「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

イン・シツ・シグナチャー・ワイン・シャルドネ・ヴィオニエ2018

芳醇で濃密!
香り豊かで華やかな白ワインのご紹介です!

シャルドネとヴィオニエをほぼ半々でブレンドしたユニークな構成ながら、
お互いのいいところをうまく引き出し相乗効果が生まれています。
造り手の中でも、「シグナチャー・ワイン」というテロワールに
フォーカスしたワンランク上のワインとなっています。

このワインは、日本にはまだ最近入ってきたばかりで、
あまり巷で見かけることはないのですが、
世界的に見ても、高く評価され、
あのロバート・パーカー氏主宰の[ワイン・アドヴォケート]誌でも、
毎年のように試飲されていて、高得点を獲得しています。

また、雑誌[ワイナート]主催の試飲会にて
コストパフォーマンスの高い3,000円以下チリ産白ワインの
50本に選ばれた実績をもつ芳醇な味わいのワインです!

それが
[イン・シツ・シグナチャー・ワイン・シャルドネ・ヴィオニエ 2018]

このワインを造るのは、
[ヴィーニャ・サン・エステヴァン]という、
チリのアコンカグア・ヴァレーを拠点に、
すでに設立40年以上の造り手です。

もともとは、国際的にも認められる
高品質なブドウ栽培を確立した父ホセ・ビセンテに、
ボルドーやカリフォルニアで「シャトー・ムートン・ロートシルト」や
「ムートン・カデ」のワイン醸造に携わってきた息子オラシオが
ワインメーカーとして参加し、1974年にヴィーニャ・サン・エステヴァンを設立しました。
今でもファミリー経営を貫く造り手です。

ラインナップの中でも、今回ご紹介するのは、
「シグナチャー・ワイン」というレゼルヴァクラスのワインで、
リヴァーサイド・ブレンドという名前もついています。
このワインは、シャルドネ60%にヴィオニエ40%という構成で、
シャルドネ由来の白い花、ヴィオニエ由来のアプリコット、
適度な樽香が調和したワインです。

アコンカグア川沿岸に沿った120ヘクタールを有する畑は、
水はけのいい砂質土壌で、年間の日照時間が長く、
北風と海岸からの海風による昼夜の激しい寒暖差があり、
香りと果実味が凝縮したタンニンのしっかりしたぶどうが造られます。

その味わいは、
『美しく輝く金色がかった淡い黄色。
アプリコット、パイナップル、ピーチなどのフレッシュで
トロピカルな香りにスパイスやバニラの豊かな香り。
口当たりはフローラルでエキゾチックなフルーツのニュアンス。
果実味に加えて、酸味もしっかりとあるのでバランスよく仕上がったワインです。』


イン・シツ・シグナチャー・ワイン・シャルドネ・ヴィオニエ2018
【チリ】【白ワイン】【750ml】【辛口】

テヌータ・ディ・コルテ・ジャコーベ(ダル・チェロ)ソアーヴェ・スペリオーレ・ヴィネト・ルンカータ 2018

[ダル・チェロ]は3代続く家族経営のワイナリー。
そのワイン造りのポリシーは、
『ワイン造りの伝統に対して妥協を許さず、そして敬意を払うこと。』
出来あがったワインボトルの1本1本がその象徴と言えます。

現在、3つのエステートを所有しており、
その一つが今 回ご紹介の、[テヌータ・ディ・コルテ・ジャコーベ]。
メインで造りだすのは、【イタリアのシャブリ】
と呼ばれるほど有名なヴェネト地方産の大人気白ワイン[ソアーヴェ]

生産者も多く、栽培面積も広いワインで、
その品質もピンからキリまであるのですが、
この造り手 [ソアーヴェ]は間違いなく最高レベル。

事実、ご案内のトップキュヴェ[ルンカータ]は
イタリアの最高権威ガイド誌[ガンベロ・ロッソ]で、
最高評価 【トレ・ビッキエーリ(3グラス)】を過去2回獲得。

数年前、ワイナリーを訪問させていただいた際に、
案内していただいたのですが、この[ルンカータ]の畑は、
まさに絶好のロケーション。
標高400メートルと高地に広がる畑の土壌は粘土と火山溶岩が主体で、
その栄養分がブドウに香りとともに豊富なミネラルをもたらし、
また、日中と夜間の気温差が激しく、それが力強いブドウを育て、
ワインに複雑味を与えているんです。

新ヴィンテージ2018年も素晴らしい仕上がりです。
『これが本当にソアーヴェなのでしょうか?と思ってしまうほど、
見事なまでに洗練された仕上がり。
産地、品種は異なるものの、
まるで最高級のブルゴーニュに匹敵する完成度です。
白い花の上品な香り、そしてフレッシュで快適なミネラル感と
酸をしっかりと残しながら、 果実のボリューム感がタップリ
さらにはナッツのよう な香ばしさも漂ってきます。
長く尽きることのない余韻もまた見事
しばらく熟成させたら、さらなるパワーを 発揮するでしょう。』

間違いなく最高レベルの[ソアーヴェ]です
[ピエロパン]や[ジーニ]などこのエリアのトップ生産者と
肩を並べるレベルに達したと言っても過言ではないでしょう。


テヌータ・ディ・コルテ・ジャコーベ(ダル・チェロ)ソアーヴェ・スペリオーレ・ヴィネト・ルンカータ 2018
【イタリア】【白ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】【やや辛口】

ヘス・コレクション・シャーテイル・ランチ・シャルドネ 2017

カリフォルニア・シャルドネらしい
しっかりとした果実味が持ち味のこのワインは、
モントレー地区のブドウからなるシャルドネ100%のワイン。
ほんの一部をフレンチ・オークの新樽で熟成させてあり、
ワインに複雑さと広がりをもたせています。

『パイナップルや白桃などを感じるトロピカル・フルーツの香りと
フレーバーに、オークのニュアンスもいい感じに楽しめます!
綺麗な酸とトロピカルフーツの果実味が溶け合い、
リッチで 上品なスタイルを見事に表現。
一部フレンチ・オークの新樽で熟成。
コクのあるシーフード料理と相性抜群です。』


ヘス・コレクション・シャーテイル・ランチ・シャルドネ 2017
アメリカ 白ワイン 750ml 辛口

ヘス・コレクション・シャーテイル・ランチ・カベルネ・ソーヴィニョン 2017

ナパのマウント・ヴィーダーの山深い場所に忽然と現れる
ラグジュアリー・ワイナリーが[ヘス・コレクション]。
アートにも造詣の深いスイス出身の初代ドナルド・ヘス氏が、
まるで美術館のようなワイナリーが設立当時は、
ナパでも珍しく、こだわりのワイン造りもまた話題となりました。
それから約40年、今は娘夫婦が2代目としてワイナリーを継ぎ、
伝統を作り続けるワイナリーです。

やはり最も中心的なのはカベルネ・ソーヴィニョン。
マウント・ヴィーダーは、いわゆる「山カベ」と呼ばれる地域で、
凝縮した中にもエレガンスを感じさせるワインができます。
ワイン・スペクテーター誌やワイン・エンシュージアスト誌、
ワイン・アドヴォケート誌、ワイン・アンド・スピリッツ誌などで
高い評価を得続けています。
トップキュベである「ライオン」は、
ロバート・パーカー氏主宰のワイン・アドヴォケート誌にて、
直近のヴィンテージで、数年にわたり95点以上を取り続けているのです。
その[ヘス]がアメリカ国内ではレストラン専用として
造っているのが今回ご紹介シャーテイル・シリーズです。

このワインは、ヘスで20年以上ワインメーカーを務める
デーヴ・ガフィー氏とワイナリーのレストランのシェフである
チャド・ヘンドリクソン氏が食事にあわせるために
協力して造り出しているアメリカ国内ではレストラン専用のワインです。
食事によくあうように、というコンセプトで、
しっかりとした果実味をもち、バランスのよい仕上がりは、
アメリカでは大人気。

日本国内でも有名ホテルや都内一流のステーキハウスなどに
オンリストされてきて人気の高いワインです。

ヘスが得意とするカベルネ・ソーヴィニョンは、
レーク・カウンティのレッド・ヒルという地区のブドウを主として使用。
この地域は良質なブドウが生産されるということで、
多くの有名ワイナリーがブドウを栽培する地域です。
そのカベルネ・ソーヴィニョンにプティ・シラー、シラーなどを
ブレンドしてバランスをもたせたワイン。
フランス産のオーク樽で熟成させています。

『アタックは熟したプラム、ブラックチェリーなどの果実があり、
さらにハーブ、レーズン、ヴァニラも感じられます。
少し苦みのある余韻が飲み飽きさせず、
上品にまとまっているワイン!』


ヘス・コレクション・シャーテイル・ランチ・カベルネ・ソーヴィニョン 2017
アメリカ 赤ワイン 750ml 辛口

グレッツァー・アモンラ・シラーズ 2017

今回も新着2017年も、2016年に引き続き、パーカーポイント96点!
その凝縮果実は、まさにドラマティック。
濃厚カルトシラーズの真髄をたっぷりと味わっていただくには、
このワインはまさに最適
世界中のワインコレクターが垂涎する幻のカルトシラーズ

その名も
[グレッツァー・アモンラ・シラーズ 2017]

ベン・グレッツァーさんが納得のいく
アモンラの名に相応しいワインだけが
アモンラとされるだけに、生産量が物凄く少ないんです。

ちなみに、アモンラの兄弟分となるアナペレーナは、
ブレンドするカベルネの出来があまり良くなかった為、
2011年ヴィンテージを全く造らなかったほど
そのこだわりの高さは、もはや芸術の域に達しています。

世界最高峰ワインが生まれる
南豪州バロッサ・ヴァレーのエベニーザー地区に残る
≪樹齢120年≫の老樹から生まれたこの超お宝ワインは、
世界のワイン市場価格に大きな影響力をもつワイン評論家パーカーさんも、
過去
『求められるシラーズの特徴がすべて完璧に表現され、
途方もない密度と複雑さを兼ね備えたワインである
このワインはどんなに苦労してでも、探し出して味わう価値がある』

とその完璧なる美味しさを大絶賛するとともに、
毎ヴィンテージ全世界でも類を見ない高評価を獲得している、
とにかくもの凄いワイン。

さらに現地オーストラリアでも過去

『このアモンラ・シラーズより偉大なる赤ワインは存在しない。
味わいは、とろけたブレックファーストケーキのようで、
ヒマラヤスギやバニラのオークの香りがトップに来る。
エキゾチックなスパイスやアニスの実なども混じり合い、
それはなんとも官能的でリッチだ。
言うまでも無く、それはフルボディで芳醇なワインだ。
スーパースムースな舌触りにフレッシュで躍動感のある力強い味わい。
要するに、これは誘惑するワインである。』
(Campbell Mattinson & Gary Walsh The Big Red Wine Book 2010/11)

と、以前のヴィンテージは世界中の評論家から総絶賛。

天才醸造家ベン・グレッツァーの
驚くべき手腕が見事に発揮されたワイン、
それがアモンラなんです。

今回、新着の2017年もパーカーポイント96点を獲得。

その味わいについては、
『フルボディでベルベットのようなテクスチャーをもつワイン。
グラスにいれておくとどんどん新たなニュアンスを放ちだす。
フローラルとミントの香り、ラズベリー、
ブラックベリー、スパイスなどがあり、
新樽がたっぷりと使われているが、ワインに融合しており、
口に含むとリッチで偉大な味わいとなっている。
そして、長い余韻がもう終わったと思うころに
リコリスのフレーバーがあらわれ
心地よいフィナーレへといざなってくれる。』


グレッツァー・アモンラ・シラーズ 2017
オーストラリア 赤ワイン 750ml フルボディ