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ワインとお酒の記事

ドメーヌ・ミシェル・グロ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2014

ボルドーと並ぶフランス最高のワイン産地ブルゴーニュ。
その中でも、最高のワインを産み出す「ヴォーヌ・ロマネ村」。
あの誰もが憧れる世界最高のワイン[ロマネ・コンティ]を筆頭に、
[ラ・ターシュ][リッシュブル]と続く極上特級畑の数々・・・。

そんなヴォーヌ・ロマネ村にその名を轟かす至高の造り手。
あの世界最高のワインジャーナリスト、「ロバート・パーカー氏」が
最高【五つ星】評価のブルゴーニュ随一の凄腕[ミシェル・グロ]。

ヴィンテージは専門誌ヴィンテージチャートが【95点】のハイスコアをつけた2014年。
収穫から5年目を迎え、やっと本領発揮というブルゴーニュ赤のご紹介です。

その名も、
[ドメーヌ・ミシェル・グロ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2014]

[ミシェル・グロ]と言えば、
【ブルゴーニュの神様】と敬愛された偉大な父[ジャン・グロ]の魂を引き継ぐ
ヴォーヌ・ロマネ村の名門中の名門。

『ブルゴーニュで最も誠実で申し分ないワインを造る ドメーヌのひとつ』
と、あのパーカーさんが最高【五つ星】を与えながら激賞し、

さらに驚くべきは、世界最大のワインコンテスト【インターナショナル・ワイン・チャレンジ】で、
世界中から集結した約10000アイテムの頂点となる
【最も優 れた赤ワイン生産者】の称号を2年連続し獲得するという、前代未聞の快挙を達成。
そんなもの凄い血統と経歴を持ち合わせた、名実ともに世界の頂点に君臨する、まさに超凄腕です。

その超凄腕から今回蔵出しでご案内するのが、
世界中で最大購読者数を誇る【ワイン・スペクテーター誌】が
コート・ド・ニュイに【95点】2014ヴィンテージからの、
[ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2014]
[ミシェル・グロ]でナンバーワンのコスト・パフォーマ ンスを誇る1本です。

ワイン名となっているオート・コート(台地)付近のブドウ畑は、
19世紀後半のフィロキセラ(害虫)の被害により一度は全滅。
以来、耕作放棄地となっていたオー ト・コート地区がブドウ畑として蘇ったのは1970年代で、
それに尽力したパイオニアの一人が父「ジャン氏」。
それをさらに促進したのがミシェル氏なんです。
つまり、ミシェル氏自身が若い時からコツコツと広げた区画で、
相続によらない畑を代表す存在で、
その意味ではドメーヌの別の代表作と言えるのではないでしょうか。

面積10.24haの畑は、ニュイ・サン・ジョルジュ市街か 真西へ12キロほどに位置する
「アルスナン」という小さな村にあり、
日照に恵まれた海抜360~420メートルの斜面にある南東向きの畑は、
日本の棚田のように等高線に沿ってピノ・ノワールが植樹されています。

手摘みで収穫したブドウは畑の中で選果、100%除梗し発酵します。
ちなみに、ドメーヌでは1996年以降一切補糖を中止。
その後の樽熟成は最初の6ヶ月を大樽で行い、
1~3年使用の小樽に移して12ヶ月続けられ瓶詰めに至るのです。

そこで試飲してみましたところ・・・・、
『同時に試飲した2014ヴィンテージの中でも、最も黒の要素を見せる濃厚な色調。
ひとくち口に含むと、オークの樽の風味が香ばしく、
と同時に酸やタンニンにニュイ特有の味わいが満開。
ミネラリーで、上質で上品な果実味は甘く、また奥深く、
他の生産者の幾つかのヴィラージュクラス(村名ワイン)よりも満足感が得られるのです。
さらに鉄分や黒い木の実を連想させるニュアンスは、
いかにもグロのワインらしく、ジビエなどの本格的な肉料理や、
エポワスなどの上級ウォッシュチーズと合わせて楽しみたいほどの上等な1本です。』

パーカーさん【五つ星】激賞、
『ブルゴーニュで最も誠実で申し分ないワインを造る ドメーヌの一つ』

セレナ・サトクリフ女史も、
『グロの素晴らしいワインを、一度試してみたらいい。
まさしく傑出した、お墨付きのブルゴーニュである』
とする名家が造る、お値頃ブルゴーニュ。
しかもヴィンテージは例外的超大当たり2014年
これはもう絶対に見逃せません。




ドメーヌ・ミシェル・グロ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 2014

オー・ボン・クリマ・イザベル・ピノ・ノワール2015

ブルゴーニュ的なカリフォルニア・ピノ・ノワールの先駆者として、超有名なる造り手!

今は亡き巨匠、アンリ・ジャイエのもとで修行し、
ブルゴーニュスタイルをカリフォルニアにもたらし、
今もその素晴らしい味わいで、世界中を魅了する造り手で、
あの[カレラ]と並び、『もうひとつのカリフォルニア・ロマネ・コンティ』
とささやかれるのがこの造り手です。

今回ご紹介するのは、
その中でもカリフォルニア各地の素晴らしい畑から集めたブドウの最高のロットを
セレクトしてブレンドしたフラッグシップ・キュベ。

グレートイヤーとなった前ヴィンテージに続き、
今ヴィンテージもパーカーポイント90点を獲得、
前ヴィンテージよりもパワフルな果実味が感じられ、
華やかで官能的な香りと複雑で奥行きのある味わいに満たされた一本です。

それが、
[オー・ボン・クリマ・イザベル・ピノ・ノワール 2015]

造り手である[オー・ボン・クリマ]は、
カリフォルニアのピノ・ノワール先駆者ともいえるジム・クレンデネン氏が1982年に設立し、
すでに30年以上の実績をもつワイナリー。

世界屈指のワイン評論家であるロバート・パーカー氏が1989年、
1990年と2年連続して【世界のベスト・ワイナリー】の1つに選んだことに始まり、
その名声は世界中を駆け巡ります。

さらにその凄腕ぶりに、1992年には[ロス・アンジェルス・タイムズ]紙の選ぶ
【ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー】、
2001年にも[フード・アンド・ワイン・マガジン]誌の
【ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー】の称号を獲得。

さらにイギリスの長老ヒュー・ジョンソン氏も、
世界のワイン教科書ともいえる代表著書[ワールド・アトラス・オブ・ワイン]にて
『(南セントラル・コースト地区で)最もエキサイティングなワイナリー』と評価するほか、
やはりイギリスの著名評論家であるオズ・クラーク氏も世界中から厳選した50の
【ニュー・クラシック・ワイン】のひとつと生産者と位置づける、
まさにカリフォルニアを代表するピノ・ノワールおよびシャルドネの生産者です。

2004年には、この凄腕ワインメーカーはドイツの有名なるワイン雑誌[ワイン・グルメ]にて
【ワイン・メーカー・オブ・ザ・ワールド】に選ばれ、
そして2007年にはアメリカの飲食業界で最も権威ある財団[ジェームズ・ビアード財団]の
【アメリカ飲食業界の人名録(Who’s who of Food and Beverage)】に殿堂入りを果たしているんです。
この人名録に載るのは至極名誉なことで、全米のワイン関係者やレストラン関係者、
ジャーナリストなどの中から毎年6人程度しか選ばれず、
23年という歴史の中で、これまでにわずか240人のみが名前を連ねる非常に名誉ある人名録です。

また、世界で最も有名かつ最難関の試験であるマスター・オブ・ワインのテースティングで、
オー・ボン・クリマのピノノワールを多くの人がブルゴーニュのコート・ドール地方のグランクリュと思い込み、
中にはロマネ・コンティだと信じて疑わない人もいたというエピソードも残っています。
そんな数々のエピソードの積み重ねから、カレラに並び、
『もうひとつのロマネ・コンティ』と呼ばれるようになったのです。

そんな凄腕造り手のラインナップの中でも、
その凄さを最も実感できるキュベがこの[イザベル]です。

自身の愛娘である[イザベル]という名前を冠したこのワインは、
カリフォルニア各地の有名は超優良畑から仕込んだ樽のうちでも、
ベストロットを40以上もブレンドしています。

使われている畑は、サンタ・バーバラでも有名な[サンフォード&ベネディクト][ビエン・ナシード]
[ル・ボン・クリマ]他、カリフォルニア中の優良畑なのだそうですが、
詳細およびブレンド比率はシークレットとのこと。

ブドウは100%除硬せず、自然酵母による発酵を行い、
ロマネ・コンティでも使われる贅沢なフランスのフランソワ・フレール社製の新樽100%を使うのが、
ジムのこだわりです。
そして、あくまでも過熟させず、アルコール度数も13.5%程度を一貫して貫いています。




オー・ボン・クリマ・イザベル・ピノ・ノワール2015

アイマン ピノ・ロゼ・ゼクト・ブリュット NV

季節を問わず、一年中活躍しそうなロゼ・ゼクト。

しかも、ビオディナミ農法で栽培されたシュペートブルグンダー
(ピノ・ノワール)100%使用。

ドイツではまだ珍しい、ビオディナミ認証団体の最高峰
デメター認証付の瓶内二次発酵ゼクト。

ドイツは世界で一番スパークリングワインを消費する国
として知られています。大部分は安価なゼクトですが、
近年、高品質のゼクトの生産が右肩上がりで増えています。

もちろん、このゼクトもその高品質なタイプ。

高品質のゼクトの生産が右肩上がりの理由の一つは、
ゼクトの原酒となるワインまでをワイナリーで造り、
そのあとの過程をゼクト造りの専門の会社にお任せします。

そのため、高価な機械の導入や難しい技術などはその道の
プロフェッショナルのメンバーにお任せするため、
お買い得な価格で美味しい原酒で最高の技術によるゼクトが
造られるのがドイツの現在のちょっとしたトレンドです。

元々、世界第一位の泡の消費国、ドイツですから、
その厳しい品質の基準はお墨付き。
さらに美味しいワインが原酒とくれば、注目しないわけにはいきません。

美味しいドイツの高品質のゼクトの絶対条件は
【原酒としてのワインが美味しいこと】、
美味しいワインの延長線上に美味しいゼクトがあると言えるでしょう。

数年かけてドイツ国内で評判のゼクトを作るワイナリーを訪問し、
その中で特に気に入ったのが、この【アイマン】のゼクト。
ドイツではまだ珍しい、ビオディナミ認証団体の最高峰、デメター認証付。

こちらのゼクトは、ワインまではワイナリーで造り、
酵母ももちろんワイナリーの酵母を使ってもらい、
瓶内二次発酵により完成させています。

品種はシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)。
畑の土壌は、レス土壌が中心で、石灰質系土壌も。
柔らかさの中にも石灰質ならではのストラクチャーや
引き締まった酸、ピュアに土地のキャラクターを表していると感じました。

栽培は認証付ですから、もちろん、ビオディナミ農法に
よって葡萄を育てています。全て手摘み。

醸造は使用した樽を使い、16℃で14日間発酵。
その後はフレンチオークで6か月熟成。
それで完成したワインがゼクトの原酒として使われます。
そのあとは規定により、最低でも9か月以上は瓶内二次発酵が行われます。

ファルツはドイツの中でもフランスに近く、南部にあたるため、
比較的温暖で、明るい太陽を彷彿させるような
印象がワインにも感じられます。
そのファルツらしいポジティブな、
お昼のランチ時のパーティにも飲みたいタイプです。

もちろん、夜のディナーの際には素敵なグラスでゆっくりと
上質な時間を演出してくれますが、明るい太陽の元、
ハンバーガー片手にこのゼクト、というシチュレーションまで合いそう。
元々美味しい原酒のワインが使われているので、
多少泡が消えた後でもワインそのものとして楽しめるのも二度美味しいところ。




アイマン ピノ・ロゼ・ゼクト・ブリュット NV

リッチランド・ブラック・シラーズ 2015

濃厚な果実味はやみつきに!
2016年度サクラ・アウォード・ダブル金賞受賞!

家族経営の自家栽培農家が造りだすコスパの高い濃厚シラー!
インポーター直営店でもロングセラー人気で一度飲んだ
らやみつきになる味わいです!。『ブラック・チェリー
やカシスの果実味がたっぷり!バニラや黒胡椒、カルダ
モンなどの香りもあり、ジューシーで飲み応えたっぷり!
チキン南蛮やたれで楽しむ焼き鳥、タンドリーチキンなど
ともあわせたいワインです!』




リッチランド・ブラック・シラーズ 2015

ドメーヌ・ロドルフ・ドゥモジョ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2013

ブルゴーニュ愛好家、ピノ愛好家必見。

収穫から5年を経たバック・ヴィンテージACブルゴーニュ。
しかも1961年植樹の超古樹ピノ・ノワールから造られた魅惑の1本
それでいてお値段は今どきかなりのお値頃。

造ったのは相続ではなく、一からドメーヌを立ち上げた新星。
その実力は、既にフランス国内で評価も高く、ワイン専門誌【レ・ヴュー・ド・ヴァン】で
『将来が嘱望される5人のブルゴーニュの造り手』 に選出されるほどの注目度。

その名も、
[ドメーヌ・ロドルフ・ドゥモジョ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2013]

繰り返しになりますが、
収穫から5年を経たバック・ヴィンテージで、開けたてから美味しい。
しかも1961年植樹の超古樹ピノ・ノワールから造られ複雑で奥深い風味。
それでいてお値段は今どきお手頃と、ブルゴーニュファンにはありがたい1本。

このワインに使用するピノ・ノワールは、
ドメーヌがシャサーニュ・モンラッシェ南部、
1級畑[モルジョ]の東にある [レ・ブノワトゥ]という区画の下部に所有する、
石灰質土壌の1.94haの畑に1961年に植樹された、
まもなく樹齢60年というヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)が素材。

収穫した古樹ブドウは選果後に除梗し12~20日間大桶へ。
低温マセラシオンと長期アルコール発酵を基本的に実施し、
酵母は一切添加せず天然酵母のみで発酵。
ヴィンテージによりウイヤージュ(目減り分の補填)を施しながら約12ヶ月間樽熟成(新樽率10%)。
再度2ヶ月間大桶に移した後に、ルナカレンダーに従い清澄も濾過もせず重力だけで瓶詰めし、
静かにカーヴに眠っていた ものです。

ちなみに、ブルゴーニュの2013ヴィンテージは・・・、
ブルゴーニュにも居を構えるマスター・オブ・ワインが、
『7月の雹を伴う嵐の影響を受けたものの、この難しい気候の中、
予想を超える素晴らしい味わいとなっている』
『熟した果実の美しいアロマに加え、アロマよりは熟度が控えめながら、
味わいに活力を与える構造がある』とする、
生産量激減ながら予想に反しよい赤が生まれたヴィンテージ。
収穫から5年の歳月を経て、今とても美味しく飲めるんです。

実際に当店での試飲でも。
『クリアーでかすかに紫の要素を見せる鮮やかなルビー色。
いかにもブルゴーニュのピノという、決して濃厚ではない色調ながら、
果実味は外見よりはしっかりとしていて、エレガントでチャーミングな味わいが特徴。
また、ラズベリーやチェリー、スグリなどの赤い木の実とスパイスのニュアンスを持つ香りは、
適度の熟成によりほのかなジビエのような香りも加わり、甘く複雑に変 化しています。
さらに、酸もタンニンも熟成によりまろやかに落ち着き、滑らかな口当たりとともに、
ついついグラスが進んでしまうタイプです。
この1本にはタレでの焼き鳥や筑前煮、カレー風味の鶏料理、
チーズならやはりウォッシュタイプがお勧めです。』

樹齢約60年の古樹ピノ・ノワールが生む魅惑の世界。
相続ではなく一からドメーヌを立ち上げ、
将来が嘱望される5人に選ばれた新星による
[ドメーヌ・ロドルフ・ ドゥモジョ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2013]

仏ワイン専門誌【レ・ヴュー・ド・ヴァン】がその実力を高評価する1本を、この機会に是非ともお試しください。
近年の価格高騰の中、お値頃のブルゴーニュ赤です。




ドメーヌ・ロドルフ・ドゥモジョ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2013