「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ミシェル・ガシエ・シラー 2017

我らが極旨ワイン“ミシェル・ガシエ”の新リリース
今度は【シラー】です。

しかも、ワイン評論の権威ロバート・パーカー氏が創設した
ワインガイド『ワイン・アドヴォケイト』誌において、
【88~90点】という高得点を獲得。

「たっぷり濃厚・しっとり濃密」が魅力のミシェル・ガシエのワインですが、
今回ご紹介する【シラー】のワインは、
持ち前の 迫力たっぷりの飲み心地に加え、
シラー種特有のエレガントな味わいやちょっぴりスパイシーな風味が印象的。

じつはこのワイン、オーガニックで造られているのですが、
これが嫌みのないとってもいい感じ
一部のオーガニックワインにありがちな、
むわ~んとした独特の香りなどもあまり感じず、
シラーの美しさがストレートに表現されています。

こちらがテイスティングしたときのコメント。
『ふわりと香るスミレにハーブ、ブルーベリーやカシスの濃密なベリー感、
さらにリコリスや黒胡椒のスパイシーなアクセント。
ローズマリーの爽やかさとともにミネラル感も漂います。
その味わいは濃厚かつ緻密。
ベルベットのタンニン の質感、そして噛みしめたくなるほどのボリューム。
生命力 を感じるいきいきとした飲み心地は時間が経つにつれて優雅な印象に。
アルコールの熱さと地中海の風のような清々しさのコントラストが印象的です・・・』

抜栓してすぐ飲んでもちろんすごくおいしいんですが、
じつは時間が経つほどに、隠れていたアロマが解放され、旨みが増してくる・・・!!
できれば3日、興味があれば5日間ぐらいかけて
ちょっとずつ変化を見ていくのも面白いかもしれません。

ハーブでマリネした肉のローストと相性抜群
チェダーチーズなどにもぴったりです。
ぜひとも、じっくりとご堪能ください。


ミシェル・ガシエ・シラー 2017【フランス】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】【辛口】

ルネ・ド・ラクレイシャブリ 2019

美味しい辛口白ワインといえば、
世界中のワイン愛好家を虜にし続ける白ワインの銘醸地
【シャブリ】は絶対に外せません。

このワインが造られるシャブリという産地は、
世界中でファンが多いブルゴーニュ地方の最北端にあたるヨンヌ県に位置し、
パリとディジョンのちょうど中間くらいにある産地。
村は見るとすぐに銘醸地とわかるようなブドウ畑に覆われた丘で囲まれている地区。

この地域の畑は、古く12世紀の中世時代にカトリックのシトー派の
修道院によって開拓されたと言われています。
その頃から非常に人気の高いワインが造られ、
特に辛口でミネラリーな白ワインは
多くのワイン愛好家によって愛され続けています。

その人気の理由、シャブリといえば、
その個性を生み出す土壌にあると言っても過言ではありません。

2つのタイプの土壌があることで知られていますが、
まず【キンメリジャン土壌】というジュラ紀後期の
貝殻の化石を含む石灰岩土壌は引き締まった酸味や
クリスピーなミネル感を生み出す味わいです。
もともと深い海だ ったことを示す土壌です。
そのため、貝類などの魚介類との相性がいいと言われています。

またもうひとつの【ポートランディアン土壌】は
貝殻石 灰を含まない石灰よりも粘土質が多い、
キンメリジャンに比べて比較的新しい地層年代の土壌です。
より柔らかい味わいとなることが多いと言われます。

このワインが造られるのは前者の【キンメリジャン土壌】 のため、
よりシャブリらしいキレのいい味わいとなっています。

そして、ワインを手がけるのは、シャブリの名門生産者として名高い、
[ドメーヌ・ラロッシュ]の元醸造長となれば、
これはもう期待できないはずがありません。

『クリアーで濃厚なイエローの色調を伴う完熟シャルドネの風味
レモンやグレープフルーツに熟した青リンゴのニュアンス
キンメリジャン土壌から生み出される、
キレのいい酸味とクリスピーなミネラル感は、
まさにシャブリの真骨頂』

和食や魚介系料理はもちろん、
焼き鳥やハム・ソーセー ジ、
ミモザサラダなどとあわせてお楽しみください。


ルネ・ド・ラクレイ シャブリ 2019
フランス シャブリ 白ワイン 750ml 辛口

ムーラン・ディッサン 2015

あのシャトー・マルゴーと並び、
マルゴー地区の二大シャトーと称されていたシャトー・ディッサン。
シャトーの歴史は古く、1152年に後のヘンリー3世と
アリエノール妃の婚礼で供されたのが、
シャトー・ディッサンのワインと言われています。
畑は、マルゴー地区の中でも最良な区画の一つとして名高い、
カント ナックの丘にあり、最も傾斜のある
ブドウ栽培に最適な場所に位置しています。

3代目オーナー、エマニュエル・クルーズ氏が経営に加わったことによって、
ワイナリーに積極的な投資が行われるようになりました。
また、ボルドー左岸で数多くの銘醸シャトーを手掛ける、
ジャック・ ボワスノ氏がコンサルタントを務め、
シャトーの品質の向上に大きく貢献しています。

シャトー・ディッサンのワイン造りのポリシーは、
『王の食卓と神の祭壇のために。』
ヘンリー3世の婚礼に用いられた1152年から現在に至るまで、
偉大なエレガンスとフィネスを備え、
格調高い味わいのあるワインを産みだしています。

そのシャトー・ディッサンの畑から小道を挟んだ
向かいにある区画から造られるワインが、この[ムーラン・ディッサン]
現オーナー、エマニュエル・クルーズ氏の父によって、
気軽に楽しめる飲みやすいワインを目指し
メルローの植樹を増やす大掛かりな植え替えを実施。
土壌がメルローに適していた事もあり素晴らしいワインとなっています。

もちろん、ファーストのシャトー・ディッサンと同じセラー、
同じチームで造られ、新樽比率25%という贅沢仕込み
間違いなく超お値打ちなボルドーです。

ご案内の2015ヴィンテージは、過去10年でも屈指の当たり年
ファーストのシャトー・ディッサンはパーカーポイント93点獲得。

『ふくよかなプラム、ブルーベリー、
黒スグリなどの黒果実の香りが開けたてから広がり、
口当たりは柔らかで凝縮した果実 と質の良いタンニンが緻密に詰まり、
バランスとエレガンスのある飲み心地です。
クラシックながら洗練されている味わいは、
ファーストの シャトー・ディッサンに通じる品格と言えるのでしょう。』


ムーラン・ディッサン 2015
フランス ボルドー 750ml

シャトー・トゥール・ボワイエ 2010

2010年ヴィンテージといえば、
各ワイン評価誌が軒並み 95点以上をたたき出した、
間違いなく21世紀を代表する 超グレートヴィンテージ。

そんな超グレートな2010年から早10年・・・約10年の熟成を経ていま、
飲み頃を迎えたボルドーワイ ンが到着しました。

メルローを主体に、カベルネ・フランと
カベルネ・ソー ヴィニョンをブレンドしたこのワインは、
醸造後にシャ トーの貯蔵タンクで長期間にわたり
静かに寝かされていた秘蔵のロット。

メルローのふくよかな果実味と、2種のカベルネの気品が感じられる味わいに、
10年の歳月を経て生まれた柔らかな旨みがふわりと重なる熟成ボルドーです。

さらにこのワインは、
【ジルベール&ガイヤール・ワインガイド】において金賞も獲得しています。

その味わいは、
『落ち着きのある果実味と熟成のニュアンスがふわりと溶け合うそのアロマは、
いかにも10年熟成の旨みを期待 させる高揚感。
イチゴやラズベリーに、ドライフルーツの凝縮感、
さらに紅茶や森の下草のような香りに思わず 心が躍ります。
一口飲めば、いい意味でほどよく鄙びた印象のある、柔 で滋味深い味わい。
意外に酸が残っているので、果実の輪郭がまだ十分感じられますが、
それを包み込む旨みのまろやかさが優勢。
どこか懐かしいような飲み心地と、
それだけじゃ終わらせないようなビターな後味のコントラストが印象的です。』

10年熟成の旨みをひしひしと感じるワイン
シュッとした酸のおかげで味わいがだらけない、
肉料理との相性の良いワインです。
和牛のステーキや熟成チーズとともに。
ゆったりとしたひとときをお楽しみください。


シャトー・トゥール・ボワイエ 2010
【フランス 】【ボルドー】【750ml】

ハートランド・スティックルバック・レッド 2018

2018年ヴィンテージは、
カベルネ50%、シラーズ34%、ドルチェット16%となっています。

その味わいは
『香りはブラックチェリーやカシス、ドライ・ハーブなどのアロマ。
口に含むと凝縮された赤系フルーツのフレーバー、黒コショウ、
タラゴンなどのスパイス、チョコレートというよりも
カカオやコーヒー豆のような心地よいほろ苦さ、
滑らかな舌触りで華やかな余韻に包まれます。
アルコール度数は高く力強いワインですが、
飲みやすく感じてしまう魔法のようなワイン。』


ハートランド・スティックルバック・レッド 2018【オーストラリア】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】