今や、バリューワインの中でもダントツナンバーワン
と言えるほどの勢いをもつブランドと言えば、[コノスル]。
コノスルの最上級シリーズとして造られる[20バレル・シリーズ]。
今回ご紹介するカルメネールも、地元有力評価誌デスコチャドスにて、
【95点】&【ベスト・カルメネール】【ベスト・ピューモ産ワイン】のタイトルを獲得しています。
カルメネールは、今ではチリを代表する品種となっていますが、
もともとは、ボルドー原産の赤品種で、18世紀頃まではメドックでも盛んに栽培されており、
成功すれば素晴らしいブドウができていたのですが、
実をつけることが難しく、熟すのも遅く、収量が低いために次第に植え替えられていき、
今ではボルドーではほとんど栽培されることがなくなっています。
その後、カルメネールはチリへとわたり、長らくメルローと間違われて栽培されていましたが、
遺伝子検査の調査で1991年にボルドー品種のカルメネールだとわかった品種です。
メルローのしなやかな果実味とカベルネのようなパワーとストラクチャーの両方を兼ね備えた魅力があり、
今では世界的にも人気の高い品種となっています。
カルメネールは、カチャポール・ヴァレーのピューモ・エステートと呼ばれる
肥沃な粘土質土壌をもつ畑のブドウを使っています。
畑は丘陵に位置し、収穫の時期には雨が少ないという特徴があります。
『濃厚な果実味が楽しめるしっかりとした骨格のフルボディのワイン。
よく熟したブラックベリー、プラムなどの凝縮感のある果実の香りに、
ピーマンような青さやカカオのニュアンスがはっきりと感じられ、
カルメネールらしい味わいが楽しめます。
リッチでフレーバーのたつ果実感とアルコールのバランスのいいワインです。』