「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

オ・ガジョ・ティント・アレンテージョ 2016

アレンテージョ産の三品種をブレンドした極旨赤

[オ・ガジョ]もめちゃくちゃ美味しいです。

原産地呼称の付いていないテーブルワインですが、
ポルトガル中南部の産地アレンテージョで収穫された
ブドウのみを使用しています。

頁岩土壌で育った樹齢35年の古木トリンカデイラ40%、
ティンタ・ロリス(テンプラニーリョ)35%、
アリカンテ・ブーシェ25%のブレンド。
ステンレスタンクで10日間マセラシオンとアルコール発酵を行い、
その後2ヶ月間熟成させました。
フレッシュな果実味を大切にするため、樽熟成は行っておりません。

クリアな色合いの美しいガーネット色。フレッシュなラズベリー、
プラム、カシス、ブルーベリー、ブラックベリーの甘酸っぱいアロマ、
スミレのフローラル、リコリス、クローブなどスパイスの印象もあります。
鮮やかで若々しく、チャーミングな香りに心沸き立ちます。
口に含めば、凝縮してフレッシュな果実味、
上質な酸は豊富に含まれています。
タンニンはベルベットのようにしなやかでなめらか。
軽やかで親しみやすい飲み心地。
余韻にも綺麗なフルーツのフレーバーが残り、
満足感の高い一本です。

生ハムやサラミの前菜、セミハードのチーズ、豚肉のピカタ、
あるいはポルトガル風パプリカと豚肉のトマト煮込みなどに合わせて、
気軽にお楽しみください。

優しくて素朴なポルトガルの赤ワインでお料理を選びません。
いつ、どんなシチュエーションで開けても、
ゆるやかに包み込んでくれるような存在の一本です。




オ・ガジョ・ティント・アレンテージョ 2016

ワイン専門リカーショップ

ドメーヌ・セリーヌ・エヴァンスタッド・リザーヴ・ピノ・ノワール 2014

世界中の誰もがあこがれるロマネ・コンティ。
言うまでもなく、世界最高峰のピノ・ノワールの
造り手としての不動の地位を持っています。
そんなロマネ・コンティ社のワインはどれも素晴らしい味わい、
そして極めて高い価格をつけているのですが、
なんとブラインド・テースティング対決し、
圧勝した新世界ピノ・ノワール界の旗手であり、
その透明感に溢れた素晴らしい味わいが、
多くの人々を魅了してきました。

そのロマネ・コンティのワインに勝った!
しかも、3ヴィンテージ立て続けに勝ったことでも知られる
世界でも超有名な赤ワイン。

今回ご紹介する2014年ヴィンテージも、
オレゴンらしい果実味があけた瞬間から香りたち、
また、時間とともに開いてくる
味わいを楽しめる非常に豊かな表情を持つワイン。

[ドメーヌ・セリーヌ・ピノ・ノワール・エヴァンスタッド・リザーヴ 2014]

ワイナリーのフラッグシップであるこのワインは、
初ヴィンテージは1990年ですが、デビューいきなり、
あのロバート・パーカーさんが、90点をつけ、注目を集めました。
さらに1999年に出版された、ロバート・パーカーさんの
「バイヤーズ・ガイド第5版」では、
オレゴン州のピノ・ノワールの傑出した造り手(outstanding producer)の、
わずか2社のうちの1社として5つ星を獲得。

さらに、
2003年、2004年と連続2年にわたって、
アメリカの有力評価誌である[Wine & Sprits]誌にて
【Estate Winery of the Year】に選ばれ、
今や自他共に認める、オレゴン州を代表する造り手です。

ブルゴーニュのトップワインにも匹敵する、
優雅かつ奥深く、そして幅のある味わいには、
これまでも誰も異存はありませんでしたが、
2003年には、ブルゴーニュのベストヴィンテージである1990年、
1996年と1999年とのブラインド・テースティングにおいて
フランスのトップ生産者を破った後、
2004年には、遂に、世界最高峰ブランド、
ロマネ・コンティ社の造る看板ピノ・ノワールの面々、

【ラ・ターシュ】
【リシュブール】
【エシェゾー】
【グラン・エシェゾー】
【ロマネ・サン・ヴィヴァン】

といった錚々たるワインに圧勝するという快挙を
成し遂げたのでした(ヴィンテージは1998年、1999年、2000年)。

中でも、【ラ・ターシュ】は、
【ロマネ・コンティ】に続く位置づけを与えられているワインで、
時にその評価は【ロマネ・コンティ】を凌ぐほど。

これは、年に一回、アメリカ中のトップソムリエやワイン輸入業者、
ワインショップなどのスペシャリストを集めた
ピノ・ノワールを知ってもらうためのセミナー、
[オレゴン・ピノ・キャンプ]での出来事。
参加者すべてがアメリカ人とはいえ、
フランスワインにも造詣の深いトップソムリエたちが、
ブラインドでおこなった真面目なテースティングイベントでの
1、2、3位独占。
しかもすべてのヴィンテージにおいて圧勝するという快挙でした。

オレゴン・ピノ・ノワールの生産者として不動の地位を
再確認した出来事だったのです。

『エヴァンスタッド・エステート』と呼ばれる8つの自社畑を
さらに70もの細かく分けられた最良の区画のブドウを
ブレンドして造り上げられる、設立当初より続く、
このワイナリーを代表するフラッグシップ・ワインが、
この[エヴァンスタッド・ピノ・ノワール]です。

今回、到着の2013年ヴィンテージも、アメリカの有力評価誌である
[ワイン・エンシュージアスト誌]にて、92点を獲得するワイン。

その味わいは、
『ラズベリー、イチゴの赤果実の華やかな香り!
さらにアメリカンチェリー、ナツメグ、ココア、クローブといった
フレーバーは華やかにしてゴージャス。
芳醇なフレーバーではありながら、
果実味もよくコントロールされていてリッチで滑らか、
上質なタンニンと長い余韻は非常に充実した味わいを奏でます。
時間とともに開いていき、一晩おいても
十分に楽しめる表情豊かなグレートワインです』

カリフォルニア好きの皆様のみならず、
ブルゴーニュ好きの皆様にも飲んでいただきたいワインです。

今回も期待を裏切らない充実した味わいです。




ドメーヌ・セリーヌ・エヴァンスタッド・リザーヴ・ピノ・ノワール 2014

ワイン専門リカーショップ

シャンパーニュ・ジャック・ブサン・グラン・クリュ・ブリュット・トラディション

シャンパンの第一人者、マイケル・エドワーズ著書「シャンパン」の中でも、

『偉大なるシャンパン・ハウスの醸造長が、
長命のプレステージ・キュヴェを造るためのピノ・ノワールを1種類選べと問うならば、
彼らは迷うことなくヴェルズネィを選ぶであろう。』
『真のシャンパン愛好家ならば、優れた自家栽培醸造家の、
あまりブレンドされていないシャンパン、ミッシェル・アルノー、
ジャック・ブシン、ジャン・ラルマンを味わう機会を逃すべきではない。
彼らは村で1、2を争う最上の命名畑、レ・コレット、レ・ペルトワ、
レ・ブリュエール、レ・オートクチュールなどの持ち主である。』
『ヴェルズネィはのブドウ畑は86%がピノ・ノワール、
そこに少量のシャルドネが加わると自家栽培醸造家のパンチ力のある力強いシャンパンに
優しいフィネスが色を添えることになる。』

と、語り、
今回ご紹介のグラン・クリュ・シャンパン「ジャック・ブサン」を見逃すべきではないと、
数あるRMシャンパン生産者の中でもミッシェル・アルノーなどと肩を並べてオススメしているんです。

その味わいたるや、
『開けたては若干閉じている印象、
輝く淡いゴールデンイエローの色合いに、
実に良く溶け込んだ煌めく泡が見事です。
うっとりと見惚れていると、
徐々に華やかなアロマが立ち込めてきます。
そしてゆったりと味わっていると、時間が経つにつれ、
さらに、さらにっと芳醇さが増していきます。
思わずこれがグランクリュのポテンシャルかっ!
と驚くほど開けたてと数時間後の印象がガラリと変っていくさまが凄い。
アロマはブリオッシュやトースト、焼きリンゴ、ナッツ、シトラスなど
非常にふくよかで魅惑の香り、そして味わいも非常にはっきりとしており、
生き生きとした躍動感、威厳を感じる明確な主張。
果実味のボリュームと心地良い酸味のバランス感、まさにグラン・クリュの風格』

100年以上の歴史を誇る伝統が培ってきた技術と、
最上級畑の極上ブドウによるシャンパンがいかなるものか・・・。
それをハッキリと確かめさせてくれます。




シャンパーニュ・ジャック・ブサン・グラン・クリュ・ブリュット・トラディション

ワイン専門リカーショップ

ブルエット・プレステージ ブラン・ド・ブラン ブリュット

シャンパーニュ伝統の【トラディショナル製法】のブラン・ド・ブラン。

もちろん、シャルドネ100%。

しかも、このワインを造っているのはもちろん、
本場シャンパーニュ出身のファミリー。

・・・と、かなりの確率でシャンパーニュに近い
スパークリングワインが、本日のご紹介です。

もちろん、こんな低価格でシャルドネ100%のブラン・ド・ブランを
造るなんてことは、シャンパーニュでは絶対に不可能。

しかし、まさかのこんな場所で造るスパークリングなら、
それができてしまうんです。

しかも、予想以上の美味しさにびっくり。

その名も、
[ブルエット・プレステージ ブラン・ド・ブラン ブリュット]

この衝撃的な激安旨スパークを造っている場所とは・・・
なんと、ボルドー。

そう、皆さまご存知のあの赤ワイン産地、ボルドーです。

ボルドーのスパークといえば、
クレマン・ド・ボルドーが有名ですが、
このワインはシャルドネ種を使用しているため
【ヴァン・ムスー】のカテゴリーになり、
その分安くなった酒税を価格に還元、
そして、この値段が実現できたのです。

実は、このブラン・ド・ブランを造るシャルドネは、
なんとローヌ地方のもの。
ブルゴーニュのすぐ隣の地域で栽培されるこのシャルドネは、
香り・味・バランスともに良く、その割りに原価が安いのが魅力。
だから、価格をぐっと抑えつつも、クレマン・ド・ブルゴーニュ、
あるいはシャンパーニュのような味わいの
スパークリングワインが誕生できたというわけなんです。

このスパークリングワインを造る、
シャンパーニュ出身のファミリー【ブルエット家】のワイン造りは、
もちろん、シャンパーニュ伝統の【トラディショナル製法】

さらに、がけの斜面を利用した天然の巨大地下カーヴで
熟成させることにより、バランスが良くしっかりとした
味わいに成長するんです。

その味わいたるや、
『フレッシュなレモンやライムのような、柑橘系の爽や
かな香りがとても心地いい。
そしてそこへ溶け込むハーブのようなアクセントと、
ほんのり甘さを感じるような果実味がふわり。
溌剌とした酸味が引き立つ絶妙なバランスの味わいは、
フレッシュ感があり、しかもとてもなめらか。
軽やかながらもどこか存在感があり、はじける泡は繊細
かつ優雅!!口中での果実味もさらに鮮やかになります。
後味のキレはよく、それでいて口中には爽やかな香りが
淡く優しく残り、しかもその消え方もまたキレイ。
シャンパーニュより少し軽めの飲み心地がとても快適で、
いろいろな料理にも合わせやすいスパークリングワインです』

お花見やBBQ、ちょっとした乾杯のときなどに大活躍
間違いナシの、絶品の激安旨スパークです。




ブルエット・プレステージ ブラン・ド・ブラン ブリュット

ワイン専門リカーショップ

ファットリア・ディ・ロルナーノ・キャンティ・クラシコ 2015

まずは、[ルカ・マローニ]というガイド誌につきまして、
少々説明させてください。

このガイド誌の特徴は、各ワインを
Consistenza(凝縮感・充実感)     
Equilibrio(バランス感)  
Integrita(全体感)

以上、3つの面から各33点満点で評価。最高点は99点となります。
果実味の凝縮感やバランスの良さに重点を置いた個性的な採点で定評があり、
お手頃なワインが、ピエモンテやトスカーナなど
イタリア最高レベルのワインを上回る高得点を獲得することも珍しくありません。

言い換えれば、お手頃価格で数々の掘り出し物を発見でき
るとても便利なガイドなんです。その点が最も消費者目線
という定評を得ているのでしょう。

今回ご案内のワインもまさにそんな1本
99点満点中、圧巻の97点を獲得
92以上を≪めったにない、最高のワイン≫とランク付けしている、
このガイドでもこの97点というスコアはほとんど付けられていません。

しかも、
≪ベスト・キャンティ・クラシコ≫の称号も。

そのコメントたるや・・・
『センセーション!!!今までに造られたキャンティ・クラ
シコの中でもベストの1本、脱帽だ。』
と、まさに大賛辞を贈っているんです。

実際に味わってみますと・・・
『赤いベリーとプラムのやわらかくピュアな果実味と
スミレの花の優雅な香り!!そこにスパイスの香りと、
ほのかにチョコレートを想わせる心地よい苦味が、
さらなる複雑味を造りだしています。
それらの要素が見事なバランスで溶け合ったリッチで高級感ある飲み心地は、
まさに、キャンティ地区のサンジョヴェーゼの醍醐味、
余韻には、ヴァニラの甘みまで感じられます。』




ファットリア・ディ・ロルナーノ・キャンティ・クラシコ 2015

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