パゴス・デル・ガリア・メンシア 2018

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[クネ]とはワイナリー名である
コンパニア・ビニーコラ・デル・ノルテ・デ・エスパーニャの通称で、
スペイン本国はもちろん、全世界のワインのプロおよび愛好家で知らない人はいない老舗中の老舗。

スペインで最も伝統的な銘醸地にして特撰原産地呼称(D.O.Ca.)リオハの
リオハ・アルタ地区のアロに位置する家族経営のワイナリー。
アロにある醸造所は1879年に設立し、
以来ひたすら品質の高いワインを生産することに力を注いできました。

設立からおよそ130年間、伝統と革新を2本柱に成長し、
今ではより良いワインを造りそれを世界中に知ってもらうことを指針に、
世界4大陸90カ国以上に輸出する、
スペインワインを代表するワイナリーのひとつとなっています。

その評価はケタ違いに素晴らしく、ワイナリーを代表する[クネ]ブランドは、
なんとスペイン王室から国旗をモチーフとしたロゴの使用を許された、
スペインを代表するワイナリーのひとつ。
まさに王室お墨付きブランドとして君臨しているんです。

そして今回ご案内の[パゴス・デル・ガリア]は、
北西スペインの産地バルデオラスで140年のブドウ栽培の歴史を持つ造り手、
ビルヘン・デル・ガリアの作品。
2017年にクネ・グループの傘下に入りました。

今回ご案内の[パゴス・デル・ガリア・メンシア]は
ブルゴーニュで例えるとプルミエ・クリュ(一級畑)に相当する品質で、
パゴとは畑の区画を指しています。
その名の通り良い区画のブドウのみを使用した一本。

もちろん中身はお墨付きで、
この2018年ヴィンテージはジェームス・サックリング【90点】獲得。

『肉、スパイス、ベリー、ドライフラワーのアロマ。
まろやかでジューシーなタンニンのミディアムボディで、
フレッシュで親しみやすい。
かすかに土っぽいフィニッシュ。美味しい。』

これまでのヴィンテージも、
ここ日本で活躍するスペシャリストな女性審査員のみで審査される、
日本最大級のワイン品評会[サクラアワード]において銀賞獲得。
さらにワイン愛好家に支持されるワイン・マガジン『WINE-WHAT!?』の特集
[3,000円以下バリューワインコンクール]において銀賞を獲得するなど、
じわじわと評価が集まってきているんです。

その中身はと言えば、標高700mの高地畑で栽培された樹齢25-30年のメンシア100%。
丁寧に手摘みで収穫し、アメリカンオーク樽で6か月間熟成させた贅沢キュヴェなんです。

輝きのあるダークチェリーレッド色。
チェリー、ラズベリー、カシスなどの凝縮した赤果実、
バルサミコ酢やスパイスの香り。
ほのかなトースト香が心地よく、期待感が高まります。
口中ではフレッシュかつフルーティー、緻密な果実味。
繊細な酸が豊富に含まれています。
シルキーなタンニンでありながら骨格のしっかりした赤ワインです。

適温は16-18℃。

グリルしたソーセージ、チキンのトマト煮込み、
トマトクリームのパスタなどに合わせてお楽しみくださいませ。


パゴス・デル・ガリア・メンシア 2018
【スペイン】【赤ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】