コントレラス・ルイスの珠玉の赤ワイン。
その名も、
[コントレラス・ルイス・バジェオンド 2016]
砂質と白亜質の混じった土壌で栽培された樹齢20年~35年のシラー種100%。
最も古い樹は、現当主で醸造家のホセ・ ホアキン・コントレラス・リヘロ氏の祖父が
1980年代初頭に植樹しました。
収穫は丁寧に手摘みで行い、20kgのカゴに積みます。
1ヘクタール当たり5,000kgのブドウを収穫し、畑で選果を行います。
24℃に維持したステンレスタンクで15日間マセラシオンとアルコール発酵、
さらにマロラクティック発酵を行います。
その後、ミディアムトーストのフレンチオーク樽
(新樽20%、2年使用樽60%、3年使用樽20%)に移して
6ヶ月間澱と共に熟成させます。
年産わずか3,000本の貴重な一本を早速試飲してみました。
プラム、クランベリー、アセロラのフレッシュな赤果実が豊かに香ります。
さらに梅ジャムのような甘酸っぱくチャーミングなアロマも。
リコリス、クローブのスパイス、
樽の印象は控えめながら微かに甘香ばしさが漂います。
口に含めば、赤果実の新鮮な果実味とフレッシュで
上質な酸が口いっぱいに広がり、味わいもチャーミングそのもの!
タンニンはシルキーでしなやか、きめ細かく溶け込んでいます。
スパイシーでビターな余韻も長く続き、満足感のある飲み応え。
シラー100%ながら親しみやすく、食事に良く合う赤ワインです。
パワフル過ぎない飲み口ですので、
豚肉や鶏肉のソテー梅肉ソース添えや、餃子、酢豚、青椒肉絲など、
和食や中華にも良く合います。ぜひお試しくださいませ。