造り手は、全米にその名を轟かせるナパの老舗ワイナリー[デリカート・ファミリー]
1924年にイタリア人移民のガスパール・インデリカート氏によって設立されて以来、
80年のうちにたちまちカリフォルニアを代表するワイナリーへと成長し、
これまでにロンドンで毎年開かれる[インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション]にて、
【US生産者・オブ・ザ・イヤー】を3度も受賞する優良造り手です。
3度も受賞しているのは、前例がなく、はじめての快挙という輝かしい実績なのです。
さらには【アメリカン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー】にも選出され、
個別のワインの受賞となると、もう数えきれないほど。
そんな[デリカート・ファミリー]のワインメーキングチームが、
ジンファンデルの古くからの有名生産地ロダイにて、
新たなワイン・ブランドに取り組んだのが、この[ナーリー・ヘッド]というわけです。
使われるブドウの樹齢は、なんと35年から85年という非常に古い樹。
(ラベルに書かれている、そのごつごつとしたブッシュ仕立ての樹は生命力を感じさせます)
それを手摘みで収穫し、丁寧に仕込まれた、手間隙かけた自信作です。
リリース以来、地元カリフォルニアのワインコンテストで金賞受賞するなど、
受賞暦も数々あり、[ワイン・エンシュージアスト誌]にて、
90点を獲得して【ベスト・バイ】の称号、
飲食業界誌[レストラン・ワイン]にて、4つ星を獲得するなど、
そのバリューの高さは健在です。
今回ご紹介する2019年ヴィンテージも
今や国内最大の規模となった【サクラ・アワード2021】にて、金賞を受賞しています。
その味わいは、
『色は少し濃い目のルビーレッド。
グラスに注ぐと、力強い果実の香り。
口に含むと、古い土、樹木などのフレーバーがきたあと、
プラムやプルーン、チェリーなどの果実、黒コショウやゴマなども感じられます。
力強く、濃厚でありながらも親しみやすく、
クラシカルなジンファンデルらしいよさが感じられるワインです。』