日本初上陸
ものすごいワインがやってきました。
間違いなく、世界の頂点に君臨する超希少な貴腐ワイン、
【シャトー・ディケム】
そして、ボルドー五大シャトーと並ぶ(そして時にそれを超える)品質にして、
そのミステリアスでエレガントな魅力ゆえにボルドーワインの中では
異端の存在ともいえる、【シャトー・シュヴァル・ブラン】
これら世界の頂点たるトップシャトーを経営し、
珠玉のワインを生み出している、
現代のワイン界における最重要人物が、
なんと自らの名を冠して造り上げた、
超・超スペシャルな白ワインが、本日のご紹介です。
その名も、
[ピエール・リュルトン・ボルドー・ブラン 2016]
この素晴らしい白ワインを生み出したのは、
ソーテルヌ1級[シャトー・ディケム]のCEOおよび、
サンテミリオン第一特別級Aの[シャトー・シュヴァル・ブラン]の
経営最高責任者を務めるボルドーワイン界の重鎮、
ピエール・リュルトン。
初めて自身の名を付けたというだけあって、
このワインに対するピエール・リュルトンの気合いと
熱量はかなり相当なもの。
このワインを造るに当たってピエール・リュルトンが選んだのは、
自身が生まれ育ったアントル・ドゥー・メール地区の
[シャトー・マルジョス]周辺のブドウ畑。
ちなみにこの地は、1897年にリュルトン一族が
ワイン造りをスタートさせるために根差した土地で、
今をときめくリュルトン家の礎となった場所。
そして、ピエール自身も兄とともに幼少のころから
このブドウ畑で遊び、乗馬で慣れ親しんだテロワール。
知り尽くしたこの地から、信頼ある栽培者の特別に優れた5区画を
選び出して造ったのがこのワインなんです。
ワイン造りは、ピエールの個人所有のワイン蔵で行われており、
彼自身が所有し経営する[シャトー・マルジョス]の醸造家、
パスカル・プスヴァンとともに行っています。
収穫したばかりの新鮮なブドウを直接プレスすることで、
豊かなアロマと雑味の少ない上質な果汁のみから仕込みを行っており、
伝統的なセメントタンクでじっくりと低温発酵させることにより、
奥行きのあるまろやかな味わいに。
そしてもちろん、世界トップのワインを生み出す秘密のテクニックと
天才醸造家のセンスでもって、まさに”これがピエール・リュルトン”
たる渾身のワインが造られているのです。
その味わいは、
『グレープフルーツやオレンジのフレッシュ感に、
アカシアの花の香りがふわり。
ライチやマンゴーのトロピカ
ルな果実味も華やかで、とても魅力的なアロマです。
一口飲んだ瞬間に口中に弾ける豊かな果実味、
そしてなめらかな舌触りとともに広がる瑞々しく清らかな味わいが
とても優雅。
洗練された上品な酸が丸みのあるボディを心地よく引き締めており、
名門の貫禄と気品が感じられるリッチな飲み心地です。
柑橘の爽やかな香りとともに、ハチミツや
白胡椒のニュアンスもわずかに漂い、
まろやかな旨みの余韻がさらに引き立ちます。』
上品かつ華やかなアロマ、そして洗練された優雅な飲み心地。
並みのボルドー・ブランには収まらない完成度の高さに、
隠しきれない名門の気品。
それでいてどこかフランクで親しみやすい印象のあるこのワインは、
まさにピエール・リュルトンの新たなる挑戦とでもいうべき逸品です。
吸い込まれそうな群青色に威厳あるドア・ノッカーが描かれた、
どことなく挑戦的なラベルは、
「新たなるボルドーの扉となる」という意味と、
「故郷ボルドーへのノスタルジー」
という意味が込められているとのこと。
アペリティフに始まり、シーフードの前菜はもちろん、
チキンソテーやチーズなどにも合わせたい、
素晴らしい白ワインです。
ぜひとも、じっくりとたっぷりと味わってみて下さい。