東京にあるラグジュアリーなホテルのパティシエが、腕を振るう新作のクリスマスケーキたち。各ホテルの目にも美しいクリスマスケーキの中から、おすすめの一品をセレクトしてご紹介します。2018年のクリスマスシーズン、どのクリスマスケーキを選ぶか迷うのも楽しいひと時です。
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マス・ド・ヴォルク・ヴォルカエ 2016
南仏の大注目産地【デュシェ・デュゼ】から、
とんでも なく旨すぎる赤ワインが来ました。
って、ちょっと待って 【デュシェ・デュゼ】ってどこだ?
デュシェ・デュゼという産地は、
南仏というよりむしろかなりローヌ地方寄り、
アヴィニョンのすぐ西に位置する
“ほぼローヌ南部”といっても過言ではない場所。
ローヌ南部にも見られるような大きな石がゴロゴロと転がるブドウ畑では、
シラーとグルナッシュが栽培されており、
日照が多く雨が少ないという恵まれた気候条件のもと、
たっぷりと完熟したブドウが収穫されます。
そして気になるのはこのワインの名前。
てっきり火山(volcan)に由来するものかと思いましたが、
じつは紀元前200年代ごろまでこの地方で暮らしていた、
ヴォルカエ族(Volcae)にあやかったもの。
いや、それを抜きにしても、単純にこのワインは旨すぎます。
事実【ワイン・アドヴォケート】誌で92点という高評価
ワイン評論界のレジェンド“ロバート・パーカー”の後継とも言われる
“ジェブ・ダナック”からも【91-93点】という高得点を獲得しています。
じっさいに飲んでみましたが、
『立ち上る紫のアロマはブラックベリーにプラムのコンポート、
そしてカシスリキュール。
甘くバルサミックなニュアンスを伴うインクの香り。
リコリスやクローヴのアンニュイな刺激は、
柔らかにたなびくような煙の芳しさに溶けて、
辺りの空気を支配していきます。
そしてやはり口中でも、一口目から支配される。
威圧感を覚えるほどの濃密な果実味、アルコールの熱さ、
容赦なく舌の上に投げ出されるボディの重み。
しかしその懐の深さよ、寛容さよ、圧倒的な優雅さよ。
これは完全に負けたと思う。この完成度。抗えない魅力。
余韻の美しさはもはや罪。
残り香と旨みの幻を追ってしまう・・』
はっきりいって、次元の違う旨さです。
これだけコメントしておきながらなんですが、
飲んでいる間は語彙を失うぐらいの破壊力です。
もう何も言わずに黙って飲め・・と言いたいところですが、
やはり上質なローストビーフや熟成チーズとの相性は捨てがたい・・
リッチの極みです。
ミルカンポス・ビーニャス・ビエハス 2016
この2016年ヴィンテージも、既にスゴい評価を獲得しています。
米有力ワイン評価サイト[ジェームス・サックリング・ドット・コム]にて、
見事【92点】を獲得。
そのコメントたるや、
『ベリー、チョコレート、ヘーゼルナッツのキャラクターを持つ、
深みのあるリッチな赤ワイン。
まろやかなタンニン、ジューシーなフィニッシュのフルボディの一本。』
と絶賛。
なんと樹齢70年以上のティンタ・デル・パイス(テンプラニーリョ亜種)100%を用い、
その畑の標高はなんと950mと大変な高地
そしてフレンチおよびアメリカンオーク樽で熟成させた、珠玉のワインなんです。
実は商品名の[ビーニャス・ビエハス]とは、
古木つまり仏語で『ヴィエイユ・ヴィーニュ』という意味
高樹齢ならではの味わい深い旨み、
上質なミネラル感が特徴的な一本となっています。
しかもあのスペインを代表する銘酒
[ベガシシリア・ウニコ]と同じ産地とくれば、
この高級なる味わいもナットクです。
カシス、ブラックベリー、ダークチェリー、プラムなどの黒果実のアロマ。
ハーブ、バルサムの鼻に抜ける清涼感、
バニラ、ダークチョコレート、モカコーヒーの甘香ばしさ、
リコリス、シナモンのスパイス、スミレ、ミネラルなどが控えめながらも複雑に香ります。
口中ではしなやかな果実味、樽由来の甘香ばしさ、
ベルベットのタンニン、繊細で上質な酸、スパイシーさ、
深い旨みを伴ったミネラル感。
なめらかな口当たりで大変エレガントなワインです。
ビターな余韻が引き締め、お料理に良く合う非常にシリアスな一本。
余計な甘みはほとんど感じられず、
古木ブドウがもたらす旨みとミネラル感、
そして標高が高く冷涼な気候による涼やかな印象は銘酒の貫禄十分。
このシンプルな上質さ、とっても好感持てます。
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グレネリー・グラスコレクション・カベルネ・フラン2016
本日ご紹介するのは、ボルドー2級、『ポイヤックの貴婦人』と呼ばれる
ピション・ラランドの元オーナーであるマダム・メイが、
ピション・ラランドを売却して、
南アフリカに移住するほど惚れ込んで造り上げるカベルネ・フラン100%のワイン。
カベルネ・フランは、ボルドーで古くから愛されてきた品種ですが、
熟すのが遅く、収穫時に雨が降るリスクの高いボルドーでは、
なかなか育てるのが難しく、今では補助品種として使われることが多いもの、
本来の力を発揮できれば素晴らしいワインとなります。
それは、カベルネ・フラン主体で造られる、
時価10数万円もするシュヴァル・ブランでも実証済み
マダムが南アでのワイン造りをはじめて、約10年。
いよいよ満足のいくカベルネ・フラン100%のワインが造られました。
その芳醇で滑らか、飲む人を惹きつけて離さない味わいをお楽しみください。
それが
[グレネリー・グラス・コレクション・カベルネ・フラン 2016]
南アらしさを表現しながら、
ボルドーっぽさもしっかりと感じられるワインであり、
新世界好きにも、旧世界好きの皆様にも楽しんでいただける
オールマイティなワインです。
ランクザン家が、ボルドー2級に格付けされる[ピション・ラランド]を購入したのは1924年ですが、
実際にその名声を築いたのは、エネルギッシュで行動力のあるメイ・エレーヌ・ド・ランクザン夫人。
ロバート・パーカー氏も、その著書「ボルドー」の中で、
『才能豊かなメイ・エリアーヌ・ド・ランクザンのひらめきあるリーダーシップによって、
1980年代初頭からは大幅によくなっており、今では一貫して秀逸なワインとなっている。』
と書いているように、ピション・ラランドが、
スーパー・セカンド(一級に匹敵するワイン)と呼ばれるようになったのは、
まさに彼女の功績です。
優雅で品のいい物腰でありますが
決断力、実行力、統率力などぬきんでたリーダーシップを発揮する
フランスのワイン業界でも一目おかれる存在です。
そのマダムが、1988年に訪問した際にこの地方のワインの品質の高さと
ポテンシャルを感じて2003年からグレネリーに投資を開始したのですが、
2007年には、なんと、素晴らしいピション・ラランドをルイ・ロデレールに売却し、
自らも南アフリカに移住したのです。
そのとき、すでに夫人は78歳。
そのエネルギーと行動力は、尋常ではありません!。
多くのフランスの一流シャトーがカリフォルニアやアルゼンチン、チリ、
南アフリカといった新世界に新たなワイン造りにチャレンジしている
プロジェクトはありますが、自ら移住して取り組んでいるというのは、あまりありません。
しかも78歳という高齢でそれを行うのは、
やはりマダムの並々ならぬ思い入れがあるのでしょう。
やはり、ボルドーよりもずっと雨も少なく
理想的なテロワールとマダムをはじめとする
栽培醸造チームの思いが素晴らしいワインを生んだのでしょう。
『香りはドライプラム、タイムやオレガノといったハーブ、
口に含むとブルーベリーやダークチェリー、
鉛筆芯に心地いいハーブのフレーバーが広がります。
タンニンは滑らかで、余韻も長く、伸びやかな味わいです。
フルボディでありながら、綺麗で飲み飽きない心地よさで、
ミートソースとホワイトソースをたっぷり使ったラザニアなどにもいいかも』

