あの大人気兄弟の新作赤ワイン到着。
D.O.リベイラ・サクラ
まずはこの名前を覚えてください、その名も、
[トロ・ド・シスト・リベイラ・サクラ・メンシア 2015]
大人気、[ジャスピー][コカ・イ・フィト]
[ジャスピー・ブラン][コカ・イ・フィト・ドール]
などを次々に繰り出す凄腕兄弟コカ・イ・フィトが
新たに着手したのはスペイン北西部ガリシア州の
原産地呼称(D.O.)リベイラ・サクラ。
近年注目のグリーンスペインの産地で、雨が多く冷涼な気候と、
谷底にシル川が流れる急勾配の畑、
さらにスレート土壌で育ったミネラル感豊かな
メンシア種の赤ワインで人気が出始めているんです。
地中海沿岸のカタルーニャ州出身のトニとミケルの
コカ・イ・フィト兄弟は、
リベイラ・サクラ地方を写真で見たことはあったものの、
初めて訪れた時その素晴らしい景観や土壌に
大変心動かされたそうです。
兄トニ曰く、
「地元カタルーニャのプリオラートと共通するスレート
(粘板岩)土壌でありながら、まるで地球の裏側のような
独特の個性とポテンシャルを感じた。
難しさは予想できたが、
この地でのワイン造りに挑みたいと思った。」と、
このプロジェクトを始めた経緯を語っています。
その驚嘆と情熱をワインに閉じ込め、
2013年ヴィンテージを
ファーストリリースするに至りました。
まだデビューして間もないワインながら、
この2015年ヴィンテージはなんと何と!!英有力評価誌[デカンター]
誌にて堂々【91点】を獲得しているんです、
そのコメントたるや、
『実にクラシックなメンシアのワイン。
パワフルだが洗練され、きめ細かくタイトに引き締まっている。
フローラルを帯びたダークフルーツのアロマが広がり、
口中ではハーバルでプラムのような充実した味わい。
完成度高く、鮮やかで飲みやすい一本。』
しかも、2014年ヴィンテージは世界屈指のワイン評論家
ロバート・パーカー氏主宰[ワイン・アドヴォケイト]
および米有力評価誌[ワイン・スペクテーター]誌双方
において、【90点】を獲得。
コカ・イ・フィト兄弟のワインを飲んだことのない方も、
ぜひとも一度お試しください。
見惚れるほどの透明感ある美しいガーネット色。
フレッシュなイチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、
アサイーなどの甘酸っぱいフルーツのアロマ。
さらにシナモン、ナツメグ、クローブの甘いスパイス、
ハーブやバルサム のクリーンな清涼感、
ヨーグルト、ミネラルの印象もあります。
口中ではメンシア種らしい冷涼感ある凝縮した果実味、
きめ細かくシルキーなタンニン、酸は上質かつ繊細で、
豊富に含まれています。
なめらかで軽やかな口当たりながら、
キュッと引き締まってタイトな飲み心地。
リベイラ・サクラらしいシリアスな渋みと
硬質なミネラル感、淡い旨み。
エレガントでクリーンな余韻が長く続きます。
色合いの通り、透明感あるクリアな味わいの一本。
グリーンスペインらしく、山のミネラル豊かで、
濡れた石のようなしっとりとした湿度の高さを感じる赤ワインです。
ブルゴーニュのピノ・ノワールを連想させるスタイルですが、
似せて造っている訳ではなく、
リベイラ・サクラ産メンシア種の赤ワインの個性を
存分に表現した逸品です。
適温はセラーから出したての13~14℃前後で、
タイトな冷涼感を味わってみてください。
合わせたいお料理は、豚肉と野菜の洋風煮込み、
ポークビーンズなど、温かい煮込み料理に良く合います。