ボセト・デ・エクソプト・リオハ 2019

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仏ボルドー出身のトム・ピュユーベール氏は
地元ボルドー製のバリック樽をリオハの
ワイナリーに販売する仕事をしていました。
リオハの醸造家と交流し親しくなるにつれ、
リオハの畑、気候風土、文化、さらには生活すべてに魅せられ、
2000年初頭ついに移住。
2003年にこのボデガス・エクソプトを友人たちと立ち上げました。
現在では21haの畑を所有し、夢を実現させたピュユーベール氏。
リオハでの活動に深く根差し、築いたネットワークを維持するために
バリック樽販売の仕事も継続しつつ、リオハ・アラベサの
テロワールを表現するワイン造りを追求しています。

この[ボセト・デ・エクソプト・リオハ 2019]は
ガルナッチャ50%、テンプラニーリョ40%、グラシアーノ10%のブレンド。
リオハ・アラベサの標高450mの畑から収穫した
樹齢30~60年のブドウを使用しています。
土壌は小石の多い砂質。
丁寧に手摘みで収穫し、22℃に維持したステンレスタンクと
コンクリートタンクでアルコール発酵とマセラシオンを施します。
熟成はコンクリートタンクとオーク樽で8か月間行います。

輝きのある美しいガーネット色。
イチゴ、ラズベリー、カシス、ブルーベリーの赤~黒果実のフレッシュなアロマ。
さらにピンクペッパー、クローブ、リコリスのスパイス、
スミレの華やかなフローラル、ミネラルの印象もあります。
リオハらしい甘酸っぱい赤果実の果実味はとても凝縮しており、
繊細で上質な酸もたっぷり含まれています。
軽やかでしなやかなタンニン、線が細くエレガント、快適な飲み心地。
樽の印象は微かに感じるほどで、とても洗練されている味わいです。
心地良いビター味とミネラル感が余韻にも長く続き、満足感の高い一本。
口当たりは優しくエレガントなのに、しっかりと飲み応えのある
フルボディのリオハワインです。

適温は14~16℃。
マッシュルームのアヒージョ、トマトソースを添えた
スペインオムレツなどのタパスから、ローストポーク、
紅茶豚などのメイン料理まで幅広く合います。


ボセト・デ・エクソプト・リオハ 2019
【スペイン】【赤ワイン】【フルボディ】