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ラ・ガバ-ル・ド・クロワゼ・バ-ジュ 2010

超グレート・ヴィンテージ2010年産、
メドック格付け第5級シャトーのセカンドワインの登場

第1級シャトーを三つも抱え、ボルドー並びにメドックを
代表する最上ワインの宝庫[ポイヤック]から、
比較的若いうちに飲み頃となるシャトーが、
植え替えた若樹から12ヶ月樽熟成で造るセカンドラベル。

さらにそのヴィンテージは、
あの「ロバート・パーカー氏」が主宰する
【ワイン・アドヴォケイト】のヴィンテージチャートで、
なんと【98点】というとてつもない高評価を受けた、
近年屈指の大当たり2010年。

早く飲めるのが特長のこのシャトーのセカンドは、
今まさに飲み頃絶頂。

その名も
[ラ・ガバ-ル・ド・クロワゼ・バ-ジュ 2010]

このワインの最大の魅力は、そのコスト・パフォーマンス。
いわゆる通や愛好家とされる人々からは、
しばしば取るに足らないシャトーと揶揄されたのも
1990年代半ばまでの話。

メドックでも最高のワインを生む「ポイヤック村」で、
スーパーセカンド筆頭とされる[シャトー・ランシュ・バージュ]
と同じバージュの丘という理想的立地と、
過度の抽出をしないクラシックな造りは、
年々高品質なワインへと変貌を遂げその評価を上げ続けています。

そのことはパーカーさんの、
『シャトーは過去十年ほどで明らかに上昇中で、
1級は別として、ポイヤックではそれに続く、
二つのピションやポンテ・カネなどの
スーパーセカンドに張り合う道を歩みつつある』

『過去約十年で長足の進歩を遂げ格付に相応しい品質となり、
それは2009年と2010年産で証明されている』
とのコメントでも裏付けられています。

またもう一つの魅力が、格付ワインの中でも
比較的早くから飲み頃を迎える点。
多くの方が経験済みでしょうが、ボルドーの場合、
どんなに高価で良いワインでも若過ぎる時点で味わうと、
その本質に十分触れられず、期待外れに終わり
半ば自分を慰める結果に陥る事態に。

その点ご案内の[ラ・ガバ-ル・ド・クロワゼ・バ-ジュ2010]は、
ファーストがパーカーさんも格付に相応しい、
魅力的でエレガントな品質とするのに加え、
このセカンドラベルなら今まさに飲み頃絶頂の様相。

試飲してみました。
『抜栓直後から風味全開。
色合いはまだかすかに紫の要素を持つ深いガーネット色。
それにブラックベリーやカシス、プラムなどの黒系果実や、
バラなどの花に胡桃の皮等のニュアンスを持つ香り。
味わいでは、適度のコクとボディを持ちながらも、
シルキーでマイルドなタンニンのせいで口当たりはまろやかと、
若いうちから楽しめるシャトーの特長が出ていて、
今まさに飲み頃という状態です。
さらに、やや豊富なミネラルと控えめな酸のお陰で、
メドックらしい果実味と共にかすかな熟成感を味わえるこの1本は、
ローストビーフや塩・コショウのみで
味付けしたシンプルな牛ステーキ、
仔羊グリルに合わせたいものです。』

あのパーカーさんが、
『オーナーとシャトーの努力により、
過去約十年で長足の進歩を遂げ格付に相応しい品質となり、
それは2009年と2010年産で証明されている』
とするシャトーが、植え替えた若樹から造った
[ラ・ガバ-ル・ド・クロワゼ・バ-ジュ 2010]


ラ・ガバ?ル・ド・クロワゼ・バ?ジュ 2010
【フランス 】【赤ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】
3,980円(税別)

ワイン専門リカーショップ

パレス・バルタ カバ・ブリュット・ナチュール NV

スペインを代表する、スパークリングと言えば、カバ!
こちらはただのカバではありません、
オーガニック栽培による、超ハイコスパのカバです。

その名も、
「パレス・バルタ カバ・ブリュット・ナチュール NV」

このカバを造る、パレス・バルタは1790年創業の伝統ある
家族経営のワイナリーです。
ワイナリーはカタルーニャ州、カバの中心地、ペネデスにあります。
1978年にジョアン氏がワイナリーを引き継ぎ、
2000年から彼の二人の孫のジョアン氏、ジョセップ氏によって
マネジメントされています。
彼らはワイナリーに新しいアイディアを取り入れつつ、
これまでのワイナリーが築いてきた伝統も尊重し、
遺産を守りぬいています。

ワイン醸造に関しては、マリアさんとマルタさんという
二人の女性醸造家によって行われています。

パレス・バルタの畑は気候や土壌が5つの異なる場所にあります。
その中でさらに標高や降水量、地中海の海の近くの影響、
河や斜面の違いによる影響が局地的に存在。

畑の標高は170mのところもあれば、800mのところもあり、
海から10キロしか離れていないところも。
平地のところもあれば、テラス状になっている畑もあり、
土壌も石灰質土壌もあれば、粘土質、貝殻を含む土壌も。
複数の区画の畑からできた葡萄をフレンドすることによって、
それら多様な味わいのキャラクターによる複雑性が
味わいにもたらされています。

パレス・バルタの畑では、全ての畑において、除草剤や
殺虫剤などの化学的な農薬を使わないビオロジック栽培
を行っていて、オーガニック認証を取得しています。
また、2010年よりビオディナミ農法も開始。
一部のキュヴェでデメター認証も取得。

様々なタイプのカバはあれども、ビオロジックによるカバはその極一部。
他のカバとは一線を画す味わいのゆえんです。
また、乾燥しているこの地においても、
人口的な灌漑は行っていません。
ワイナリーは野生の自然によって他から隔離されていて、
隔離された敷地内には、野生の動物たちも多くみられ、
羊が畑の雑草を食べてくれるなど、
ビオディナミ農法のルールに従った自然環境が確立されています。

カバ造りの歴史においても古く、1930年代に遡るほど。

こちらのカバはチャレッロ、マカベオ、パレリャーダの3品種のブレンド。
24ヵ月瓶内二次発酵の伝統方式。
土壌は、チャレッロとマカベオがローム、
粘土質土壌の標高約300mの穏やかな斜面の畑から。
パレリャーダはロームと石膏が主な土壌の600m位と標高が高い畑から。
樹齢もチャレッロは70年位、他も40年位と古く、深い味わい。

醸造は、16℃に温度管理されたステンレスタンクにて、
15日間発酵後、24か月間伝統方式によって、瓶内二次発酵。
ドサージュなし。

試飲のコメントは、
『溌剌としたフレッシュさを感じさせるキメ細かい泡立ち。
引き締まった酸味に骨格あるミネラル感、勢いある味わいながら、
繊細で複雑な奥行も。
余韻も長く、単独で 飲んでも美味しいし、しっかりとした辛口なので、
食事と共に楽しむ食中用のスパークリングとしても。
温かさからくる果実の凝縮感と極地的な涼しい気候の
両方の良さを兼ね備えたバランスがよく、
飲み疲れしない良質で ナチュラルなカバ。』

乾杯だけではなく、食中にも使え、親しみやすいけど、
飽きのこない、なかなかありそうでないカバ。


パレス・バルタ カバ・ブリュット・ナチュール NV
【スペイン】【スパークリング】【750ml】【瓶内二次発酵】
2,480円(税別)

ワイン専門リカーショップ

デコイ・カベルネ・ソーヴィニョン 2014

ナパを代表する造り手[ダックホーン]のセカンドラベルとして
出発し、今や独立したブランドとして全米に名を轟かす[デコイ]

バランスよく整った味わいは、とっても日本人好み。
それが
[デコイ・カベルネ・ソーヴィニョン 2014]

1985年に、[ダックホーン]のセカンドラベルとして誕生したのが[デコイ]。

しっかりとした造りと味わいは、あっという間に人気となり、
コスパのいいワインとして全米で大人気。

その人気に後押しされ、2008年にはひとつのブランドとして独立し、
カベルネ・ソーヴィニョンをはじめ、
メルロー、ジンファンデル、ピノ・ノワールといった
単一品種のポートフォリオを充実させました。

2012年には、ソノマのアレクサンダー・ヴァレーの
マヤカマス山脈の北に広がる標高340メートルの場所にある
リッジライン畑を取得し、カベルネ・ソーヴィニョンを中心にして
自社畑でブドウを栽培しています。

今回ご紹介するワインもこの畑のブドウを中心に造られたコスパの高いワイン

その味わいは、
『カシスやブラックチェリーに土、ミントの香り!
口に含むとドライフルーツのニュアンスもあり、
みずみずしさと同時に熟成感も少し感じられます。
継ぎ目のないなめらかなタンニン、さっぱりとした酸と
適度な余韻が感じられるワインです。』

カベルネ・ソーヴィニョン90%に、
メルローを10%ブレンドし
新樽40%を含むフランス産のオーク樽で10ヶ月熟成させたワインです。
バランスのいい味わいは、まさに日本人好みのカベルネ・ソーヴィニョン。


デコイ・カベルネ・ソーヴィニョン 2014
アメリカ 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口
3,500円(税別)

シャトー・サン・ドミニク 2012

その名も [シャトー・サン・ドミニク 2012]

このワインを造りしは、フランス・ボルドーは
第一級格付け筆頭シャトー・ラフィットを所有する
バロン・エドモンド・ロートシルト氏。
世界に名高いロートシルト家5人兄弟の中で、
ラフィットを1868年に購入したバロン・ジェームス・ロートシルト氏の末裔で、
ワインのコルクには、その証拠としてロートシルト家にのみ
使用が許可されている【5本矢のマーク】が燦然と輝く、
まさにボルドー最高峰の刻印。

しかもしかも、その醸造責任者として指揮をふるうのが、
なんとあの時価十数万円の価格で流通する
シャトー・ルパンを造りし、世界屈指の凄腕ミッシェル・ロラン。

そんなボルドー夢の共演で造られたワインが、
『こんなに安くて大丈夫なんだろうか?』と心配してしまうほどの安さ。

今回ご紹介する2012年ヴィンテージは、
ワイン評価誌【ワインアドヴォケイト】を主宰するパーカー氏によると、
サンテミリオン地区が【93点】という素晴らしいヴィンテージ。
その近郊に位置するピュイスガン地区も
非常に素晴らしい出来となっています。

『この2012年は、従来のヴィンテージよりも、
エレガントさが際立っています。
口当たりはシルキーで飲み易く、
またプラムやトリュフのニュアンスを備えた風味は
エレガントでバランスよく、
さすがラフィット一族のボルドーと実感させます。
抜栓直後から気品溢れた味わいを持つこの1本は、
やはり大き目のグラスでシンプルなステーキや
仔羊のグリルと愉しみたいものです。』

第一級格付け筆頭シャトー・ラフィットを所有する、
ロートシルト家が放つ【当店史上最高の恐るべき怪物ボルドー】


シャトー・サン・ドミニク 2012
フランス 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口
2,280円(税別)

ワイン専門リカーショップ

ドメーヌ・セリーヌ・エヴァンスタッド・リザーヴ・ピノ・ノワール 2013

世界中の誰もがあこがれるロマネ・コンティ!!。
言うまでもなく、世界最高峰のピノ・ノワールの造り手としての
不動の地位を持っています。
そんなロマネ・コンティ社のワインはどれも素晴らしい味わい、
そして極めて高い価格をつけているのですが、
なんとブラインド・テースティング対決し、
圧勝した新世界ピノ・ノワール界の旗手であり、
その透明感に溢れた素晴らしい味わいが、
多くの人々を魅了してきました。

そのロマネ・コンティのワインに勝った!
しかも、3ヴィンテージ立て続けに勝ったことでも知られる
世界でも超有名な赤ワイン。

今回ご紹介する2013年ヴィンテージも、オレゴンらしい果実味が
あけた瞬間から香りたち、また、時間とともに開いてくる味わいを
楽しめる非常に豊かな表情を持つワイン。

[ドメーヌ・セリーヌ・ピノ・ノワール・エヴァンスタッド・リザーヴ 2013]

ワイナリーのフラッグシップであるこのワインは、
初ヴィンテージは1990年ですが、デビューいきなり、
あのロバート・パーカーさんが、90点をつけ、注目を集めました。
さらに1999年に出版された、ロバート・パーカーさんの
「バイヤーズ・ガイド第5版」では、
オレゴン州のピノ・ノワールの傑出した造り手(outstanding producer)の、
わずか2社のうちの1社として5つ星を獲得。

さらに、
2003年、2004年と連続2年にわたって、アメリカの有力評価誌である
[Wine & Sprits]誌にて【Estate Winery of the Year】に選ばれ、
今や自他共に認める、オレゴン州を代表する造り手です。

ブルゴーニュのトップワインにも匹敵する、優雅かつ奥深く、
そして幅のある味わいには、これまでも誰も異存はありませんでしたが、
2003年には、ブルゴーニュのベストヴィンテージである1990年、1996年と1999年との
ブラインド・テースティングにおいてフランスのトップ生産者を破った後、
2004年には、遂に、世界最高峰ブランド、ロマネ・コンティ社の造る
看板ピノ・ノワールの面々、

【ラ・ターシュ】
【リシュブール】
【エシェゾー】
【グラン・エシェゾー】
【ロマネ・サン・ヴィヴァン】

といった錚々たるワインに圧勝するという快挙を成し遂げたのでした!!
(ヴィンテージは1998年、1999年、2000年)。

中でも、【ラ・ターシュ】は、
【ロマネ・コンティ】に続く位置づけを与えられているワインで、
時にその評価は【ロマネ・コンティ】を凌ぐほど。

これは、年に一回、アメリカ中のトップソムリエやワイン輸入業者、
ワインショップなどのスペシャリストを集めた
ピノ・ノワールを知ってもらうためのセミナー、
[オレゴン・ピノ・キャンプ]での出来事。
参加者すべてがアメリカ人とはいえ、フランスワインにも造詣の深い
トップソムリエたちが、ブラインドでおこなった真面目な
テースティングイベントでの1、2、3位独占。
しかもすべてのヴィンテージにおいて圧勝するという快挙でした。

オレゴン・ピノ・ノワールの生産者として不動の地位を
再確認した出来事だったのです。

『エヴァンスタッド・エステート』と呼ばれる8つの自社畑を
さらに70もの細かく分けられた最良の区画のブドウを
ブレンドして造り上げられる、設立当初より続く、
このワイナリーを代表するフラッグシップ・ワインが、
この[エヴァンスタッド・ピノ・ノワール]です。

今回、到着の2013年ヴィンテージも、アメリカの有力評価誌である
[ワイン・エンシュージアスト誌]にて、92点を獲得するワイン。

その味わいは、
『ラズベリー、イチゴの赤果実の華やかな香り!
さらにアメリカンチェリー、ナツメグ、ココア、クローブといったフレーバーは
華やかにしてゴージャス。
芳醇なフレーバーではありながら、
果実味もよくコントロールされていてリッチで滑らか、
上質なタンニンと長い余韻は非常に充実した味わいを奏でます。
時間とともに開いていき、一晩おいても十分に楽しめる表情豊かな
グレートワインです』


ドメーヌ・セリーヌ・エヴァンスタッド・リザーヴ・ピノ・ノワール 2013
アメリカ 赤ワイン 辛口 フルボディよりのミディアムボディ 750ml
9,280円(税別)

ワイン専門リカーショップ