「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

セッテカーニ・ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェートロ・セッコ・ヴィニ・デル・レ

イタリア北部エミーリア・ロマーニャ州のモデナにて、
1923年よりランブルスコ作りを営むセッテカーニ社は
約200の農家からなる生産者組合です。
同社は自然環境保全を基本とした農法を行う
サステイナビリティーの認定を取得しており、
農薬や化学肥料を使わず土壌にやさしい
高品質のワイン作りを行っています。

イタリア最大の国際ワイン展示会“ヴィニタリー”の
専門家による品評会にて、
ご案内のランブルスコ・セッコが5つ星を獲得し、
さらにフリザンテ部門のベストワイン(最優秀賞)に選ばれました。

この品評会は、展示会の開催前に行われ、
イタリアワインを主力に世界中のワインを
マスターオブワインやマスターソムリエ等の
資格を持つ専門家が審査を行い、
5つ星に値するワインを選出し、
世界中から来場するバイヤー向けの
5つ星ワインガイド誌として発行されます。
さらにワインのカテゴリー別
(赤、白、スパークリング、フリザンテ、甘口等)で
最も優れたワインにベスト・カテゴリーワインを
選出してガイド誌に特記し、最優秀賞のディプロマが出されます。

『深いルビー色の鮮やかな色調に華やかな果実の芳醇な香り、
細かな泡とキレのある辛口が心地よい微発泡。
フレッシュ感と共に柔らかい渋みからしっかりとしたコクが感じられます。
ハム、サラミなどのオードブル、トマトソース系のピザ、
炭焼きの肉料理など、幅広い料理と合わせられます。』


セッテカーニ・ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェートロ・セッコ・ヴィニ・デル・レ
【イタリア】【微発泡】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】

ボデガ・イニエスタ・コラソン・スプマンテ・ロサード

ボデガ・イニエスタが誇る希少なるロゼ・スパーク。

ここマンチュエラ周辺、スペイン南東部地中海側産地の
黒ブドウ固有品種ボバル100%で造ったロゼ泡なんです。

ボバルといえば、トップキュヴェの[パオロ・アンドレア]にも使われている、
ボデガ・イニエスタにとって大変重要な固有品種。
標高700mの高地畑で育った樹齢20年のブドウを用いています。
土壌はシルト(沈泥)の混じった粘土質。
18℃に維持したステンレスタンクで7日間アルコール発酵させ、
シャルマー法で醸造・ボトリングしました。
フルーティさとフレッシュさを閉じ込めた
辛口ロゼ・スパークリング・ワインです。

比較的若飲みされるロゼ・スパークリングにも
こんなに高スペックなブドウを使用するなんて、
ボデガ・イニエスタの本気度が伝わってくるようです。

ロゼ・スパークもとっても綺麗な仕上がり。

輝くピンクゴールドに立ち昇る泡は美しく、いつまでも見ていたいほど。
黒ブドウのボバル100%とは信じがたいくらい淡く優しい色合いです。
ラズベリー、アセロラ、クランベリー、
ローズヒップのようなキュートな赤果実のアロマ
ストロベリーのキャンディのような、
甘やかでフレッシュな印象もあります。
口中では優しく泡が弾け、
赤果実のチャーミングで親しみやすい果実味、
酸は豊かに広がります。
ほのかなタンニンの渋みが良いアクセント。
ロゼもこの上なくフレッシュでフルーティ、
余韻にふわりと残るフローラルのフレーバーも素敵です。

白スパーク同様アペリティフにカプレーゼ、ブルスケッタ、
生ハム、スモークサーモンとクリームチーズのバゲット乗せなど、
気軽な前菜にピッタリ。
もちろんデザートにもフレッシュなイチゴ、ラズベリー、
ブルーベリーと共に、
いつまでもおしゃべりしていたくなるような味わいです。


ボデガ・イニエスタ・コラソン・スプマンテ・ロサード
スペイン スパークリングワイン ロゼワイン ボバル 750ml 辛口

ハートランド・シラーズ 2018

毎回即完売そんな新星モンスターの最新ヴィンテージが到着しました。

その名は
[ハートランド・シラーズ 2018]

このモンスターワインを造るのは、
あの世界的に有名なワイン評論家、
パーカーさんが『2年連続100点満点』をつけた
超怪物カルトシラーズ[アモンラ]、
そして98点の高評価がつけられた[ミトロ]を
生み出した若き天才醸造家ベン・グレッツァー氏。

そんな彼が新たに立ち上げた新ブランドがこの[ハートランド]なのですが、
その中でも一番コストパフォーマンスが高いと思うのが、この[シラーズ]。

今回も早速、飲んで見ました。

『香りは、プラム、カシス、チョコレート、ココア、
黒コショウ、ヴァニラの甘いアロマ。
フレーバーにはブラックチェリーやカシスなどの果実、
さらにロースト、スモーク、熟成肉、甘草などのフレーバーが広がり、
しっかりとしたタンニンに包まれます。
華やかな果実味とスパイスの効いたシラーズらしい味わいは、充実の飲み応え』

濃厚な完熟果実味を持っているんですが、
鮮度の高い酸味と複雑なフレーバーが
それをサポートしているので重くなり過ぎず、
口に入れてから飲み込むまで、
ずっとしなやかな表情を見せ続けてくれます。


ハートランド・シラーズ 2018
オーストラリア 赤ワイン 750ml フルボディ

ドン・メルチョー・カベルネ・ソーヴィニョン 2017

『チリの至宝!!』

と呼ばれるこのワインは、
官能的で幾層にも重なった香りの複雑さが、
素晴らしい味わいのハーモニーを見せる
極上のカベルネ・ソーヴィニョンから造られるワイン。

すでに30年のトラックレコードをもち、
熟成においてもその素晴らしさが証明されているワインです。

これまでに世界中が年末になると注目する
[ワイン・スペクテーター誌年間トップ100]において、
5回のリストインを果たし、2度もトップ10入りを果たしています。

今回ご紹介する2017年も、
元ワインスペクテーター、シニアテースターであり、
数々のチリワインを定期的に評価している
[ジェームズ・サックリング]にて【99点】を獲得する他、
ワイン・スペクテーター【95点】、
ワイン・アドヴォケート誌【94点+】など、
これまでにないほど高い評価をいるワインです。

初リリースからちょうど30年の節目に(この2017年ヴィンテージから)、
ドン・メルチョーは、コンチャ・イ・トロから独立し、
一つのワイナリーとなりました。
その指揮をとるのは、
弱冠34歳にしてコンチャ・イ・トロ最高峰ブランドのワインメーカーに就任し、
以来23年ものあいだドン・メルチョーを造りつづける、エンリケ・ティラド氏。

ティラド氏は、
『コンチャ・イ・トロからの独立は、
これまで醸造責任者としてマネジメントしてきた
ドン・メルチョーがさらに飛躍するのに必要なステップでした。
プレンテ・アルトのユニークな特徴を表現した唯一無二のワインを造り、
この素晴らしいテロワールに敬意を払うことを目指していきます』
と語り、今後ますますの発展が期待されるワインです。

それが
[ドン・メルチョー・カベルネ・ソーヴィニョン 2017]

チリのプレミアム・ワインの歴史を開いた、
チリ屈指のワイン【ドン・メルチョー】

アルマヴィーヴァをはじめ、チリのプレミアム・ワインのほとんどが、
ボルドーブレンドであるのに対してこのワインは、
ほぼカベルネ・ソーヴィニョンのみで造られるのが特徴で、
今回ご紹介するヴィンテージも98%カベルネ・ソーヴィニョン。

【アルマヴィーヴァ】のプロジェクトによって、
フランスの一級[シャトームートン・ロ・ートシルト]のノウハウに接し、
醸造面および栽培面で影響を受け、
今やその【アルマヴィーヴァ】をも凌ぐ評価を得ているのが、
このワインです。

その功績の多くは、20年以上もワインメーカーを勤め続ける
天才エンリケ・ティラド氏の存在でしょう。
土壌を研究し、年々、品質は向上し、
今やチリ最高峰のカベルネ・ソーヴィニョンといっても過言ではありません。

ロバート・パーカー主宰の[ワイン・アドヴォケート誌]では、
そのほとんどが93点以上という高い評価を獲得!!

またワイン・スペクテーター誌では、
毎年年末に発表されている【年間トップ100】で、
なんと5度のランクイン。

ヴィンテージ2000年:94点 2004年度年間26位
ヴィンテージ2001年:96点 2005年度年間 4位
ヴィンテージ2003年:94点 2006年度年間26位
ヴィンテージ2005年:96点 2008年度年間12位
ヴィンテージ2010年:95点 2014年度年間 9位
ヴィンテージ2014年:96点 2017年度年間90位

元ワインスペクテーター誌シニア・テースターであり、
毎年チリに足を運び、多くのカルトワインを積極的に評価している
ジェームズ・サックリング氏は、
この2017年に99点というほぼパーフェクトな評価を与えています。

畑であるプエンテ・アルト畑は、沖積層に分類され、
アンデス山脈からマイポ川によって運ばれた石を多く含むもので、
水はけがよく、これが良質なブドウの生長に大きく寄与していると言われます。

彼曰く、
『ドン・メルチョーのスタイルは、畑がすべて。
プエンテ・アルト農園の偉大な風土はもちろん、
エル・トコルナル農園の砕石混じりの土壌、
そこへアンデス山脈から流れ込む冷涼な空気。
恵まれたマイポ・ヴァレーの環境で、
ブドウ樹が20年にわたり提供してくれる最良の果実、
これらの個性をどれだけワインの中に表現できるか、
ということに専念しています。』

その味わいは、
『がっしりと力強いボディと深みを持ち、
完熟したブラック・カラントのフレーバー。
タンニンは甘く、魅惑的で、余韻も長く続きます。
マイポ・ヴァレーのプエンテ・アルトのマイクロクライメイトがもたらす、
スパイシーさと柔らかなタンニン、
リッチなカベルネ・ソーヴィニヨン品種の個性と深みが楽しめます』

チリ・プレミアムワインの中でも最も長いトラックレコードを持つのがこの
『ドン・メルチョー』。ぜひ、お楽しみください。


ドン・メルチョー・カベルネ・ソーヴィニョン 2017
【チリ】【赤ワイン】【750ml】【辛口】【フルボディ】

シャンパーニュ・キャティア・ブリュット・プルミエ・クリュ

モンターニュ・ド・ランスのシニー・レ・ローズ村に、
400年の歴史を持つシャンパーニュ・メゾンの看板シャンパーニュ。

1625年からブドウ栽培を始め、すでに12世代がその伝統を受け継いでいます。
実は、世界中のセレブに大人気の高級ブランドである
アルマン・ド・ブリニャックを手掛けるメゾンとしても有名な造り手です。

そのほとんどがEU内で消費されてきましたが、
アルマン・ド・ブリニャックの名声とともに海外でも人気が高まり、
日本にも輸入され、人気上昇中のシャンパンです。

それが
[シャンパーニュ・キャティア・ブリュット・プルミエ・クリュ]

造り手であるメゾン・キャティアは、遡ることができる限りでは、
1625年にモンターニュ・ド・ランスのシニー・レ・ローズ村で栽培を始め、
自社ブランドで瓶詰め、販売を行いはじめたのは1918年。
今もこの村にピノ・ノワールをメインに自社畑をもっており、
契約農家からもブドウを買い付けて、
この地域では最も大きな生産者となっています。

ビオではありませんが、
1995年からはリュット・レゾネ方式を採用して
環境にやさしいブドウ栽培を行っているといいます。

また、メゾンの自慢は、
地下30メートルに広がる200万ボトルものシャンパーニュを
熟成させることのできる地下セラーです。
シャンパーニュでも最も深いセラーのひとつで、
150年以上前に掘られたと思われるもの。
ここで静かに丁寧に熟成されたのがが今回ご紹介するシャンパーニュです。

このシャンパーニュは、
ピノ・ムニエを主体にピノ・ノワール、シャルドネのブレンドとなっており、
AOCの規定である15か月をはるかに超える
48か月の熟成を行っており、贅沢に造られています。

その味わいは、
『色は透明感のある薄めの麦わら色。
泡は細かく立ち上がり、
柑橘のさわやかな香りと青りんご、ハチミツを感じます。
口に含むとムースのような泡が広がり、フレッシュなフルーツに加え、
ジンジャーブレッドのフレーバーも感じられます。
丸みのある口当たりなので、優しい味わいの和食にもよくあいます。』


シャンパーニュ・キャティア・ブリュット・プルミエ・クリュ
【シャンパン】【フランス】【スパークリング】【750ml】