信頼あるワインガイド【ワインスペクテイター】誌が、
なんと91点という高得点を付けた極旨ラングドック。
このヴィンテージは、大当たり年の2009年、
そして今、8年の熟成を経た素晴らしい飲み頃。
ゆっくりと美しく熟成した南仏ワインを、
じっくりと味わう・・・それは想像以上にエレガンス。
このワインで、そのめくるめく世界にトリップしてください。
そのワインの名は、
[マス・ベルゾー レ・コトー 2009]
ボルドーの格付け2級シャトー[ピション・ロングヴィル]や
ポートワインの[キンタ・ド・ノバル]など、
数々のトップワイナリーを所有するアクサ・ミレジム社が
このワイナリーのオーナーになったのが、2002年のこと。
しかし、アクサ社のディレクターであるクリスチャン・シーリー氏は、
その何年も前から南仏ラングドックの地を調査し、
コーという村にある小高い丘にこの場所を見つけたのでした。
日当たりのよい65haのブドウ畑には、シラーを中心に、
グルナッシュ、ムールヴェードルなどの南仏品種が植えられており、
所有するトップワイナリーと同様の高い技術で栽培を管理、
そしてそのポテンシャルに満ちた最高のブドウを
活かすワイン造りが行われています。
今回ご紹介するのは、フランスの他の銘醸地と同様に大当たり年と
なった2009年ヴィンテージ。
そして8年の熟成を経たいま、素晴らしい状態の飲み頃を迎えています。
その味わいは、
『まったりと濃密なカシスにブラックベリー、プルーンのコンポート、
さらにリコリスやシナモンのスパイシーなニュアンスに、オーク樽の香ばしさ。
甘やかで濃厚なアロマが力強く香り立ち、思わずくらくらと圧倒されそうです。
その味わいは、どっしりと肉厚で存在感たっぷり。
よく熟れた果実のとろけるようなふくよかさに、
緻密なタンニンと柔らかな酸が絶妙に溶け合い、
デカダンスを感じるほどに密にして奔放。
ベルベットのような舌触りでほどよく重厚な飲み心地なのに
どこか軽やかさもあり、それが不思議な魅力。
まろやかな旨みと、コーヒーやスパイスが漂うアロマの余韻も心地よく、
酔い心地がふわりと楽しいワインです。』
驚くほどに優雅で深みのある味わいに、
思わずはっとさせられてしまう熟成南仏ワイン。
子羊のラグーやジビエ料理にもあわせたい、
ちょっと印象的な飲み心地です。