「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2016

『このヴィンテージも大当たり年だけに、正直まだ少し若い印象。
かすかに紫の要素を持つ赤系ルビー色の色調。
このヴィンテージでは抜栓直後からスグリやチェリーに加え、
ブルーベリーやブラックベリーのニュアンスも持つ甘く華やかな香りが立ち昇ります。
一方味わいでは、甘さを感じるタンニンも適度の酸も控えめに感じ、
まだ若いピノ特有の辛口の果実味と風味が目立ちます。

それでも時間の経過によりペッパーのようなスパイス香と、
かすかなケモノの風味などがワインに複雑さを与え、
やはりドメーヌのお膝元、ヴォーヌ・ロマネの片鱗がそこかしこに表れ始めるのです。
やはりこのヴィンテージでも、早めの抜栓と大き目のグラスの使用をお勧めします。

料理では、シャルキュトリーや焼き鳥、スパイスを使った鶏料理や、
マグロとアボカドのワサビ醤油漬けなどとお楽しみください。』




ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2016

ドメーヌ・ダヴィド・デュバン ヴォーヌ・ロマネ 2016

【ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマ ン誌)】2016年版で満点三ツ星に昇格。
最新2017年版でも満点三ツ星の至高の造り手。

多くのミシュラン三ツ星レストランでもオンリスト。
仏著名評論家「ミッシェル・ベタンヌ氏」も 『若き天才登場』と大絶賛。

そんな凄腕ドメーヌが放ち、素材ブドウの区画も神様 [アンリ・ジャイエ]と[メオ・カミュゼ]が使用という、
特別な[ヴォーヌ・ロマネ]。
しかも、著名専門誌のヴィンテージ評価【97点】の大当たり2016年。

その名も、
[ドメーヌ・ダヴィド・デュバン ヴォーヌ・ロマネ 2016]

【ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマ ン誌)】で満点三ツ星。
つまり、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)、
ルロワ、ルフレーヴなど綺羅星の如く輝く至宝ドメーヌと同格。
それでいてお値段はいまだに実にお値頃。

これがドメーヌ紹介の端的な表現。 そんな造り手が放つ、
さすがという味の [ヴォーヌ・ロマネ 2016]

さらに、このヴォーヌ・ロマネ、使用されるブドウがただ者ではありません。
いまや伝説となったブルゴーニュの神様、
故「アンリ・ ジャイエ氏」が放った幻の1級畑[クロ・パラントゥ]の上部に隣接する、
面積4.73ha[レ・バロー]という区画のブドウも使用。

ちなみに、その[アンリ・ジャイエ]と[ドメーヌ・メオ・カミュゼ]で造るヴォーヌ・ロマネにも、
この畑からのブドウが含まれるという、逸品を生む素材。
ピンク色の大理石も含むシルト質土壌のこの区画の特徴は、
鉄分とマグネシウムを多く含み、
そのためワインに深い色調とリッチな味わいを与えます。

そこにドメーヌが所有する面積は0.2haで、
それに別な粘土質土壌の斜面の区画からのブドウもブレンドすることで、
フルーティーさをワインにもたらし、それらの平均樹齢は35年。
すべて手摘みで収穫したブドウは、選果後に除梗せずにピジャージュを実施しながら、
30%の新樽と1~3年使用樽70%で発酵。
その後14ヶ月間の熟成を経て、ほぼ澱引きせずに瓶詰めした1本なんです。

そしてヴィンテージも見逃せない。
ブルゴーニュの2016年は、世界中で最大購読者数を誇る
【ワイン・スペクテーター誌】のヴィンテージチャートが、
なんとコート・ド・ニュイに【97点】の例外的ハイスコアを付け、
さらに世界的評論家「ロバート・パーカー氏」主宰の【ワイン・アドヴォケイト誌】と、
同じアメリカの重要評価誌【ワイン・エンスージアスト誌】も
それぞれ【94点】の高評価する、いわゆる折り紙つきのグレートヴィンテージ。

試飲でも、
『クリアーで深みのある、紫の要素を持つ赤系ルビーレッドの色調。
まず何より、特徴的な鉄分の風味。
これだけでヴォーヌ・ロマネだと知らせてくれます。
そして、大当たり年だけに香りも味わいもフルーティーさに加え、
熟した果実味が素晴らしく、また気品ある香りにはスミレに、
ブルーベリーやダークチェリー、カシスなどの黒い木の実のニュアンスに加え、
コショウなど のスパイシーな要素もあり、
それら全てがエレガントで奥深い風味を構成しているんです。
さらに酸はしっかりながらも上質で、
同じくしっかりしたタンニンもブドウのエキスに溶け込み、
どれもが突出することなく、バランスよく全体を構成しているんです。
このヴォーヌ・ロマネは、コック・オー・ヴァンやブフ・ブルギニヨンだけでなく、
シンプルな牛肉や地鶏のグリル、チョコレート系のデザート、
チーズならやはりブルゴーニュのウォッシュタイプと楽しみたいものです。』




ドメーヌ・ダヴィド・デュバン ヴォーヌ・ロマネ 2016

ドメーヌ・ジスレーヌ・バルト ブルゴーニュ・ルージュ 2014

ヴィンテージの2014年は、
世界中で最大購読者 数を誇る【ワイン・スペクテーター誌】がコート・ド・ニュイに【95点】、
【ワイン・アドヴォケイト誌】も 【92点】の評価をする、
いわゆるグレート・ヴィンテージ。

『熟成した後もフレッシュさと酸を失わないミネラル感あふれ、
瓶詰め後も、フレッシュ感を失わず、
バランスの取れたストラクチャーのあるワイン造りを目指す。
『そのためには豊富なミネラルが必須。
ミネラルは酸やフレッシュさを熟成に耐えうるものにする。』

パーカーさん四つ星評価のドメーヌ現当主、
「ジスレー ヌ女史」が自らこう語る、
ブルゴーニュ・ルージュを、この機会にしっかりとご堪能ください。
シャンボール村屈指のドメーヌからの魅惑の1本です。




ドメーヌ・ジスレーヌ・バルト ブルゴーニュ・ルージュ 2014

ドン・ダヴィ・タナ・レゼルヴァ 2017

世界で最も権威のある総合ワイン雑誌ともいえるイギリスのワイン雑誌[デカンター]が主催し、
今年20年目を迎える[デカンター・ワールド・ワイン・アウォード2014]は、
ついに15000本以上ものエントリーがある世界最大のワインコンテストです。
そして、主流はもちろん、赤ワイン!

そんな中で、【単一品種の赤ワイン・ナンバーワン】の栄冠に輝いたのが、このワイン!

造り手である[エル・エステコ社]は、創業1892年という古いワイナリーですが、
その頭角を現してきたのは、ここ最近のこと。
チリの中でも、北限に近いカルチャキ・ヴァレーという場所にあり、
畑は海抜1600メートルという高原に敢えて造られています。

高原を志向するのは、土壌はもちろん、気候の寒暖の差も激しく、
キレのいい酸味やミネラルが生まれるため!

創業者の名前を冠した[ドン・ダヴィ・リゼルヴァ]シリーズの畑は、
海抜1600メートルにあり、非常に痩せた石ころがごろごろと転がっているような場所に造られ、樹齢も20年。

手摘みによる収穫はもちろんのこと、一時搾りの果汁のみを使用した、特別なるキュベ。
使う酵母も自然酵母と培養酵母を使いわけ、
全体の70%がフランス産およびアメリカ産の小樽による樽熟成をさせています。

デカンター誌の受賞コメント(2012年ヴィンテージ)でも
『若干スモーキーであり、いい感じの凝縮感に芳醇なサワー・チェリーやブラック・カラントの香り。
洗練されたオークの使い方、フィネスがありエレガントなスパイスと葉巻の香りもする。
ソフトな口当たりにジューシーなバルサミコ酢のニュアンスも感じられ、
黒果実、ブルーベリー、イチゴ、プルーン、さらにコショウなどのフレーバーをもつ。
非常にリッチで、充実したミネラル、ハーブ、チョコレートのニュアンスも余韻に感じられるワインである。』

とコメント!

今回ご紹介する2017年ヴィンテージも、
『まず色が濃厚!赤というより黒味がかった赤でいわゆる粘性
(グラスの淵から戻ってくるワインの滴の速度)もしっかりしています。
凝縮した黒スグリのような果実味の香りにカカオ豆や、熟成肉の少し甘い香りもあり、
ドライフルーツやスパイスが口に含むと広がるインパクトのあるワイン。

フレーバーは、黒果実の凝縮したフレーバーとともに
土や岩石、鉄、埃っぽさ、プラムやバジルなども感じられ、
たっぷりとしたタンニンが落ち着きのあるしっかりとした味わいを作り出しています。
スペアリブの煮込み、スパイスの効いた焼肉やサラミなど、
癖のある味わいにも負けないどっしりとした味わいがあり、充実感たっぷり』

また、時間がたつとともにタンニンがこなれ、
さらに旨みが増してくるので、飲み急ぐ必要もありません。
濃厚赤好きの皆様には絶対のオススメです。

タナという品種は、その名前の由来でもあるタンニンに特徴があり、香り高く、
ストラクチャーのしっかりとしたワインができることで南フランスで多く栽培される品種です。
イタリアのピエモンテでも好んで使われて、ワインにボディとストラクチャーを与えます。

そんな特徴を感じさせると同時に、
アンデス山脈を背景にした高地の冷涼な気候条件によってタンニンも適度に抑えられて果実とのバランスが絶妙
リッチであり、そして伸びやかな酸が感じられるワインです。




ドン・ダヴィ・タナ・レゼルヴァ 2017

シャトー酒折・デラウェア 2018

シャトー酒折ワイナリーは、
世界のワインを輸入する木下グループが、
日本で自らのワイン造りを目指し1991年山梨県甲府市に設立したワイナリー。
ワイン造りにおいては、
「毎日の食卓でお楽しみいただける、安くて美味しい国産ワイン」
を目指して日々努力を続けています。

地元農家との共生を心掛け、醸造設備の衛生管理にも細心の注意を払い、
「世界の中の日本のワイン」をスローガンに、
世界水準のワイン造りを推し進め、
クリーンで葡萄本来の味わい生き生きとしたワインを生み出しています。

今回ご案内のワインは、
家庭でもよく食べられる[デラウェア]を、
まだ青みが残るうちに収穫して仕込んだ超快適な飲み口のワイン。

『南国の果樹園を想わせる、
フレッシュでジューシーなフルーツの香りが開けたてから全開。
口に含みますとシャープで余韻の長い酸味と
程よい果実の甘みが絶妙のバランスで広がってきます。』

良く冷やせばアペリティフとしても最高。
また、アウトドアでのバーベキューや焼肉、
焼きそばやお好み焼などなど、
カジュアルな料理とあわせて、
思いっきりリフレッシュしてください。




シャトー酒折・デラウェア 2018