ルモワスネ・ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ 2012

ブルゴーニュ屈指の富豪が、ブドウの出来が最高の年に、
さらにその年の素晴らしいキュヴェだけを
選りすぐって造ったスペシャル・キュヴェの登場。

ルノメ(名声)の名に恥じぬよう、生産者の威信をかけて造った、
多くのキュヴェの中で厳選した樽によるACブルゴーニュ。

ヴィンテージは、ブドウの出来が最高の年にという、
このワインのコンセプトに文句なしの2012年。

アメリカの重要評価誌【ワイン・エンスージアスト】が
「コート・ド・ボーヌ」に【95点】を、
また世界中で最も購読者の多い【ワイン・スペクテーター】と、
あのパーカーさんの【ワイン・アドヴォケイト】双方が
やはり高得点の【92点】とする大当り年からと折り紙つきのブルゴーニュ白。

その名も、
[ルモワスネ・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ 2012]

このワインを造った「ルモワスネ社」は、
1877年にブル ゴーニュ地方のワインの町「ボーヌ」に創設された
ドメ ーヌ兼ネゴシアン(生産者兼酒商)で、ブルゴーニュ最大の古酒保有者です。

それはルモワスネ家がブルゴーニュ最後のブルジョワとされる大富豪だったことに加え、
引退した前当主 「ローラン・ルモワスネ氏」が
フランス最大のワインショップチェーン「ニコラ」の仲買人だったこともあり、
ブルゴーニュの著名ドメーヌの[アルマン・ルソー]や
[デュジャック]、[ジャン・グロ]などが尊敬する鑑定眼の持ち主ということに因ります。

一説では、ブドウやワインの買い付けは良作年のみとか、
ボーヌの城壁内地下には100万本のワインのストックがあるとか囁かれ、
所有するワインを全て飲み頃になるまで自社セラーで保管。
完全蔵出しで状態抜群の熟成ワインや
古酒を出すスペシャリストとされるのがルモワスネ社。

今回ご案内の[ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ 2012]は、
古酒が売りのルモワスネには珍しい、
まだ比較的活き活きとした瑞々しさを持つ1本。
収穫から7年目のシャルドネの、繊細でピュア、
豊富なミネラルに凝縮感ある果実味が楽しめる白です。

試飲でも、
『クリアーで輝きのあるイエローゴールドの色調。
グラスから立ち昇る洋ナシのミツやパイナップル、
熟した黄桃に黄色い花のニュアンスを持つ甘く華やかな香り。
それにグリセリンのような質感と豊富なミネラル。
またハシバミなどのナッツの風味が、
奥深い甘みとコクを持つ果実味に彩りを添えています。
厳選キュヴェに由来するのか、
このクラスとしてはかなりの凝縮感があり、
それに加え上質な酸とタンニン由来の渋みやビターな味わいは、
もっと上級品に通じる上質感があるお得感一杯の1本なんです。
この白はテリーヌやカルパッチョなどの前菜だけでなく、
メインの魚料理、豚肉料理とも楽しみたいものです。』


ルモワスネ・ブルゴーニュ・ブラン・ルノメ 2012
【フランス】【白ワイン】【750ml】【辛口】

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ドメーヌ・トマ・モレシャサーニュ・モンラッシェ 2017

奇才が放つ村名白はさすがの出来
このシャサーニュ・モンラッシェは見事

DRC・モンラッシェの元栽培責任者という華麗なる経歴
卓越した感性と才能にはDRCの現当主も惚れ込む

使用ブドウはACヴィラージュ(村名ワイン)ながら、
ピュリニィ・モンラッシェに隣接する特級[バタール・モンラッシェ]の
目と鼻の先にある区画のものだけで、畑名表記も可能な逸品。
さらにヴィンテージも評価誌【95点】と大当たり年。

その名も、 [ドメーヌ・トマ・モレ シャサーニュ・モンラッシェ 2017]

このワインを造ったのは、
「シャサーニュ・モンラッシェ村」のトップ生産者の一つだった父
「ベルナール・モレ氏」から2007年に畑を譲り受け、
瞬く間に頭角を現した「トマ・モレ氏」。
「モレ家」は、この地に17世紀半ばから10代続く生産者で、
トマ氏は祖父や父だけでなく、カリフォルニアで
最新の醸造を学ぶなど研鑽を積んできました。

そして、その卓越した感性と才能にいち早く着目したのが、
あのDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)の
当主「オベール・ド・ヴィレーヌ氏」。
トマ氏は自らのドメーヌと並行し、2007年~2009年迄、
世界最高峰白ワイン[DRC・モンラッシェ]の栽培責任者を担当し、
その類まれなる才能を如何なく発揮しました。

しかしながら、自らのドメーヌに集中する為、
僅か3年で名誉ある地位を退きましたが、
そこでの経験は何物にも替えがたい素晴らしいものだったと語っています。

そんなトマ氏が持つ、ACブルゴーニュから特級畑までの
白ワインのラインナップから選んだのがご案内のワイン。
ACヴィラージュ(村名ワイン)ながら、
使用されるブドウの素性がはっきりしているだけでなく、
その区画が凄いんです。

なぜなら、その畑はシャサーニュ村では最も北、
特級 [バタール・モンラッシェ]の目と鼻の先にあり、
[Les Houilleres]という区画名が付いています。
またこの区画の北隣は、もうピュリニィ・モンラッシェ村。
シャサーニュの中でもピュリニィ的なキャラクターが如実に表れる畑なんです。

ドメーヌは石灰岩土壌に赤色石灰質の表土を持つ区画に、
1989年に自家所有の古樹ブドウのクローンを厳選して植樹。
さらに、この区画はブドウの熟し方が早く、
ドメー ヌでも最も早く収穫を開始する区画のため、
畑の状況をより注意深く観察、手入れしているといいます。

ちなみに2017年のブルゴーニュ白の出来はというと、
各評価誌のヴィンテージチャートは出揃っていないものの、
アメリカの【ワイン・エンスージアスト誌】では 【95点】と、
かなりのハイスコア。 いわゆるグレート・ヴィンテージなんです。

試飲したところ、
『まだ若さが目立ち、色調もクリアーで淡いイエローゴールド。
そしてやはり畑の立地もあり、ピュリニィに似た色合いです。
香りには白い花に、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類と
白桃のニュアンスがあり、それに白コショウのようなスパイスの風味が加わり、
一般的なシャサーニュよりもより芯が通った辛口に仕上がっている印象を受けます。

また、豊富なミネラルも酸も、シャサーニュよりもピュリニィのそれに似ていて、
それが現時点ではリッチながらフレッシュで生き生きとした風味と
見事にマッチしているのです。

なお、このワインが本領発揮するにはもう少しの時間が必要と思われ、
適度に熟した暁にはこのテロワール特有の味わいと余韻、
そしてエレガンスが満喫できる筈です。
ちなみに料理なら、ホタテや白身魚のカルパッチョ、
甲殻類を使ったブイヤベース、銘柄鶏のローストチキンなどと
楽しみたいものです。


*ドメーヌ・トマ・モレ シャサーニュ・モンラッシェ 2017 
白 750ml

シャトー・ド・フォンベル 2016

ボルドーの5つの一級シャトーと、
右岸の[オーゾンヌ]、 [シュヴァル・ブラン]、[ペトリュス]を合わせた、
いわゆる【8大シャトー】の中で最も生産量が少ないシャトー、それは[オーゾンヌ]。

ボルドーで1、2を争うエレガントさを誇る[オーゾンヌ]は、
特に90年代以降の品質は並外れて素晴らしく、
近年のヴィンテージだけでも、パーカーさんが4度の100点満点と、
2度の98点を付けているほか・・・
フランス重要評価誌【レ・メイユール・ヴァン・ド・フ ランス】
においても最高格付けの3つ星を取得。
また、フランス最高のワイン評論家ミシェル・ベタンヌも
『1997年以来全てのヴィンテージがサンテミリオンの頂点に君臨する』
とコメントし、最高評価を与えています。

そして今回ご紹介の[シャトー・ド・フォンベル]は、
そんなオーゾンヌのオーナー、「アラン・ヴォティエさん」
所有のシャトーで、オーナー自らが醸造監督し、
オーゾ ンヌを造る全く同じ醸造チームがそのワインを造る、
まさに【プティ・オーゾンヌ】と呼べるワインです。

2016ヴィンテージは、
≪ワインアドヴォケイト91点≫
≪ジェームス・サックリング91点≫

『エレガントなベリーの香り、繊細で綺麗な果実味、
そして深い葉巻のような苦味と共に現れる甘いタンニンは濃厚かつ複雑。
丸みのある穏やかな酸とアルコールとのバランスも絶妙
長く美しい余韻も素晴らしい』


シャトー・ド・フォンベル 2016
【フランス】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】

日本初出店!パスカル・ル・ガック 東京がオープン

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