「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ボデガ・イニエスタ・コラソン・ロコ・ブランコ

見た目どおり若々しく超フレッシュな白。
ソーヴィニヨン・ブラン55%、ベルデホ45%のブレンドで
とってもチャーミング、皆に愛される白ワインです。

レモン、グレープフルーツの柑橘、そして白桃、リンゴ
のフレッシュな白果実のアロマが弾けます。
フレッシュハーブ、さらにパイナップルの芯のような
印象もあります。酸はすっきりとして実に爽快。
グレープフルーツの皮のような心地よい苦みが全体を
引き締めています。
シンプルでフレッシュ、とてもさわやかなワインですので、
よく冷やしてアペリティフに。
白身魚のカルパッチョのような繊細な一皿に良く合います。

[コラソン・ロコ]とはクレイジー・ハート、
つまり熱狂的な心を意味しています。
感情を抑制するのではなく、純粋な感情をストレートに表現してほしい、
という願いが込められているんです。

そしてなんと言っても印象的なのは、このプレゼンテーション。
裏ラベルの内側に
『La pasión va por dentro(情熱を内に秘めて)』とプリントされており、
表ラベルのハート部分から文字が透けて見えるようになっているんです。
なんともニクい演出。
これはワイン造りへの愛や情熱はボトルの中に閉じ込められており、
栓を抜いて実際に味わっていただきたい、
という造り手の願いが込められているんです。

是非、ボトルを開けてイニエスタの情熱を感じ取って みてください。


ボデガ・イニエスタ・コラソン・ロコ・ブランコ
【スペイン】【白ワイン】【750ml】【ミディアムボディ寄りのライトボディ】【辛口】

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デボルド・アミオー・ブリュット・ミレジム・プルミェ・クリュ・キュヴェ・メロディ 1990

この1本は、シャンパーニュの中心都市「ランス」南西にある
「エキュエイユ村」の1級ピノ・ノワール100%によるブラン・ド・ノワール。
そのピノは、収穫当時平均樹齢35年以上のヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹ブドウ)で、
長期熟成向けに酸を保つためマロラクティック発酵をせず造られています。

ヴィンテージの1990年は米評価誌【ワイン・スペクテーター】で
【97点】の例外的ハイスコアを付けた「世紀のミレジム」。

ブドウは糖と酸の理想的なバランスを保ったまま最高度に完熟し、
長期熟成のポテンシャルは大きく、今日でも驚くほどの新鮮さを保っています。
ちなみに、ドザージュは8g/l。

仏ガイド誌【ギド・アッシェト】2004年度版で
★★★を獲得する高評価。

なおこのヴィンテージだけは、
当時の当主「ジャッキー・デボルドさん」の娘さんで、
現在のドメーヌ運営者「エロディーさん」の
幼少期の写真を使った特別ラベルとなっている更なるレア品。

そこで状態確認のため試飲したところ、
『さすが正真正銘の蔵出品という好状態』
『シャンパンの醍醐味は熟成による風味だと証明する香りと味わい』
『深みのあるイエローの色調に、気泡はさすがにゆっくりと立ち上ります。
そして、味わいはまろやかで、洋ナシ、ミツ、ローストの
ニュアンスを持つ香りにはまだ若々しさも。
膨らみ、深み、ボディがはっきり感じられる、
圧巻のポテンシャルを持つ出色の1本で、
フルートグラスよりも白用のグラスで、
前菜からメインまで通して、
その風味を楽しむのがお勧めです。』

スペクテーター誌【97点】に
『偉大でパワフル、フルフレーバー』
とのコメントの世紀のミレジム1990年産
[ブリュット・ミレジム・プルミエ・クリュ
“キュヴェ・メロディ” 1990]

収穫から28年目の、正真正銘の蔵出しシャンパン古酒が持つ、
泡の間できらめく豊潤な味わいとリッチな余韻を心ゆくまでご堪能ください。


デボルド・アミオー・ブリュット・ミレジム・プルミェ・クリュ・キュヴェ・メロディ 1990
【フランス】【シャンパーニュ】【750ml】【1990年】【辛口】

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グラハム・ベック・ブラン・ド・ブラン 2013

日経新聞が年に一度行っているワイン企画Nikkeiプラス1
「何でもランキング」

2016年6月4日号のテーマは、
[キリッとした後味 スパークリングワイン・ベスト10]。

スパークリングに詳しい専門家13人が4,000円までの
オススメ25銘柄をブラインドでテースティングして
ランキングしたもの。

トップ10アイテムが日経スタイルのウェブサイトでも公開さ
れているのですが、ダントツの第一位に輝いたのが、
今回ご紹介するスパークです!(受賞ヴィンテージは2011年)

ヴィンテージは変わりましたが、
恵まれた南アフリカの気候とテロワールは、
今回ご紹介する2013年ヴィンテージでも
クオリティの高い味わいを実現しています。

それが、
[グラハム・ベック・ブリュット・ブラン・ド・ブラン 2013]

日経プラスワンでは、
『熟したリンゴと白桃のコンポートのようなジューシーさ、
レモンパイのような香ばしさがある』

『酸味がフレッシュで小気味よい。バランスよくまとまっている』

などのコメントとともに総合得点730ポイントを獲得。

第二位以下は、560、550、530、500ポイントと並んでいて、
ダントツの高評価となりました。

[グラハム・ベック]は、マンデラ大統領の
就任時や米オバマ大統領の当選時に祝杯として選ばれた
ことで知られる南アの由緒ある造り手です。

南アでは、シャンパン方式のスパークリングのことを、
[メソード・カップ・クラシック]と呼びますが、
それを初めて南アで造ったのが、この[グラハム・ベック]

[グラハム・ベック]は、ケープタウンの西にあるロバートソン
という場所を拠点に1983年に創設されたワイナリーです。

創設者のグラハム・ベック氏は、
石炭産業などで財を成したビジネスマンであったのみならず、
さまざまな産業を起こして南アの産業全体に
貢献した人物としても知られています。

1983年にロバートソンのマデバという場所に畑を購入して、
1985年にその大部分をシャルドネに植え替えました。
そして1990年にピーター・フェライアさんをワインメーカーに
迎えると同時に、本格的シャンパーニュ方式で造られる
スパークリング生産を開始します。

ピーター・フェライアさんは、1990年から一貫してワインメーカーを務め、
南アのスパークリングの歴史をつくってきました。

世界的にもこのスパークは高く評価されており、
その一部をご紹介すると・・

南アで最も権威のある[ジョン・プラッター・ガイド2016年度]
では、準満点の4.5星を獲得!(ヴィンテージは2010年)。

[シャンパン&スパークリングワイン・ワールド・チャンピオ
ンシップ2009]にて金賞(ヴィンテージは2009年)

[デイリー・メイル紙]:南アのトップ50(2009年2月)
『このスパークは南アで最も美しく、賞賛に値するスパーク
であると同時に、世界的には今もベスト・バリューのひとつ』

[モンド・スパークリングコンテスト]:銀賞(2008年11月)
・・この大会でメダルを獲得した唯一の南ア産スパーク・・

[ヴェリタス・アウォード2007]:金賞(ヴィンテージ2003年)

[インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペ2007]:
クラス中第一位(ヴィンテージ2002年)

また、世界的なスパークリングワインの権威であるトム・
スティーヴンスンさんの著書である[世界のスパーク&シャ
ンパン大全]では、星をつけることさえ難しい中、1.5★/3★
という評価を得て、高く評価される南アを代表するスパーク
です。

その味わいは、
『濃厚で心地よいイースト香が漂い、ほのかにライムの
さわやかなノーズが立ち上がります。
刺激的できめ細かいムース状のクリーミーな泡が弾け、
長くエレガントなフィニッシュをもっています。』


グラハム・ベック・ブラン・ド・ブラン 2013
【南アフリカ共和国】【白スパークリングワイン】【750ml】【辛口】

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ドメーヌ・セリーヌ・ヤムヒル・キュべ・ピノ・ノワール 2014

3ヴィンテージ続けてロマネ・コンティのワインに勝った、
あのオレゴン屈指のピノ・ノワール造り手のスタンダード・
キュべも実は素晴らしい味わいです。

それが
[ドメーヌ・セリーヌ・ヤムヒル・キュべ・ピノ・ノワール 2014]

造り手である[ドメーヌ・セリーヌ]は、ロマネ・コンティの
ワインにブラインドで勝ったことでも知られ、今やオレゴン
屈指の造り手として世界でも知られる実力派です。

1990年の初ヴィンテージから注目を集め、1999年版の[ロバート・
パーカー・バイヤーズ・ガイド第5版]では、オレゴン州の
ピノ・ノワールの傑出した造り手(outstanding producer)
の、わずか2社のうちの1社として5つ星を獲得。

さらに
2003年、2004年と連続2年にわたって、アメリカの有力評
価誌である[Wine & Sprits]誌にて【Estate Winery of
the Year】に選ばれました。

ブルゴーニュのトップワインにも匹敵する、優雅かつ奥
深く、そして幅のある味わいには、これまでも誰も異存
はありませんでしたが、オーナーの名前を冠する
[エヴァンスタッド・ピノ・ノワール]は、2003年には、
ブルゴーニュのベストヴィンテージである1990年、
1996年と1999年とのブラインド・テースティングにおい
てフランスのトップ生産者を破った後、2004年には、
遂に、世界最高峰ブランド、ロマネ・コンティ社の造る
看板ピノ・ノワールである、

【ラ・ターシュ】
【リシュブール】
【エシェゾー】
【グラン・エシェゾー】
【ロマネ・サン・ヴィヴァン】

といった錚々たるワインに圧勝するという快挙を成し遂
げたのでした!!(ヴィンテージは1998年、1999年、2000年)。

中でも、【ラ・ターシュ】は、【ロマネ・コンティ】に
続く位置づけを与えられているワインで、時にその評価
は【ロマネ・コンティ】を凌ぐほどでした。

この[エヴァンスタッド]も、価格は年々上昇し、今では
1万円を超えており、もう少し求めやすい価格で造り手の
エッセンスが味わえるキュべとして造られているのが、
今回ご紹介する[ヤムヒル・キュべ]です!

こちらのワインは、買いブドウを中心に造られていますが、
ブドウはダンディー・ヒルズ地区、エオラ・アミティ・
ヒルズ地区、ヤムヒル・カールトン地区といった
ウィラメット・ヴァレーでも屈指の地区の厳選したブドウ
を使っており、その素晴らしさは、上級キュべとも遜色
のないレベル。

実際、評論家からの評価も高く、この2014年ヴィンテージ
もパーカーポイント【92点】を獲得。

実際に、のんでみたところ、
『色はピノ・ノワールとしては濃いめの赤。
香りは熟したラズベリーやプラム、モカ、チョコレートなどがあり、
口の中でもそれらの味わいがありながらも、バランスがよく、
上品で洗練され、まるで、ブルゴーニュの上級キュべのような味わいです。
しっかりとしたタンニンがあり、華やかで充実感があります』


ドメーヌ・セリーヌ・ヤムヒル・キュべ・ピノ・ノワール 2014
アメリカ 赤ワイン 辛口 フルボディよりのミディアムボディ 750ml

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JCB by ジャン・シャルル・ボワゼ No.81シャルドネ 2015

2018年サクラ・アワード最高賞、
ダイアモンド・トロフィー受賞のゴージャス・シャルドネ。

33カ国4,342アイテムから、わずか47本だけという栄誉を獲得。

それが
[JCB by ジャン・シャルル・ボワゼ・シャルドネ・No.81 2015]

ジャン・シャルル・ボワゼ氏は、
世界第三位のワイングループを率いるブルゴーニュの名門ボワゼ家に生まれ、
7歳の時にはグレートなピノ・ノワールに魅せられ、
11歳でカリフォルニアに魅せられ、最終的にカリフォルニアに進出し、
デ・ローチ、ブエナ・ヴィスタ、レイモンドといったワイナリーを
再生させてきたワイン業界の世界的実業家であり、
ブルゴーニュ出身らしいテロワールを大切にする人物です。

現在は、カリフォルニアワインの伝道師であった偉大なる
ロバート・モンダヴィのナパの邸宅を受け継ぎ、
ここを拠点に世界中で活躍し、フランスでは、
ジャン・クロード・ボワゼ、ブシャール・エイネ・エ・フィス、モメサンなど、
本格的なブルゴーニュワインを傘下にもつ
世界第三位のワイングループの総氏として精力的な日々を送っています。

4年ほどまえに、来日された際にお会いする機会がありましたが、
いたって個性的かつ魅力的な人物という印象を受けました。

ワインに対する愛情も深く、派手なプレゼンテーションとは裏腹に、
基本は正統派のテロワールを重視したワイン造りを行っています。

ラインナップの中でも、
特に思いいれの強いのがこのワインということなのですが、
それは、最初にカリフォルニアに来た際に、
ゴールデン・ゲート・ブリッジをわたり、ソノマに到着し、
その時に味わったシャルドネの素晴らしさに感動し、
『大人になったらこんなワインを造りたい!』と思ったのだそうです。

それが1981年の出来事だったために、
ソノマのブドウを使って造られるこのワインには、
【No.81】という名前がつけられており、
ジャン・シャルル・ボワゼ氏にとって、
このワインは特別な意味合いを持つワインなのだそう。

今でも、1981年に味わったそのシャルドネの味わいを鮮明に
舌が覚えていて、それを再現すべく造られています。

畑については公表されていませんが、
ご本人に来日した際に確認したところ、
シャルドネは、キスラーとデリンジャーの間にあるとのことでした。
ソノマ・シャルドネの一等地です。

その味わいは、
『色は輝く黄金色。熟した梨、マンゴの香り。
キーウィやメロン、グレープフルーツなどの香りが口に広がりますが、
酸も非常にバランスよく配されていて、
壮大で深みのある感動的な味わいは、
まさにカリフォルニア・グランクリュの風格があります。』


JCB by ジャン・シャルル・ボワゼ No.81シャルドネ 2015
【アメリカ】【白ワイン】【750ml】【辛口】

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