クロズリー・デ・アリズィエ ブルゴーニュ・シャルドネ・タストヴィナージュ 2015

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ブルゴーニュ好きのお客様なら、
【シュヴァリエ・ド・タストヴァン(ブルゴーニュの利酒騎士親睦団)】、
さらには【タストヴィナージュラベル】を目に、
あるいは耳にされ、既に経験済みの方も多いかと思います。

毎年春と秋の2回、あの有名な「シャトー・デュ・クロ・ド・ヴージョ」で催される騎士団の集会。
そこで、ブルゴーニュの生産者やネゴシアン(酒商)から出品されたワインの中から、
優れたワインを選び、いかにもブルゴーニュの伝統を感じさせる彩り鮮やかで美しい
【タストヴィナージュラベル】を与えるという、ブルゴーニュで最も重要な選評会の一つ。

この制度は高品質なブルゴーニュワインを世界に広めるために1950年より実施され、
総勢250名以上の審査員により、全てブラインド・テイスティングで選ばれた上質のワインのみ、
この称号をラベルにつけることが許されるのです。
従いまして、まさに優良ワインにのみ許された、
所謂ブルゴーニュのプロたちによるワンランク上の【お墨付き】ラベルなんです。
ちなみに、この【タストヴィナージュ】に認定されるのは、
例年出品された全体の僅か約3分の1程度、
そして、今回ご案内のワインはその難関を見事クリア。
伝統的な【タストヴィナージュ】のラベルが誇らしげに貼られているんです。

素材となったシャルドネは、ブルゴーニュ北部シャブリ近郊と南部マコネの、
距離は離れているものの、ミネラルに特徴を持つブドウをブレンドしたもの。
合計5haの畑で栽培された樹齢30年のブドウを手摘みで収穫。
ステンレスタンクでの低温発酵後、貯蔵タンクにて8ヶ月の熟成後に瓶詰め。
それが、2016年の利酒騎士団の集会において見事選出され、
【タストヴィナージュラベル】を貼ることが許された、
ブルゴーニュのプロたちお墨付きのワインなのです。

しかも、ヴィンテージの2015年はブルゴーニュ白の大当たり年。
この年のブルゴーニュ白には、
【ワイン・スペクテーター誌】最新ヴィンテージチャートで【93~96点】に、
『熟して、コクがあり、肉付きがよい。』のコメント。
また同じアメリカの【ワイン・エンスージアスト誌】でも
【94点】のハイスコアの、いわゆるかなりのグレート・ ヴィンテージなんです。

その味わいたるや・・・、
『やや深みのあるイエローゴールドの色合い。
そして、 当たり年のシャルドネらしいフルーティーで
適度の甘み を持つ芳醇な果実味に、
グレープフルーツやアカシアのニュアンスを持つ深い香り。
それにステンレス発酵特有のフレッシュな酸味と、
ブドウの産地由来の豊かなミネラル感が見事に調和し、
エレガントな辛口白に仕上がっ ています。
なお、コクと肉付きが見られるこの2015年産は、
口当りもまろやかでステファン氏の力量の片鱗が感じられる1本です。
このシャルドネは、
白身魚のカルパッチョ、ハム、パテ・ド・カンパーニュ、
リエット等のシャルキュトリー、魚介のソテーや、
鶏胸肉の料理などと相性が良いでしょう。』




クロズリー・デ・アリズィエ ブルゴーニュ・シャルドネ・タストヴィナージュ 2015