「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ボーグル・オールド・ヴァイン・ジンファンデル 2017

クラシカルで濃厚なロダイ産ジンファンデル!
樹齢60年から80年の古樹の深みのある味わいを楽しめる一本です。

造り手は、1800年代の中頃からカリフォルニア州都サクラメントからほど近い、
小さな村のクラークスバーグで代々農業を営んできました。
1968年に 4代目5代目親子が8haの土地にシュナンブランと
プティシラーを植えたことからワインづくりを始め、
今ではボーグル・ファミリー今では770haの畑を所有する
常に高評価を得るワイナリーに発展しました。
現在も、6代目にあたる兄弟3人でワイナリーを運営している家族経営のワイナリーです。

クラークスバーグというちょっとマイナーな産地ゆえ、
さほど知名度は高くなかったものの、そのコスパには年々、注目が集まり、
2020年には、有力評価誌である[ワイン・エンシュージアスト誌]より、
【アメリカン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー】を受賞するほどになりました。

その味わいは、
『しっかりとした果実感。
ブルーベリー、チェリー、プルーン、クランベリー、ラズベリーなどのフレーバー。
スパイスが特徴的で、松の樹皮、黒コショウ、ナツメグなどの
スパイス、バニラのニュアンスも口の中でじっくりと感じられます。
適度な熟成によってこなれたタンニンがうまれ、余韻も長く充実した味わいです。』


ボーグル・オールド・ヴァイン・ジンファンデル2017
【カリフォルニア】【赤ワイン】【750ml】

ドメーヌ・サン-レミィリースリング・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2019

美味しい白ワインの産地といえば、アルザスは欠かせない産地です。
複雑に入りくんだ地層年代、土壌の違い、
南北に長いので、北部、中部、南部と場所によって、
ミクロクリマにキャラクターが異なるのも特徴。
アルザスを代表する品種といえば、このリースリングは 欠かせません。

このワインを造るのはドメーヌ・サン・レミィ。
アルザスの中部~南部付近の銘醸畑を含むに優れた区画の畑を所有するワイナリーです。
ワイナリーの場所は ヴェトルスハイム村。

このドメーヌとの出会いは、2013年にアルザスを訪れた 際に、現地の方におすすめされたのをきっかけに訪問。
何を飲んでもたいてい美味しいワインばかりで非常に驚きました!
聞けば、ビオロジック栽培、ビオディナミ 農法によるワイン造りを行い、
転換期を経て、2012年より認証も取得。
そのため、ここ数年の味わいの向上につながっ たそうです。
確かにまだ転換している途中のバック・ ヴィンテージを試してみると、
新しいヴィンテージの方がレベルアップしていることがよくわかりました。

ドメーヌを運営するのは、フィリップ・エールハートさんと奥様のコリーヌさん。
家族経営のドメーヌで、歴史は 古く、なんと1725年から葡萄栽培を行っているそうです。
ワイナリーを訪問した際はフィリップさんのご両親さんに畑を案内してもらいました。
いまだに現役で畑仕事はご両親さんが元気に行っています。
アットホームで親切なドメーヌのみなさんに感激しました。
現在は息子さんがワイン造りの中心に。

このワインに使われる葡萄の畑とその土壌は、
エギスハイム村のオーセルとヴェトルスハイム村のローゼンベルクという区画。
どちらも粘土石灰質土壌です。
通常、粘土石灰質 にリースリングを植えると固く引き締まった酸味になりますが、
このワイナリーはオーガニック、ビィオディナミ農法を実践することによって、
石灰質土壌特有の引き締まったミネラルのストラクチャーだけでなく、
柔らかさや体になじむような優しさが加わっている印象でした。
そのため、いつまでも飲み続けていたくなるような、親しみやすいワインになっています。

葡萄は全て手摘み。自然酵母使用。
醸造はステンレスタンクで18℃の温度管理の元、120日間発酵。オークは使用しません。

試飲の感想は、
『グレープフルーツ等の温かみを感じる柑橘系の香りが爽やか。
味わいは、フレッシュな果実味、豊かでジューシーな酸味、
ややタイトなミネラル感、ストラクチャーがある、伸びやかではつらつとした印象。
後味にほんのりと苦みを感じられますが、いいアクセントに。
素直に続く長い余韻。塩味の鶏肉料理や串揚げ等シンプルな味付けのお料理、
クセが少ない牛のチーズ等と好相性。』

アルザスのワインはよく、『土地を表現するワインだ』と形容されます。
よくワイン造りは『天・地・人』の大切さが語られますが、
特に『地』、土地のキャラクター がよく表れているワインが多いと感じます。
このワインも粘土石灰中心の引き締まったパワフルな土壌、
比較的温暖なこの地らしさがよく表現されていると感じます。

1~3年位はフレッシュ感を楽しんでいただき、保存状態がよければ、
さらに数年は熟成の変化も楽しんでいただけます。
10~12℃くらいに冷やしてサーブしていただくのがおすすめです。


ドメーヌ・サン-レミィ リースリング・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2019
【フランス 】【白ワイン】 【750ml 】【ミディアムボディ】 【辛口】【ビオディナミ】

メゾン・シシェル・ソーテルヌ 2018

その味わいたるや
『物凄くリッチで複雑味を感じさせるソーテルヌ。
オレンジ、アプリコット・ジャム、カリン、ハチミツ、
焼きリンゴ、クローブなどのスパイス、
ほのかなトースト香など、熟したフルーツの濃厚な果実と、
ミネラルやハーブのニュアンス。
フレッシュで濃厚なるゴージャスな甘みと、
ミネラルや上品な酸味で繊細で高貴な印象を
感じさせる素晴らしい味わい。』

まさに極甘口、とにかく旨い濃厚ソーテルヌ。


メゾン・シシェル・ソーテルヌ 2018 (ハーフサイズ)
【フランス】【白ワイン】【375ml】【極甘口】

カ・モミ・ロッソ・ディ・ナパ 2019

造り手は、イタリア出身の2人のワインメーカーと
女性シェフの3人が2006年に立ち上げた比較的若いワイナリーである[カ・モミ]。

ヴェネトで14歳からワイン醸造に携わるダリオ、
北イタリアで3代続く醸造家の出身であるステファノ、
1997年にカリフォルニアに移住し、
女性シェフとして活躍していたヴァレンティーナの3人が、
2006年に立ち上げました。

ナパにいながらイタリアのレストランで
食事をしているかのような気分にさせてくれる、
というコンセプトでワインと料理を提供するレストランを経営。
レストランの成功とともに、彼らの造るワインの評価も高まっています。

祖国イタリアでの長いワインメーキングのキャリアをもつ彼らが
ナパの高品質なブドウを栽培する農園と良好な関係を築き、
イタリアの伝統を守りながら作っていますが、
今回ご紹介するワインは、ナパのシンボルである
カベルネ・ソーヴィニョンをベースにカリフォルニアの
ソウル品種であるジンファンデル、
さらにメルロー、プティ・シラーをブレンドしたワインです。

2019年は、長く暖かった夏が続きましたが、
猛暑がほとんどなく、朝は霧が多く出て、
表情豊かなワインを生みだしました。

その味わいは、
『ボイセンベリー、プラム、ダークチェリーのフレーバーが
しっかりとした骨格の中に感じられ、ローストしたナッツや
クローブやシナモンなどのスパイス感が印象的。
ジンファンデルの存在感があり、ナパらしさが感じられるワインです。』


カ・モミ・ロッソ・ディ・ナパ 2019
アメリカ 赤ワイン 750ml ミディアムフルボディ 辛口

ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト・プライベート・リザーヴ・ボルドー・ルージュ 2018

5大シャトーの中でも最も入手困難を極める!!
『ボルドーで最も偉大なワイン!!』 ワイン愛飲家の方なら、
この名前を聞いただけで跪いてしまうほどの
ボルドー第一級筆頭[シャトー・ラフィット・ロートシルト]
そんな夢のグランクリュ[ラフィット]を所有する、
[バロン・ド・ロートシルト]が 産み出した衝撃の超激旨

ボルドー各エリアに[バロン・ド・ロートシルト]が所有する畑から、ブドウを厳選
【ラフィットのエレガンス】にこだわり抜いて造りあげた、これぞ【男爵の秘蔵ワイン】

その証に、ラベルには、ロートシルト家にのみ使用が許可されている
ボルドー最高峰の印【5本矢のマーク】が燦然と輝き、
同じく、ラフィットのシャトーへの入り口の風景が描かれています。

今回のご紹介は2018ヴィンテージ
『まだ若いヴィンテージにもかかわらず、この貫禄とエレガントな佇まいは、
さすが!としか言いようがありません。
みずみずしくピュアなラズベリーやイチゴの香り、
そしてその奥からあふれ出すダークチェリーのジューシーな甘酸っぱさ!
さらに、カシスやブラックベリーの凝縮感と魅惑的なスパイスのアロマ・・・
またしても、この素晴らしい芳香にノックアウトされてしまいます。
その味わいは気高く、極めてエレガント!!
若々しい果実味を備えつつも、そのバランスのよい味わいは落ち着きを感じさせ、
まろやかな旨みも既に存在感たっぷりです。』

洗練された酸の美しさと、静かに力強いタンニンが生み出す充実の飲み応え
【男爵の秘蔵ワイン】の名に相応しい威厳と風格に満ちています。


ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト・プライベート・リザーヴ・ボルドー・ルージュ 2018
フランス 赤ワイン 750ml ミディアムボディ寄りのフルボディ 辛口