「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ミシェル・ガシェ・コート・デュ・ローヌ・セルシウス 2015

以前ご案内した2012年ヴィンテージは
あの世界的権威のワイン評論家ロバート・パーカーが選ぶ、
最も素晴らしく最高で本当にお買い得と思ったワイン
[Guide to the Best of 2013]にて、
世界中の多々あるワインの中からたった3本だけ選ぶのですが、
その中の1本がこのワイン。

しかも、今回の2015年も2012年と同格レベルの【パーカー90点】獲得

その名も
[ミシェル・ガシェ・コート・デュ・ローヌ・セルシウス 2015]

世界で最も有名なワイン評論家のひとり
[ロバート・パーカー]氏が2013年を総括する
『Robert Parker’s Guide to the Best of 2013』にて、
テーマごとに、全世界の多々あるワインの中から「これぞ」
と思ったワインを選ぶ一大イベント、
世界中のワイン愛好家が注目し、
選ばれたワインは即完売や価格が高騰すると言われるほど。

そんな中で、【世界3大激・安・旨】の栄冠に輝いたのが、
このワインなのです。

過去ヴィンテージの2010年では、
『ワォ!!なんてエキサイティングなワインなんだ』
『ブラヴォー!!』と、
あの世界的権威ロバート・パーカー氏もド肝を抜く激安旨
まさかの、この1000円台という価格帯には異例中の異例とも言える
驚異の【93/100点!!】という高評価を与えられた、
これ以上ないコストパフォーマンス。

同じ2010年ヴィンテージで高級ワイン産地のローヌ地区を探してみると、

シャプティエ・コート・ロティ 【93-95+点】125-195$
ギガル・シャトーヌフ     【92-95点】
ボーカステル・シャトーヌフ  【92-94+点】62-90$

と、何度も我が目を疑ったんですが、
なんと時価数万円のパーカー100点満点連発のローヌスターたちですら
このたった1,980円のワインとほぼ肩を並べているという驚愕の事実。
いかにこの1980円が超怪物級の激安旨かもう多くを語る必要はないでしょう。

この時のパーカーさんのコメントも
『ワォ、なんてエキサイティングなワインなんだ!
このセンセーショナルなワインは、
まるでシャトーヌフ・デュ・パプのようだ。
これは私が味わってきた中で最も偉大なローヌワインのひとつです。ブラヴォー』
と大絶叫。

こちらのワイン、本当はアメリカ市場のためだけに造られた、
日本に上陸するはずがないものなのですが、特別に許可してくれたんです。

2015年はなんとアルコール度数【15度】を誇る驚異のワイン。

その味わいたるや、
『なんというジューシーな果実味。
ラズベリーやチェリーの赤果実たっぷりのいい香り、
さらにハーブやふんだんなスパイスも加わり、
チャーミングかつ官能的な香りが湧き出るように漂ってくる
口当たりは極めて滑らか、
口に広がるタンニンは豊かな力強く良く熟していて、
そ してやはり何と言っても果実味が超ジューシー
さらに その余韻も複雑かつゆったりと広がっていく』

濃厚さがより洗練されたこの味わい・・・
やはり感動の出来と絶叫したくなるほどの味わいです。

ミシェル・ガシェ・コート・デュ・ローヌ・セルシウス 2015
【フランス】【赤ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】
1,980円(税別)

ワイン専門リカーショップ

ラ・エンフェルメラ・トロ 2015

≪ドウロ・ボーイズ≫をご存知でしょうか!?

近年、世界で超話題となっているポルトガルの生産者集団なんですが、
なんとその中の一人がスペインの銘醸地トロで生み出す珠玉の赤ワインを、
発掘いたしました。

  [ラ・エンフェルメラ・トロ 2015]

それでは、このワインの華麗なるプロフィールを、
とくとご覧くださいませ。

≪ドウロ・ボーイズ≫とは、
ポルトガル北部の産地ドウロを拠点とする5生産者のグループで、
「ドウロをポートに頼らない高品質スティルワインの産地に変革すること」
を目指して結成されました。

近年の活躍はめざましく、彼らの造るワインは酒精強化のポート・ワインだけではなく、
スティルの赤白ワインも世界トップクラスの評価を得るまでに。

そんな≪ドウロ・ボーイズ≫の一員、
クリスティアーノ・ファン・ツェラー氏が、
なんとスペイン銘醸地のひとつトロで赤ワインを造っていたんです。

トロといえば、数々の高級ブランドを擁するフランスの一大グループ、
あのLVMHモエヘネシー・ルイ・ヴィトンが進出したことでも知られる銘醸地。

実はポルトガル・ドウロとスペイン・トロは共に1本の大河の恩恵を受けている産地。
ポルトガルではドウロ河、スペインではドゥエロ河と呼ばれています。

トロの素晴らしい畑に惚れ込んだファン・ツェラー氏が、
地元スペインのパートナーと共に生み出した一本が、
この[ラ・エンフェルメラ・トロ]というわけです。

お買い得キュヴェと言えども、なんと何と、
あの世界最高峰のワイン評論家ロバート・パーカー氏主宰の
[ワイン・アドヴォケイト]にて、【90点】を獲得。

そのコメントたるや、
『スパイシーなオークの印象を伴った、果実のアロマが前面に出た香り。
口中では(トロのワインにしては)軽やかなミディアムボディで、きめの細かいタンニン。
重めの料理にも、やや軽めの料理にも寄り添うことが出来る。
と言えるのは、私自身が試したから!
フレッシュな印象から、グラスの中で時間が経つにつれ
オレンジピール、スミレなどを想起させる香りに変化してくる。
美味しく心地良く、非常に良いバリュー。』
と激賞。

『美味しく心地良く、非常に良いバリュー』なんて、
最高のホメ言葉ではないでしょうか!?

はともあれ、まず飲んでみましょう!!

ラズベリー、ダークチェリー、プラム、カシスリキュールなどの
甘酸っぱくチャーミングなフルーツのアロマ!
さらに杉やハーブの清涼感、シナモン、ナツメグ、クローブ、
リコリスの甘苦スパイス、スミレ、おしろいのフローラルでパウダリーな印象も。
さらにスモーキーなミネラル感もあります。

口中では、チャーミングで親しみやすい果実味、
たっぷりとして上質な酸、きめ細かくシルキーなタンニン。

スパイシーながら柔らかくしなやかな口当たりで、
飲み飽きることがありません。
甘やかでビターな余韻も長く、
濃厚過ぎないミディアムボディの赤ワイン。
それでいて飲み応えがあり、満足感の高い一本です。

合わせるお料理は、パーカーさんのコメントの通り重めの料理にも、
やや軽めの料理にもピッタリと寄り添ってくれます。
生ハムやサラミのアンティパストから、チキンのトマト煮、
合挽き肉のハンバーグなどの家庭料理に合わせて、
カジュアルに楽しんでください。

ちなみに、ワイン名の[ラ・エンフェルメラ]とは、
スペイン語で看護師の意。
1476年、このトロの地に攻め入って来たポルトガルのアルフォンソ5世に応戦した
カスティーリャ王国(現在のスペイン)のイサベル女王の尽力で、
現在のスペイン保健省の原型が生まれました。
彼女は負傷した兵士の手当てをするため、6つのテントを設置。
そして彼らの快復を促すために、トロのワインを分け与えました。
まさに[ラ・エンフェルメラ]とは、
イサベル女王の功績を称えたワインなのです。

そんな歴史に思いを馳せながら飲むこのワイン、
最高に味わい深く至福のひとときを演出してくれます。
どうぞたっぷりと味わってみてください。

ラ・エンフェルメラ・トロ 2015
【スペイン】【赤ワイン】【フルボディ】【750ml】
1,480円(税別)

ワイン専門リカーショップ

満点生産者が放つ贅沢な味わいのブルゴーニュ・シャルドネが登場

このワインを造ったのは、現在のブルゴーニュを代表するトップ生産者。

赤がパーカーさんの【ワイン・バイヤーズ・ガイド】で
満点五つ星【★★★★★】獲得。
さらに、ドメーヌの白ワインと
ネゴシアン[メゾン・アンリ・ボワイヨ]の白ワインも
また五つ星【★★★★★】の最高評価という、
まさに達人中の達人。

ちなみに、赤白ワイン両方で最高評価を得た造り手は、
今回ご紹介の「アンリ・ボワイヨ氏」と、
かの「ラルー・ビーズ=ルロワ夫人」の2人のみ。

造られるワインのすべてがお宝なんです。

お手頃でブルゴーニュ白トップクラスの味わいが堪能できる1本。

ヴィンテージの2015年は、ブルゴーニュに精通するマスター・オブ・ワインが、
『見事に酸味とのバランスがとれた高品質で熟度の高い白』
『決して見逃してはならないヴィンテージ』
と語り、消費者は是非確保せよとするお宝ヴィンテージ。

その名も
[アンリ・ボワイヨ ブルゴーニュ・シャルドネ 2015]

ドメーヌ、メゾン共に最高五つ星★★★★★評価の、
潔癖主義者「アンリ ボワイヨ氏」の手による
[アンリ・ボワイヨ ブルゴーニュ・シャルドネ 2015]。

妥協を許さない完全主義者が、
「ペルナン・ヴェルジュレス村」や「サン・ロマン村」の、
本来ならワンランク上の【ヴィラージュ・クラス(村名ワイン)】の
ブドウも惜しげもなく格下げして使った、
本当に美味しい白なんです。

そんな欠点の見つからない味わいを堪能できる、
驚きのコスト・パフォーマンスを持つ1本。

なお、このワインはいわゆる「メゾンもの」で、
ネゴシアンのボワイヨ家からの1本ですが、
[アンリ・ボワイヨ]の場合、
ネゴシアンもドメーヌも全く同じ手間ひま掛けた造りで、
それにより先の最高評価を受けている点も見逃せません。

ちなみに、ドメーヌ5代目として生まれた「アンリ氏」は、
ネゴシアン設立のきっかけを次のように説明。
『ネゴスを作ったのは、モンラッシェやコルトン・シャルルマーニュを
造ってみたいという思いに駆られたからだね。
ブルゴーニュの特級畑は売りにでないのでオーナーにはなれないから』

そして、何故ネゴシアンものでも遜色がないかについては、
『ネゴスの品質がドメーヌより劣るというのは考えられない。
農家にお願いして、同じ手法でブドウ栽培をしてもらい、
ワイン醸造も変えていない。』と語っています。

そうして造られた白ワインは、
・アロマティックで活き活きしており、表現力に富んでいる
・リッチで厚みがあり、味わいのハーモニーが美しい
・ミネラル感が穏やかでエレガントなので、テロワールの個性を強く感じられる

などの特長を持ち、それらの総合的な味わいが【★★★★★】
最高評価の要因なのです。

さらにご案内の2015ヴィンテージは、
ブルゴーニュに精通するM.W.(マスター・オブ・ワイン)の
「ジャスパー・モリス氏」が、
『見事に酸味とのバランスがとれた高品質で熟度の高い白ワイン』
と総括、
『適正な時期に収穫したため、優雅で肉付き良く果実味満載のワインで、
程よい酸味を備えているため、しばしば上品でフレッシュな印象を感じる』
と、その品質は同じように長く暑い夏を経験した過去のヴィンテージの白と比べ、
遥かに素晴らしいワインだと再認識したグレート・ヴィンテージ。

ただ一方で、
『少なめの結実に乾燥した日が続いたため、
自ずと収量も控えめになったため安くはない』
『しかし決して見逃してはならないヴィンテージ』
と、消費者は是非確保すべきヴィンテージとしているのです。

そんな1本の味わいたるや、
『透明感のある淡いイエローゴールドの色調。
グラスに注いだ瞬間から立ち昇る華やかな香りと、
ボワイヨ特有の上品な樽香。
色調はさほど濃厚ではないのに、
よい意味で予想を裏切るリッチでコクのある果実味。
また酸は しっかり目ながら、ミネラル感は適度で穏やか。
それに白い花や、グレープフルーツやレモンなどの柑橘系のニュアンスが、
ブルゴーニュの白らしい苦味と抜群のバランスを見せ、
長く上品な余韻へと繋がるのです。
決して濃密ではないのに、エレガントで奥行きのある複雑な味わいこそ
ブルゴーニュの本質と再認識させてくれる、五つ星生産者の1本と言えます。』

3,480円(税別)

ワイン専門リカーショップ

アンティノリが造り出すイタリアン・スパークの最高峰フランチャコルタ

イタリアの名手[アンティノリ]が造るイタリアン・」スパーク最高峰フランチャコルタ!

一族の名前を冠した思い入れの強い一本で、
規定の倍の瓶内熟成期間をおこなったキュベ。

フランチャコルタ特有のはなやかな果実味が素晴らしく香る、
イタリアスパークの定番となること、間違いないスパークリングです。

それが
[アンティノリ・マルケーゼ・アンティノリ・キュベ・ロワイヤル・ブリュット]

造り手であるアンティノリは言わずと知れたイタリア屈指の造り手ですが、
ワインビジネスは1385年、ジョバンニ・ディ・ピエロ・アンティノリ氏が
フィレンツェのワインギルドに加盟したことからスタートし、
600年以上もの伝統をもつ名家中の名家です。
しかし、伝統を単に踏襲するだけではなく、
スーパータスカン[ティニャネロ]を生み出すなど革新も追及。
現在ではイタリア全土に10以上のワイナリーを所有し、
その規模はイタリア最大級となっています。

しかし、スパークリングの生産をはじめたのは、
1990年代になってからのことで、
フランチャコルタの優良ワイナリーであるモンテニーザを所有してからです。
ステップを積み重ね、2016年から、新たなブランドとしてリリースしたのが、
今回ご紹介するフランチャコルタです。

一族の思いを込めて「マルケーゼ・アンティノリ(アンティノリ侯爵)」
と名づけられており、
威信を掛けた手間暇を惜しまない丁寧な造りから、
「アンティノリ家の宝石」とも例えられる高品質のフランチャコルタなのです。

いくつかあるラインナップの中でも。
キュヴェ・ロワイヤルは基本となる、
スタンダードな一本です。

すっきりと繊細な果実味を演出するシャルドネを主体に、
ピノ・ノワールとピノ・ビアンコをブレンド。
ブドウはすべて手摘みで収穫され、ステンレスタンクで発酵。
その後瓶内二次発酵に入り、
澱と共に36ヵ月間という長期間に渡り熟成させた後にリリースされます。
フランチャコルタの法的瓶内熟成期間が最低18ヶ月ということを考えれば、
このスタンダード・キュヴェがどれほど時間と手間が掛けられているかがわかります。

フランチャコルタらしい華やかなフレーバーで、
赤りんご、グレープフルーツ、白い花、白桃、そしてかすかに酵母があり、
魚のカルパッチョ、シーザーサラダ、白身肉などを使った料理など、
上品なお料理とも相性のいいスパーク。

イタリアの風を感じるスパークです。

・・・・・・・・・・・・・・

フランチャコルタは、イタリア北部ロンバルディア州の首都、
ミラノからほど近いエリアで造られる高品質なスパークリングワインのD.O.C.G。
「シャンパーニュと同様の瓶内二次発酵によって泡を得ること」、
「瓶内での熟成期間は最低18ヶ月以上
(ノン・ヴィンテージのシャンパーニュの熟成期間は15ヶ月以上)」、
「使用できる品種は、
シャルドネ、ピノ・ネロ、ピノ・ブランの3種類(シャンパーニュは、
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)」など、
シャンパーニュに共通する厳しい製造規定が定められています。

一方で、シャンパーニュとの最も大きな違いはその気候。
土壌はいずれも粘土質・石灰質と共通していますが、
シャンパーニュより南方に位置するフランチャコルタは、
シャンパーニュよりも温暖な気候で、日照も豊富に得られます。
その恵まれた気象条件から生まれるピュアな果実味と強すぎない酸、
そして、非常に軽やかな泡がフランチャコルタの最大の魅力と言えます。
また、フランチャコルタが認められている栽培エリアはシャンパーニュの1/13、
生産量はなんとシャンパーニュの1/31という少なさ。
つまりフランチャコルタは、シャンパーニュ以上とも言える厳しい規定でごく少量、
丁寧に造られている、最高峰のスパークリングワインと言っても過言ではないのです。

2,980円(税別)

ワイン専門リカーショップ

これほど上品で高貴なワインがあったのかっ

これほど上品で高貴なワインがあったのかっ!
しかも軽く無く、飲み応えもあり、才色兼備とも言える
女性的な美しさを感じさせる甘美なるワイン。

ワインの女王と言えば
イタリア-ピエモンテのバルバレスコが有名ですが、
まさにそのバルバレスコに劣らないどころか、
上回るほどのエレガントかつ凝縮した果実味、
そしてさらにミネラル感がたっぷりと感じられる複雑味を併
せ持った極上ワインの登場です。

その名は、
[ドゥーカ・ディ・サラパルータ・ラヴィコ 2013]

イタリアのワイン評価誌[ガンベロ・ロッソ]2009年版では、
2005年のラヴィコに対して、準満点の2つグラスを付け、
さらにはコストパフォーマンスに優れているワインに付けられる★付きで激賞

通常1,000円台前半のワインに★が付けられる事が多いのですが、
この価格にしてそれでもコストパフォーマンスが高いと評されている程です。
それ以上の価格でもおかしくない物凄い味わいを持ったワインなんです。

このラヴィコに使用されるブドウ品種、ネレッロ・マスカレーゼ種は、
シチリアでも有数の土着品種であり、
特にエトナ山付近の火山性土壌とは相性が良く、
葡萄本来の果実味に加え、上質な酸や柔らかさ、
土壌のミネラル感や鉱物のニュアンスを上手く表現するブドウ品種です。
非常に手がかかり、熟すのも少し遅めとなり収穫も9月末~10月半ばまでかかります。
繊細で愛らしい果実味で爆発的な印象はありませんが、
エトナのテロワールを知るにはネレッロ・マスカレーゼのワインと言われるほど、
その土地を余す事無く表現する優れたポテンシャルを持ちます。

ただし、[ドゥーカ・ディ・サラパルータ]ワイナリーの
造るラヴィコはちょっと違います。
そのネレッロ・マスカレーゼを物凄い低収量にし、
完熟するまで完璧に見極め一つ一つ手摘みで収穫する事で凝縮感と
しっかりとした果実味をもたらし、
さらに12ヶ月以上のバリックオーク樽による熟成をする事で、
よりふくよかに、より骨格のはっきりとしたパワフルなワインに仕上げているんです。
熟練の技と言っても過言では無い完成度をを誇るのは、この拘りがあるからなんです。

ボトリング後も、特徴ある果実味や酸味、複雑味などを完全に融合させる為、
少なくとも6ヶ月間の瓶内熟成を行いリリースされます。

このラヴィコが造られる葡萄畑は、シチリアの中央東部に広がる
アルカンタラバレーにかけてのエトナ山の麓。
山の傾斜に沿って畑が広がり、海抜600-800mのかなり高い高度に畑が広がります。
土壌もエトナ山の火山性土壌となり、
石灰質にマンガンやマグネシウムなどミネラルがたっぷりと含まれた土壌なんです。

気候も高所に所在する畑の為、昼夜の寒暖差が大きく、
また海からの冷たい風が吹き込む事で、
昼は太陽が燦々と照らし日照量が多く葡萄が熟し、
夜は気温が下がり良質な酸味を育てています。

こういった条件がすべて揃い、ふくよかで完熟した凝縮感ある果実味、
なめらかでしっかりとしたボディを構成するタンニン、エレガントで美しい酸、
複雑味たっぷりのミネラルを併せ持ち、
さらに一体となった極上のワインが生まれるのです。

まさにエトナ山の周りでしか生まれる事のない特別な逸品というわけなんです。

その味わいは

『グラスに注ぐと美しいガーネットカラーが光るルビーレッドの色合い。
香りは複雑に混じり合い、芳しく豊かなダークチェリーや新鮮なプラムの果実が溢れます。
オークによるバニラやナッツのニュアンスもあり、
鉱物や鉛筆の芯、スパイシーな印象もあります。
非常に変化に富んだ魅力的なアロマです。
 
味わいは非常に凝縮感がありふくよかな印象を一番に感じます。
果実味はラズベリーやブルーベリーの味わいに、
土やミネラル、鉱物が感じられ、非常に複雑性に富んだ味わい。
オーク樽のニュアンスやかすかに感じるバニラの柔らかさが鼻腔を抜け、
全体的にエレガントな美しい飲み心地があります。
ローストしたお肉や、香草をアクセントにした肉料理と一緒に楽しんだら最高でしょう』

P.S
「ラヴィコ」とは溶岩を意味する「LAVA」を由来とする名前でして、
まさにエトナ山の傾斜に位置する畑から火山性地質を
そのまま表現したミネラリーでエレガントな≪名が体を表す≫ワインです。

1,980円(税別)

ワイン専門リカーショップ