カレラ・ジェンセン・ピノ・ノワール 2017

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[カレラ]が【カリフォルニアのロマネ・コンティ】と呼ばれるようになったのは、
今に始まったことではありません。
かの有名なるワイン評論家ロバート・パーカーさんが事あるたびにカレラのワインを絶賛し、
高い評価を与える数少ない生産者です。

たとえば、
1999年発刊の第5版[パーカーのワイン・バイヤーズ・ガイド]および
1993年の第3版[ワイン・バイヤーズ・ガイド]の両方ともに
【ピノ・ノワールのベスト生産者】として挙げられているのは、
カレラとモンダヴィのみ!。

そして2003年には、なんとカレラの1987年から現在までのヴィンテージ約60本をテースティングし、

『新世界のみならず、地球上(Planet Earth)で
最強のピノ・ノワールのスペシャリストのひとつであることは間違いない』
と手放しで大絶賛。

パーカーさんがひとつのワイナリーのワインに、
これほどまでに時間を割いてテースティングしコメントすることは、
まさに異例中の異例。
それほど、カレラのワイン造りに多大なる評価をしているのです。

しかし、カレラを評価するのはパーカーさんだけではありません。
ワイン・スペクテーター誌をはじめとするワイン評価誌のみならず、
ニュー・ヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルなどの
一般紙にもたびたび取り上げられているんですが、
しかし、中でもジェンセンさんが自身が、これまでに最も光栄に感じたエピソードは、
目標とするフランス人ワインメーカーたちが大絶賛してくれたことなんだとか。

それは、それぞれのワインを持ち寄ってのワインメーカーたちの
懇親をかねた視察旅行に参加した時のことだったんです。
いくつものジョークが飛び交い、笑い声が絶え間ない、ひどく賑々しいディナーの席上、
彼のワインが回り始めると、次第に静かになっていき、
最後はシーンとしてしまったのだそうです。
そして旅行が終わるまで、代わる代わるやってきては、
『おめでとう!素晴らしかったよ。凄いワインを造ったね』
と賛辞の嵐だったのだとか。
アメリカ国内のみならず、フランスおよび全世界で
これほどまでに評価されるピノ・ノワールの生産者は、
間違いなく他には見当たりません。

特にブルゴーニュファンの間では人気の高い[ドメーヌ・ドゥジャック]のジャック・セイス氏は、
『10年、15年という熟成を経たワインを飲んで、
ブルゴーニュのトップワインと比べられるのはカレラのみ』
とまで言い切っているんです。

そんな、世界でも最も認めれたカリフォルニア・ピノ・ノワールの
作り手とも言える[カレラ]のフラッグシップは、
なんと言ってもオーナーの名前を冠した【ジェンセン】。

現在、単一畑としては6つあるのですが、
オーナーであるジョシュ・ジェンセンさんの父親に敬意を表してつけられた
この畑の一部は、1975年のカレラ設立に先立ち、
1974年に実験的に植えられた畑をも含む最初のもので、
カレラのフラッグシップとしてふさわしい味わいと
名声を現在に至るまで保ち続ける最高峰畑。
まさに【カリフォルニアのロマネ・コンティ】
という異名をつけられるカレラの中でも最も人気の高いのが、このワインです。
ぜひ、ご堪能ください。


カレラ・ジェンセン・ピノ・ノワール 2017
赤ワイン アメリカ カリフォルニア 750ml 辛口