造り手であるキャッスル・ロックは、
1994年に高騰するカリフォルニア産のワインの中でも
『メダルを取れるような品質の高いワインを手頃な価格で楽しめるように』
というコンセプトのもと、ネゴシアン・スタイル(
すでに仕込まれた樽を購入してブレンドする)で設立されたワイナリーです。
設立当初より非常に高い評価を得て、ワイナリーは順調にその規模を広げ、
今では、90%のワインを契約農家から買い付けたブドウを自分たちで醸造する、
というスタイルになっていますが、
本来の『コンテストでメダルをとれるような品質の高いワインを手頃な値段で』
というコンセプトは変わらず、
ワイナリーや独自のテースティング・ルームなどの大規模な設備をもたずに、
スタッフも最小限で醸造を行っています。
カバーする産地もナパにとどまらず、
南はパソ・ロブレ、北はオレゴンやワシントンの優良生産者と契約を結んでブドウを入手しており、
特にピノ・ノワールは、それぞれのテロワールを表現する多彩なラインナップを持っており、
高い評価を得ていて、これまでにも数々のメダルを獲得しています。
ピノ・ノワールを使ったロゼも人気のアイテムで、
こちらはモントレー産のピノ・ノワール100%で醸造。
気温の低い夜間に収穫して、そのまま圧搾機に直行。
ほどよい色を抽出する程度に圧搾しています。
その味わいは、
『香りはラズベリーやすみれなどが香り、
口に含むと、イチゴやラズベリーなどもあり、
ピノ・ロゼらしいフレーバーです。
落ち着いた酸味とほのかな苦みもあり、
様々なシーンで活躍してくれること間違いない
使い勝手のいいロゼです。』