あの十万円超[ル・パン]に勝ち、そして漫画『神の雫』に
登場したことで超入手困難となってしまったワインといえば、
[シャトー・ピュイゲロー]
[シャトー・ピュイゲロー]といえば、あの世界的ワイン
評論家ロバート・パーカーさんが高得点をつけ激賞し、
今ではフランスでもワイン商や愛飲家たちがこぞって買
い占めに奔走するというワイン。
その[ピュイゲロー]が密かに造るとっておきのセカンドワイン。
このワインを造るのは、
かの[ル・パン]を所有するティアンポン一族である
二コラ・ティアンポン氏。
じつはニコラ・ティアンポン氏は、[ピュイゲロー]のほか、
驚異のハイスコアをたたき出す超人気[パヴィ・マカン]や、
サンテミリオンの実力派[ラルシ・デュカス]などを所有し、
素晴らしいワインを生み出す凄腕醸造家。
そんなボルドー有数の凄腕が、『この産地の最高傑作』
とパーカーさんが激賞する[ピュイゲロー]の樹齢の若い
ブドウから仕込む激旨セカンドが、
この[シャトー・ロリオール]なんです。
ティアンポン氏自身、
「近年はテロワールへの理解も一層深まり、
より良いワインが出来るようになった。」と
語るこの[シャトー・ロリオール]ですが、
ブドウの完熟をとくに重視しているため、
この地域ではもっとも収穫が遅いのだそうです。
以前はメルローを主体にカベルネをブレンドしていましたが、
数年前からはこの地に最適な品種であるメルロー100%で造られており、
ふくよかな果実味としなやかなボディ感をたっぷりと
満喫できるワインに仕上がっています。
その味わいは、
『深遠にして濃密なカシスの香りに、ラズベリーのふくよかさと
チェリーの魅力的な甘酸っぱさ。
バニラやシナモン、そしてリコリスのスパイシーな刺激に、
ほんのわずかにトリュフや革のニュアンス。
刻一刻と変化するアロマの世界に思わず引き込まれてしまいます。
その味わいは、濃厚にしてエレガント。
落ち着きすら感じさせる完熟の果実味と
いきいきとした酸のバランスが見事。
そして緻密なタンニンと相まって重層な飲み心地。
“中身の詰まった”とでも表現したい肉厚なボディ感を
心地よい渋みが優しく引き締めており、飲み応えたっぷり。
ふくよかな果実味の余韻とほろ苦さの対比が印象的です。』
ボルドーらしいタンニンの存在感で、飲み応えしっかり。
豊満な果実味とエレガントな渋みの絶妙なバランスが光る
素晴らしいワインです。
牛ステーキや鴨肉のコンフィと相性抜群。
抜栓後に少し時間をおいてから楽しむと、
より一層美味しさが増します。
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