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ペイケ・ラモン・ヴァレ 2018

『このワインが造られているビエルソは粘板岩と花崗岩の土壌に、
大西洋に面していると同時に守られている、
とてもユニークで素晴らしい地域。
ワインはメンシア種を中心にセンセーショナルで
エキサイティングなワインが生まれている。
我々審査員も、この漆黒のワインから包み込まれるような、
荒々しいアロマティックな香りが気に入った。
勢いよく飛び込んでくる野生のプラムや山のハーブを思わせる風味、
ピュアなベルベットのようなキメの細かい飲み口が、
ありえないほど見事に調和している数少ないワインです。
今年のBest In Showに選ばれたワインの中でも、
このワイン以上に長い余韻で背筋が凍るほど
心を奪うような美しさを持つワインは殆どありません。』

世界トップレベルのワイン専門家たちの心を奪い、
物凄い評価コメントともに究極の栄誉「Best In Show」に
輝いた全世界16,518本の頂点!

昨年開催された【デキャンター・ワールドワイン・アワード 2020】において
≪プラチナ賞 97点≫を獲得し、さらにそのプラチナ賞を獲得した全ワインの中から
ベスト中のベストを決める「Best In Show」を勝ち取った正真正銘の怪物ワイン!

【デキャンター・ワールドワイン・アワード 2020】は、
37名のマスター・オブ・ワインと9名のマスター・ソムリエを含む、
116名の世界トップレベルのワイン専門家たちが、厳格なガイドラインのもと、
世界16,518本のワインをブラインドテイスティングし評価した一大イベント。

その中でも、僅かに0.3%しか獲得出来なかった栄誉、プラチナ賞のさらに上、
TOP中のTOP、ベスト中のベスト「Best in Show」評価を獲得した、
まさに世界トップに輝いたワインが限定入荷。

今年の「Best in Show」を勝ち取ったワインは、
世界トップレベルのワイン専門家が3回に分けて試飲し、
全世界16,518本のワインのうち僅か0.3%(50本)ほど。

ファースト審査で金メダルを獲得したすべてのワインを再試飲し、
セカンド審査で最も優れたワインにプラチナメダルを授与。
そして最終日のサード審査では、すべてのプラチナワインを再試飲して
≪ベスト・オブ・ベスト≫を決定し、
最も優れたワインに「Best in Show」を授与します。

「The Best in Show is the ultimate accolade at the Decanter World Wine Awards.
ベスト・イン・ショーはデキャンター・ワールドワイン・アワードにおいて究極の栄誉」
と語られるほど、非常に難関で名誉ある称号なんです。

なんと物凄いワインなんでしょうか・・・。
今回、3回のテイスティングで厳正に審査され、
スペインで「Best in Show」を勝ち取った赤ワインはわずかに2本!
トーレス・グラン・ムラーリェス 2016(約15,000円)と、
この「ペイケ・ラモン・ヴァレ 2018」だけなんです。

スペインでもトップクラスの高級ワイン、グラン・ムラーリェスと肩を並べて
今回ご紹介のワインが≪ベスト・オブ・ベスト≫に輝いているんです。

その名も
ペイケ・ラモン・ヴァレ 2018

造り手はボデガス・ペイケ。
ビエルソ地域の人口200人に満たないバルトゥイエ・デ・アバホ村に
1999年創設された小さな家族経営ワイナリーです。
3世代にわたって紡がれる、この地域のテロワールと
伝統を体現したワインを生産しています。
祖父の名を冠したこのワインは、前世紀半ばに祖父が耕したブドウ畑から造られており、
年産はわずかに3万本ほど。
標高450m~580mの丘陵地帯で育まれた樹齢55年ほどのメンシアから生み出されています。
収穫はすべて手摘み、温度管理されたステンレスタンクで15日間の発酵後、
約7ヶ月間フレンチオーク樽で熟成されています。
ボトリング後も3ヶ月間以上の熟成を経てリリースされます。

その味わいは、
『見通せないほど濃い紫黒色、とても上品なカシス、
ブラックベリー、プラムなど黒系果実の香り、
ハーブやコショウなどのスパイシーさ、
ほのかにスモーキーな香りがふわっと立ち上がります。
味わいはしっかりと熟した果実の凝縮感、豊かな酸味とミネラル感、
洗練したすっと伸びるような骨格に支えられ、
旨みと共に大きくゆったり広がります。
シルキーな柔らかい質感、熟成のポテンシャルも感じさせる
タンニンも素晴らしく、 余韻もとても長く続きます。
スケール感のある力強さと気品あるエレガントさを兼ね備えた
非常に出来の良いワインに仕上がっています。
お薦めのマリアージュはローストした鶏肉、
鳥系、鹿肉等のジビエなどと是非。』

ビエルソ地域はスペイン北西部に位置し、
長らく注目されていなかった地域ですが、
近年では新進気鋭のワイナリーとともに
非常に素晴らしいワインが生み出されており、
シンデレラ産地とも言われ注目を集めている産地。
黒ブドウ品種はこの地固有品種のメンシア種が大半を占めています。
メンシアの歴史も非常に古く、中世時代に巡礼者により
ビエルソの地にもたらされたと言われています。
スペインのピノ・ノワールとも言われるメンシアは、
アロマティックで気品があり、豊かなボディと
繊細さを兼ね備えたエレガントな味わいが特徴です。

そんな注目産地、注目ブドウ品種の中でも、
今回ご紹介のペイケ・ラモン・ヴァレは
遂に世界トップクラスの評価を叩き出した、
全世界のワインの中でも、今最も注目すべきワイン!

『センセーショナルでエキサイティングなワイン』
『我々審査員も気に入った』
『ありえないほど見事に調和している数少ないワイン』
『これ以上に心を奪われるような美しさを持つワインは殆ど無い』

などなど、世界的ワインの権威、
マスター・オブ・ワインにマスター・ソムリエも驚嘆し、
有らん限りの言葉で褒め称えた味わい!


ペイケ・ラモン・ヴァレ 2018
【スペイン】【赤ワイン】【750ml】【ミディアム寄りのフルボディ】【辛口】

シャトー・ブルデュー 2019

『華やかで深みがあり、とても広大なワイン。
豊潤でフレッシュなみずみずしい森の果実を思わせる香りがあります。
溢れ出るようなブラックベリーやキイチゴなどのバラ系の小さな果実に、
カシスなどの果実、そして甘いスパイスの風味が連なります。
時間が経つにつれ、さらに輝きを増すであろう素晴らしいワインです。』

こんなコメントともに、
年に一度の祭典【デキャンター・ワールドワイン・アワード 2020】において
<97点>というとてつもない評価とともに<プラチナ賞>を獲得した驚異のボルドー。

この97点という評価はボルドーワインの中でトップタイ
さらに数あるボルドーワインの中で、格上クラスの高級ボルドーと肩を並べて
ベスト・オブ・ボルドーTOP20にも選出!
世界屈指のワイン専門家たちが 有名ポイヤックやマルゴーのワインとともに、
このボルドーを選び、惜しみない賛辞を贈った、まさに怪物ボルドーなんです。

デキャンターのワールドワイン・アワード2020は、
37名のマスター・オブ・ワインと9名のマスター・ソムリエを含む、
116名の世界トップレベルのワイン専門家が、厳格なガイドラインのもと、
世界16,518本のワインをブラインドテイスティングし、厳正に評価!
そのうちプラチナ賞に選ばれたのはわずかに178本と1%ほど。
世界有数のワインや高級ワインが名を連ねる中、ブライのボルドーが
選ばれるという快挙を成し遂げたんです!

その名も、
[シャトー・ブルデュー 2019]

このワイン、前回ご紹介した2017年ヴィンテージも<金賞を最大で10個>も
獲得するという前代未聞の快挙を成したとてつもないボルドーなんですが、
今回ご紹介の2019年も、デキャンターにおいて97点という圧倒的評価!

さらに、今回も早々に 【ブリュッセル金賞】【ジルベール&ガイヤール金賞】
【リヨン金賞】【チャイナ・ワイン&スピリッツ金賞】 と、
早くも金賞を4つも獲得しているんです。

まさに世界中のワイン評論家、ワイン専門家、ワイン愛好家たちが
こぞって太鼓判を押し、高評価絶賛をし続けている怪物ボルドー。

その味わいたるや、
『艶めくカシスの香りにふわりと漂うモカ、ヒバやモミの
木の清々しさの後にはダークチェリーの深み。
一口飲めば黒々としたベリーの凝縮感。
落ち着きのある酸と緻密なタンニンが生み出すエレガントな飲み心地。
リッチな果実味の奥で柔らかな樽香が膨らみ、
ほどよい渋みが満足感たっぷりの飲みごたえをもたらしています。
牛ステーキ、ローストビーフなどの料理と相性が良いでしょう』

ブドウ本来の旨みを最大限に引き出した美味しさと
柔らかなタンニンに包まれたエレガントさが混然一体となった
他と一線を画すような素晴らしいワインなんです。

造り手のブルデューは、1464年からの歴史を持つ非常に伝統あるシャトー。
ジロンド川右岸のブライ・コート・ド・ボルドーでワインを造り続けてきた、
この地域では最古のワイナリーのひとつ。
シュヴァイツァー家によって所有されており
現オーナーのリュック・シュヴァイツァー氏と二人のご子息、
ルドヴィック氏とリチャード氏がブドウ栽培から醸造までを手掛けています。
彼らのワイン造りに対する想いは熱く、
ブライのテロワールを表現した素晴らしいワインを生み出しており、
その造りは精巧なものとなっています。

ジロンド川の右岸、日当たりの良い南~南西向きの丘陵地の斜面に広がる、
ライムストーンと砂利質の土壌で育まれた、
平均樹齢25年ほどのブドウ木から収穫されたブドウを
温度管理されたステンレスタンクで醸造、
熟成は樽を使わずステンレスタンクで12~24ヶ月もの長い間、
しっかりと熟成させてからリリースされます。

その確かな造りは世界屈指のワイン専門家たちを魅了し、
数あるボルドーワインの中から、ベスト・オブ・ボルドーTOP20に選ばれ、
ボルドーワインTOPタイとなる驚異の97点を獲得した衝撃の怪物ボルドー
2倍、いや3倍以上する高級ボルドーと肩を並べるとてつもないワインです。

絶対に凄い!絶対にオススメ!
なにはなくとも、赤ワイン好き、ボルドー好きの方は飲んでいただきたい1本。


シャトー・ブルデュー 2019
【フランス 】【ボルドー】【赤ワイン】【750ml】

ゴールデンアイ・アンダーソン・ヴァレー・ピノ・ノワール 2017

今やカリフォルニア・ピノ・ノワールを代表する一本ともなったワイン!

過去にはオバマ大統領の2度目の大統領就任式にも登場して話題となり、
今ヴィンテージも評価誌92点&年間ベストUSピノ・ノワールに
選出されている安定度抜群、上質な果実味が持ち味のピノ・ノワールです。

それが
[ゴールデンアイ・アンダーソン・ヴァレー・ピノ・ノワール 2017]

ナパの老舗ワイナリーである[ダックホーン]
もともとはメルローをはじめとしてボルドー品種の造り手でしたが、
ワールドクラスのピノ・ノワールを造ることを目的に1997年に、
当時、まだ注目されていなかったアンダーソン・ヴァレーに畑を購入しました。
とはいえ、アンダーソン・ヴァレーにはフランスのロデレールが
ピノ・ノワールとシャルドネのポテンシャルの高さに目を付けて進出していましたが、
設立より20年以上を経て、この地を代表するワイナリーとなっただけでなく、
ワールドクラスのピノ・ノワールを生み出すという当初の目的を達成しています。

ダックホーンは、こうしたピノ・ノワールの実績をもとに、数年前には、
あの[カリフォルニアのロマネ・コンティ」とも呼ばれる[カレラ]も傘下に収めるなど、
ピノ・ノワールの造り手としての存在感を増しています。

ゴールデンアイの弟的ブランドとしてミグレーション、デコイ・ピノ・ノワールなどがありますが、
なんといっても安定の人気を誇るのがゴールデンアイ・ピノ・ノワールです。
アンダーソン・ヴァレーは、海からの影響を受けるのですが、
この地の3か所の自社畑を含む5か所の畑のブドウをブレンドし、
洗練された気品に溢れるワインとなっています。

フランス産の樽で16か月熟成、新樽比率は60%で
余韻に広がるチョコレートのニュアンスも心地いいアクセントになっています。
上質なピノ・ノワール特有のシルクのような口当たり、ラ
ベンダーやチェリー、スモモなどのフレーバーなどに引き込まれるワインです。
毎ヴィンテージ、高い評価を得ていますが、
このヴィンテージも[ワイン・アンド・スピリッツ誌]にて、
92点&【年間ベストUSピノ・ノワール】にも選出されています。

ちなみに、ゴールデンアイ・ワイナリーは、
環境問題にも高い意識をもっており、
カリフォルニアでわずか3つのワイナリーしか取得していないLEED
(Leadership in Energy and Environmental Design)の
ゴールド認証を受けています。


ゴールデンアイ・アンダーソン・ヴァレー・ピノ・ノワール 2017
【アメリカ】【赤ワイン】【750ml】【辛口】

ドメーヌ・ヌーメイヤー エデルツヴィッカー・J 2019

毎回少しずつ割合がかわりますが、
このヴィンテージで選んだ品種は、3種類。
メインの品種はピノ・グリ。
適度なボリューム感やリッチさがあり、
アルザスでは食事に合わせやすい品種として
真っ先に浮かぶ品種です。
それからピノ・ブランのようなニュートラルで
つなぎ役になってくれるオーセロワが比率の多さで続き、
軽やかさや香りのアクセントでミュスカをブレンド。
特に今回はピノ・グリの比率が多いので、
このワインのコンセプトである
日本人の味覚に合いやすい適度なボリューム感や
酸味の穏やかさを演出してくれます。 今
回は和食だけでなく、
ちょっとスパイシーな中華料理のお供にもよさそう。

日本の食卓では、欧米に比べて、
ビネガーや酸味の強いものを使う機会が少ないので、
あまり酸味が強いワインだと食事と合わせにくいと考え、
角がとれた酸味になるような品種構成にしました。
また、私たち日本人はお醤油やお味噌、お米の味になれているので、
口の中の広がりは旨味が広がるように、
ふっくらどっしりとしたものが美味しいと感じることが多いと思います。
そのような口中でのパレットの位置に合いやすく、
また色々なものを一度に食べることが多い、
日本の食卓にあいやすいように、複数品種にしました。
それぞれの品種の特徴がどこかに合ってくれるので、
万能に使いやすいようにしました。
様々なメインディッシュにも負けない味わい。

試飲の感想は、
「レモンというよりはオレンジ等の太陽の温かさを感じる香りが広がり、
味わいは果実のフレッシュでジューシーな完熟感、
ピノ・グリならではのリッチさとボリューム感があります。
角が取れた穏やかな酸味、後味にほんのり心地いい苦みを感じる。
余韻も素直に伸びが良く長く続きます。
パワーはあるけど、全体的にふっくら優しい印象。」
色々な食事に1年を通して万能に使えそうですが、
おすすめは特にとんかつ等の豚肉料理。串揚げのお供にも。
ブレンドなので色々なタイプのお料理に
合わせて表情を変えてくれるワインです。


ドメーヌ・ヌーメイヤー エデルツヴィッカー・J 2019
【白ワイン】【辛口】【750ml】【オーガニック】

ダックホーン・スリーパームズ・メルロー 2017

2017年度には、ワイン・スペクテーター誌95点&第1位獲得しましたが、
今ヴィテージはそれを上回る96点を獲得!

それが
[ダックホーン・スリー・パームス・メルロー 2017]

毎年、年末になると世界中のワイン関係者が注目するのが、
ワインスペクテーター誌年間トップ100のランキング!
2020年で32年間の歴史をもち、世界のワイントレンドをもかえる力をもつランキングです。

ワインスペクテーター誌が過去1年間に試飲した数万本のワインの中から、
90点以上の点数がつき、価格が高すぎず、生産量がそこそこあるワインを選びます。
そこから、ワインスペクテーター誌のテースターが一堂に集まり
再テースティングをして最終的に決めるというもの。

点数が高いだけではなく、そのポテンシャルや
感動といったものも考慮したエキサイティングなランキングです。

そして、2017年度に、その頂点となったのが
ダックホーン・スリー・パームス・メルロー2014でした。

今回ご紹介する2017年ヴィンテージは、それを上回る96点を獲得しています
(一度、第一位に輝いているせいか、2020年度の年間ランキングは、第15位です)。

造り手である[ダックホーン]は、ナパを代表する造り手のひとつですが、
もともとその名声を確立したのは、メルローです。

1976年代の創業当時に造られていた当時は、
畑名は入っていませんでしたが、
今回ご紹介する[スリー・パームス・ヴィンヤード]で造られたメルロー種を使っており、
まさに、ダックホーンの原点ともいえるワインなのです。

2011年には、ダックホーンがこの畑のブドウをすべて買い取る契約となり、
2014年にはダックホーンが畑を購入しました。
また、2014年からは、2003年からダックホーンで働いてきた
叩き上げのワインメーカーであるルネ・アリー氏がヘッド・ワインメーカーとなり、
最初のヴィンテージで[ワイン・スペクテーター誌]
年間トップという非常に名誉あるスタートをきったワインでもあります。

アリー氏によると、スリーパームスの畑というのは、
ナパのカリストーガ地区のすぐ南の比較的暖かいエリアにあり、
第一印象は、一般的に言われているメルローにいい条件ではないように感じられるのだそうですが、
ナパ北東部のセルビー・クリークからの火山性土砂でできた扇状地で、
ブドウの根が地中深く入り込んでいることが凝縮した果実を生んでいると考えられるのだそう。

アリー氏のきめ細かな感性で造られたこのワインは、
凝縮した果実味を持ちながら、エレガントにしあがっています。

その味わいについて、ワインスペクテーター誌では、
『パワフルでリッチ、複雑なワイン。
ブラック・カラント、ダーク・チェリー、
プラムタルトなどのフレーバーが融合し、
優しい中挽きのタンニンに支えられている。
余韻には石灰ローム質の特徴が心地よく広がり、
ブラックオリーブのニュアンスも感じらる。』
とし、96点という高得点で評価。
メルローのエレガントさとナパ果実の力強さをもつワインです。


ダックホーン・スリーパームズ・メルロー 2017
アメリカ 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口 96点 年間15位