熟成14年のシャルドネ100%のご紹介です。
カリフォルニアの老舗造り手として知られる[セインツベリー]の
名醸畑として知られるブラウンランチ畑から造られたトップキュベ。
ワイナリー蔵出しの特別品で状態もよく、熟成15年を経て、
古酒らしい風格のある味わいとなっており、古酒好きにはたまらない味わいです。
それが
[セインツベリー・ブラウンランチ・シャルドネ・カーネロス 2006]
カリフォルニアのナパ・ヴァレーの中でも、
早くからブルゴーニュ品種の産地として有名となったのが、
ナパの南にあるカーネロス地区。
カーネロスの南には、サン・パブロ湾という太平洋につながる湾があり、
そこから吹き込んでくる冷たい海風が、
両脇を山に挟まれたナパ・ヴァレーを一気に吹き抜けていくので、
南が冷たく冷涼で、ピノ・ノワールやシャルドネといった
ブルゴーニュ品種の栽培に適しています。
そのカーネロスを有名にしたのが、[セインツベリー]です。
共同創業者であるディック・ワードとディヴィッド・グレイヴスは
ブルゴーニュ品種の理想の地を探し求めてカリフォルニア中を旅し、
カーネロスがナパのサブ・リージョンとして認定されたばかりの時に、
この地のポテンシャルを確信し、ここにワイナリーをつくったのでした。
彼らのエレガントなスタイルはたちまち話題となり
1983年ホワイトハウスでのエリザベス女王歓迎晩餐会でサーヴされるまでに。
カーネロスのポテンシャルは世界が注目するところとなり、
例えば、シャンパーニュ・メゾンであるテタンジェは、
1989年にドメーヌ・カーネロスを設立するなど、
その名声を確固としたものになっていきました。
今回ご紹介するこのワインは、2006年当時、
自社畑であった[ブラウン・ランチ]のシャルドネを使ったトップ・キュベです。
すでに約14年の月日がたっていますが、
ワイナリーに保管されていた蔵出しの特別品で状態もよく、
古酒好きにはたまらない風格のある味わいとなっておりました。
『色はブラウンが入り熟成を感じさせる色あい。
黄桃やカラメル香、ナッツなどのフレーバーがあり複雑。
酸味は穏やか。口当たりもまろやかで、
古酒好きにはたまらない複雑なフレーバーが楽しめます!』
※古酒のため、コルクがもろくなっておりますので、開ける際には十分にご注意ください。
セインツベリー・ブラウンランチ・シャルドネ 2006
【アメリカ】【カリフォルニア】【ナパ・ヴァレー】【辛口】【古酒】【14年熟成】【白ワイン】