「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

シャトー・メルシャン 城の平 オルトゥス 2013

1877年に日本で最初に誕生した民間ワイン会社
『大日本山梨葡萄酒会社』をルーツとするワイナリー、[シャトー・メルシャン]

2003年より開催されている、
【Japan Wine Competition(国産ワインコンクール)】では、
累積の金賞受賞数最多ワイナリー。

数々の国際ワインコンクールでも多数の受賞経歴
日本のワインのレベルの高さを世界に知らしめています。

その最高峰ワインとして、
[シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー]と並び称されるのが、
ご案内の[シャトー・メルシャン 城の平オルトゥス]。

『城の平ヴィンヤード』は[シャトー・メルシャン]が勝沼地区に所有する畑で、
1984年に、日本で最高のカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培するために、
土壌改良を施して垣根式栽培を開始しました。
最上キュヴェ『オルトゥス』は
『城の平ヴィンヤード』のポテンシャルを最大限引き出すために、
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フランをバランスよくブレンド。
また、『オルトゥス』とはラテン語で「起源」を意味し、
『城の平』がメルシャンの垣根栽培の源流であることに由来しています。

ステンレスタンクと木桶で発酵、オーク樽で約20カ月の育成。
生産本数は約1,200本ほどしかありません。
『色合いは輝きのある濃い目の紫色。
エッジに熟成のニュアンスが感じられます。
ブルーベリー、カシスなど濃いめのベリー系の果実香、腐葉土、
タバコなどの熟成香がバランスよく調和しています。
樽育成に由来するアーモンドやココナッツ、 カカオの香りと
瓶熟成によるなめらかでシルキーなタンニンが、
程よい酸とともに立体的に口中に広がり、
エレガントな果実味が余韻として長く残ります。


シャトー・メルシャン 城の平 オルトゥス 2013

コノスル・メルロー・レゼルヴァ・エスペシャル・ヴァレー・コレクション 2017

今回ご紹介するのは、
複雑なアロマとしっかりとしたボディをもつワインとして
定番の新ヴィンテージ!

それが
[コノスル・メルロー・リゼルヴァ・エスペシャル・ヴァレー・コレクション 2017]

その味わいは

『なんといっても香りがしっかりとたち、
プラム、カシス、モカ、リコリス、インクなどが
グラスをまわすとたちあがります。
口に含むとアタックは柔らかく、
ジューシーな旨みが感じられ、
プラムやチョコレート、黒胡椒などのスパイスの充実した味わい。
この価格とは思えない上質な旨みがあり、
ずーっと飲んでいたくなります。』

このワインは、
黒ブドウ品種の産地として有名な
コルチャグア・ヴァレーの自社畑のブドウを使い、
100%手摘みで収穫したもの。
70%をフランス産オーク樽で11ヶ月間、熟成させています。
メルロー93%にマルベック4%、
カベルネ・ソーヴィニョン3%をブレンドし、
複雑さと旨みが増しています。

コストパフォーマンス抜群の上質な味わいで、
フィレステーキやすき焼きなどと楽しみたいワインです。


コノスル・メルロー・レゼルヴァ・エスペシャル・ヴァレー・コレクション 2017
【チリ】【赤ワイン】【750ml】【辛口】【フルボディ】

シャトー・ミル・ローズ・マルゴー 2015

その名も [シャトー・ミル・ローズ・マルゴー 2015]

このワインが造られる、
マルゴーに隣接する注目の銘醸地[マコー地区]は
ACマルゴーのすぐ南に位置する地区で、
北は格付け第3級の[シャトー・ジスクー ル]、
南は同じく格付け第5級[シャトー・カントメルル]など
超銘醸地と隣接する地区で、
コストパフォー マンスの高い地区として注目されています。

本来のAOCはオー・メドックですが、
マコー地区の一部がACマルゴーに格上げされることになり、
ポテンシャルが高い地区であることを証明したといえます。
もちろんミル・ローズの畑も、半分弱がマルゴーACに格上げ、
2007年からはオー・メドックとマルゴーの両方のAOCでワインを造っています。

オーナーのダビッド・フォール氏は
ブルゴーニュ、プ ロヴァンス、ジュランソンで経験をつんだ後、
故郷であるボルドーに戻り1999年にシャトー・ミル・ローズを立ち上げました。
設立10年経たずして高い評価を確立し、
2003年には世界でも有数の生産者へ贈られる
「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を獲得。

その味わいは
『チェリーやストロベリーのような赤系果実の可憐な香りと
柔らかくエレガントな果実味。
まるで香水を想わせるほどアロマティックです。
ビロードの口当たりから広がる味わいは繊細でいてダイナミック、
そして背筋の伸びたタンニンの骨格に寄り添う
たっぷりの旨みが余韻の最後まで続きます。

ボルドー、それも銘醸マルゴー村のワインでありながら、
どこかブルゴーニュの上級ワインのような
やさしくエレガントな飲み心地が感じられますのは、
オーナーがブルゴーニュでワイン造りを学んだ
経験に因るものなのでしょう。

ミルローズ(千本のバラ)の名の通り
エレガントで今すぐから美味しく飲めて、
尚且つ熟成のポテンシャルもある素晴らしい ワインです。』


シャトー・ミル・ローズ・マルゴー 2015
【フランス】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】【辛口】

テヌータ・サン・グイド(サッシカイア)レ・ディフィーゼ 2017

2017年のトスカーナは2016年に引き続き天候に恵まれ、
バランスに優れたブドウの収穫に成功しています。
例年に比べて春から夏が温暖で乾燥した気候だったため、
造りだされたワインは豊富な果実味を備えているのが特徴です。
この[レ・ディフェーゼ]も高い評価を獲得。
≪ジェームス・サックリング91-92点≫
≪ワイン・エンスージアスト90点≫

『ブラックベリーや黒スグリの果実香に、
スミレや土、甘草、スパイスのニュアンスが
何層にも折り重なっています。
柔らかいアタックと口いっぱいに広がる、
完熟した果実味が魅力。
綺麗な酸とミネラル感、張りのある艶やかなタンニンが
豊満な果実味に溶け合うことで、
見事なハーモニーを演出しています。
複雑なアロマと卓越したバランスをみせる味わいです。』


テヌータ・サン・グイド(サッシカイア)レ・ディフィーゼ 2017
【イタリア】【赤ワイン】【750ml】

シャトー・サン・ニコラ・フロンサック 2000

とんでもないお宝ワインが出てきました
ボルドーにおいて“世紀の超グレートヴィンテージ”と
語り継がれる大当たり年【2000年】
すなわち、来年で20年目を迎えるという、非常に希少な超長期熟成ボルドー。

その産地は、かの[ペトリュス][ル・パン]を擁する
ポムロール地区の隣に位置する歴史ある銘醸地【フロンサック】地区
そのシャトーのセラーに長く眠っていた超希少ロット。

そしてこのたび、20年の眠りから醒めた超グレートヴィンテージの凄みを、
余すことなくたっぷりと味わっていただきたいのです!!。

このワインを造る[シャトー・サン・ニコラ]は、
現在のオーナーが1994年に購入したワイナリーで、
ポムロールやサンテミリオン地区と同様に、
メルローを主体にカベルネ・フランと
カベルネ・ソーヴィニョンを少量ずつブレンド。
その後フレンチオーク樽で12か月熟成させるという
伝統的なワイン造りを行っています。

メルロー主体のふくよかな果実味が印象的ですが、
フロンサック地区の特徴である力強さや
滋味深さがたっぷりと味わえるのが、このワイン。
2000年ヴィンテージらしいスケールの大きさと
ボリュー ム感も申し分なく、迫力のある飲み応えです。

じっさいに飲んでみましたが、
『20年近くの眠りから醒めたその香りは、
仰け反るほどにパワフルで濃密、信じられないほどの支配力。
むせ返るほどの熟成香を予想していたものの、
その香りは面食らうほどに若々しく艶やかで現役感たっぷり。
とはいえ徐々に現れる円熟のアロマ。
葉巻やダージリンのニュアンスにほんの少しだけ動物的な匂い。
だんだんと思い出す、ああこれがフロンサックの香りだったと。
強さと包 容力を備えつつもどこか牧歌的で、懐かしい感じ。
一口飲んで再び驚き。やはり若い。
この若々しさは奇跡か必然か。
穏やかながら揺るぎない酸。
緻密かつほどよいボリュームのタンニン、決して渋すぎないものの、
20年を経た今なおボルドーらしさの象徴のような堂々たる存在感。
ひとくち飲むたびに滋味深く、
噛みしめるようにその旨みを味わいたくなるワイン。
余韻の複雑さは言わずもがな。20年の重みに深く感じ入ります。』

さすがの2000年ヴィンテージ
さすがの約20年熟成
凄みと旨みが違います。
抜栓したばかりは「おや?」と思うほどに若々しい印象ですが、
時間が経つにつれて味わい深さが増していく素晴らしいワイン。


シャトー・サン・ニコラ・フロンサック 2000
フランス ボルドー 赤750ml ミディアボディ