毎年12月になる頃、パン屋さんの店先に並ぶドイツの伝統ある発酵菓子、シュトレン。今や日本でもクリスマスの人気定番商品となっています。おすすめのおいしいシュトレンを11、ご紹介します。
マロッティ・カンピ・ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ・スペリオーレ・オルリョーロ 2016
ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバは、
絶滅さえ心配されたイタリアはマルケ州の州都アンコーナ付近で古くから
栽培されていたラクリマというブドウを使って造られる貴重なワインの産地名です。
ラクリマの栽培総面積はモッロ・ディ・ダルバの街を中心に広がる僅か僅か546haの畑です。
大規模生産者ならば、ひとつの造り手が所有するほどの極小産地。
非常に古い品種でありながら原産地呼称に認定されたのは新しく1985年。
この時このラクリマという品種は絶滅しかけていたと言います。
DOCに認定されたことによりその危機から救われ、
生産者がこの品種を造り続けることが励まされ、
今ではラクリマを使用し高品質なワインを造る生産者も少ないながら残っています。
ご案内の造り手[マロッティ・カンピ]は、
[ジュスティ・ピエールジョヴァンニ]と双璧のラクリマの名手。
そのトップキュヴェである[オルニョーロ]は、
イタリア絶大なる信頼を得ている重要ワインガイド誌[ガンベ ロ・ロッソ]
でも毎年のように高い評価を獲得してきました。
厳選収穫されたラクリマ100%のみを使用、フレンチ・オークの小樽で
12ヶ月間もの長い間、じっくりと熟成を行います。
さらにボトリング後も6ヶ月以上の瓶熟成を経てリリース。
稀少品種[ラクリマ]の個性とポテンシャルが存分に引き出されていることはもちろん、
落ち着いた雰囲気のあるエレガントさもあり、奥深く複雑味に富み、 逞しいほどの凝縮感。
そして、2016ヴィンテージにおきまして、ついに[ガンベロ・ロッソ]で、
最高評価【トレ・ビッキエーリ (3グラス)】を獲得いたしました。
『薔薇の花びらをエキスにしたような、
ロマンチックな香りはまさにラクリマ。
濃く華やかなアロマが辺り一面に広がります。
そして口に含めば、チェリーやスミレ、 ブラックベリー、
さらにはオレンジなど果物の果実味が溢れだし、
まるでフルーツパーラーにいるような錯覚に陥ってしまいそう・・・
絶妙な樽熟成が柔らかくシルキーなタンニンに
さらなる深みとエレガントさをもたらし、
なんとも形容しがたい華やかで高貴なワインに仕上がっています。
最後には、完熟した果実の甘く艶やかな奥深い余韻も
尽きることなく続いていきます。』
まさに【神秘の味わい】。
この魅惑の香りにいったいどれだけのワイン愛好家、
そしてソムリエさんやシェフ達が取りつかれていることでしょう。
飲む人すべてを虜にしてしまう魅惑の花と
果実の香りに包まれた神秘の味わい。
まるで果樹園の中にいるような素敵なひと時がお楽しみいただけます。
心ゆくまでご堪能下さい。
デルレイ本店(アントワープ)へ行ってきました!
デルレイは「ダイヤモンドショコラ」が日本で大人気のベルギーの老舗。1949年に創業70周年を迎えます。アントワープにある本店はどんなところなのか! 日本のWEB媒体初の本格的な本店レポートです。
2018年東京ホテル新作クリスマスケーキ11選
東京にあるラグジュアリーなホテルのパティシエが、腕を振るう新作のクリスマスケーキたち。各ホテルの目にも美しいクリスマスケーキの中から、おすすめの一品をセレクトしてご紹介します。2018年のクリスマスシーズン、どのクリスマスケーキを選ぶか迷うのも楽しいひと時です。
トゥア・リータ・ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ 2015
『大地を愛し、天に愛され、情熱を注ぐ、
土いじりをこよなく愛する男が家族とこの土地に出会い
いつしかその孤高なる想いは 唯一無二のワインを産み 出した』
ヴィルジリオとリータ夫妻が、全国的に全く無名であったトスカーナ州、
スヴェレートの地に畑を購入したのは1984年のこと。
運命に導かれたのか、購入した土地がワイン造りにおいて
尋常ではないポテンシャルを持っていることに気がついたのはその後のことでした。
1988年に植樹し、1992年に初めて瓶詰めしたワインをリリースしてから僅か6ヴィンテージ目で
トゥア・リータのフラッグシップ、
[レディガフィ]はワイン・スペクテイター100点を獲得するという快挙を成し遂げます。
さらに2000年の[レディガフィ]は、ワイン・アドヴォケイトで100点を獲得。
イタリアワイン界で2大ワイン評価 において100点を獲得したワインは、
この[レディガフィ] のみという快挙でした。
しかし、この家族経営の小さな醸造所はワインガイドの評価に左右されず、
妥協を許さない飽くなきワインの品質への追求・挑戦を続け、
トップ生産者としての地位をゆるぎないものとしています。
スヴェレート地区はトスカーナでも特殊な微小気候が存在します。
その特徴は気候がとても安定していること。
また、この[トゥア・リータ]の所有する畑の中には、
世界的に見ても類の無い特殊な条件を備えた土壌が存在します。
それは、隣接するワイナリーにも存在しません。
[トゥア・リータ]の畑の中でもこの特殊な土壌はその一部に限られており、
少し区画が変わると全く土質が異なるため、そこからは偉大なワインは生まれません。
[トゥア・リータ]を特別な造り手と定義される
「圧倒的な余韻」はこの唯一無二のテロワールから生み出されるのです。
また、[トゥア・リータ]のワイン造りは、
世界トップレベルと評される畑の手入れに現れています。
機械の手を借りずに手入れされた畑はまさに完璧。
手間は非常にかかりますが、
完璧に管理された畑から収穫できるブドウはまさに理想的な状態となります。
高い評価にあぐらをかくことなく、
基本的ながら重要なポイントにどの生産者よりも徹底してこだわる。
[トゥア・リータ]のワインが年々進化する秘密がここにあります。
[ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ]は、
トゥア・リータが、唯一サンジョヴェーゼ種100%から造られるワインで、
最もトスカーナらしいワインとも言えます。
また、2015年はトゥア・リータが大成功を収めた歴史的ヴィンテージ。
フラッグシップの[レディガフィ]が、
【ジェームス・サックリング100点満点】
【ワイン・アドヴォケイト(パーカー)97点】
などなど、全てのキュヴェが
過去最高レベルの高評価を獲得した叩き出しています。
[ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ]も
【ワイン・アドヴォケイト(パーカー)92点】
【ジェームス・サックリング93点】
『ブルーベリー、ブラックチェリーの凝縮した果実味に、
スパイスやビターチョコレートなどのニュアンスが重なり合う、
複雑でありながらも優雅な印象。
上品な酸とふくよかな果実味、
そしてきめ細かいタンニンが絶妙なバランスで融合.
奥底から感じられるほろ苦 さもとても快適.
気品のある余韻もたっぷりで飽きることの無い飲み心地です。』
100点満点を獲得したトスカーナの至宝[トゥア・リータ]
唯一のサンジョヴェーゼ種100%。




