増えつつあります。
ポルトガルといえば、
ポートやマデイラなどの酒精強化ワインを
真っ先に思い浮かべる方も多いと思いますが、
辛口のスティルワインも素晴らしく美味しいんです。
そんなポルトガルでも最も注目を集めている産地
ドウロから届いた激旨赤ワイン
その名も、
[カルム・ティント・ドウロ 2016]
この赤が凄いんです。
世界最高峰のワイン評論家ロバート・パーカー氏主宰
[ワインアドヴォケイト]において、
この2016年ヴィンテージが89点を獲得
『非常に良いバリュー!!』と絶賛されているんです。
さらに驚きなのは、この造り手のスタンダード・キュヴェ、
そしてこの価格にもかかわらず、ほぼ毎年丁寧にレビューされていること
2004年からこの2016年まで、途中数ヴィンテージが抜けたことはありますが、
スタンダード・キュヴェがほぼ毎年レビューされるだけでも凄いです
しかもほとんど88~89点の好ポイントをキープしており、
それだけでもこの造り手CARMの実力が窺い知れようというもの
CARMの上級キュヴェは米有力評価誌[ワインスペクテーター]が
毎年末に発表する年間TOPワイン100のランキングの常連なんです。
評価が厳しいことで知られる[ワインスペクテーター]誌ですが、このCARMは例外。
これまで年間TOP100に上級キュヴェが複数回ランクインしており、
そのたびに世界中で話題をさらって在庫が枯渇することを繰り返しているんです。
まさにポルトガル銘醸地ドウロを代表するワイナリーのひとつがこのCARMというわけ。
そんな実力派CARMのセンスと哲学が
このスタンダード・キュヴェにもいかんなく発揮されています。
標高125-400mの畑からのトゥーリガ・ナシオナル種40%、
トゥーリガ・フランカ種30%、ティンタ・ロリス種30%をブレンド。
シスト土壌のテラス式と垂直式のグイヨーと
コルドン・ロワイヨ仕立てで栽培しています。
スタンダード・キュヴェながら、フランス産(80%)と
アメリカ産(20%)オーク樽で8ヶ月間熟成しています。
森のベリー類やリコリスなどのスパイス豊かなアロマ。
スミレ、おしろいのフローラルでパウダリーなニュアンスもあります。
口中では黒果実系の果実味が凝縮しており、酸も豊か。
ベルベットのような、しなやかで丸いタンニン、
スパイシーな印象も長く続き、飲み応えある赤ワインです。