「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ドメーヌ・ローラン・ラヴァンテュルー・シャブリ 2017

ご紹介のシャブリを造ったのは、 [ドメーヌ・ローラン・ラヴァンテュルー]。

シャブリ地区最大のワインコンテストで、シャブリ生産 者の頂点に輝き・・・・、
同時に、地元フランスの重要ワインガイド【アシェット】 にも度々掲載され、
2つ星も獲得(最高は3つ星)する、
『まさに知られざる凄腕』という言葉が相応しい、家族 経営の小さな造り手。

シャブリ地区最大のコンテスト【シャブリ・ワイン・ア ワード】は、
150軒のシャブリ生産者が集う大規模な品評会で、
約300種のワインが出品され、格付けごとに最高の1本を選ぶというもの。

「プティ・シャブリ」、「シャブリ」、「シャブリ1級右岸」、
「シャブリ1級左岸」、「シャブリ特級」の5部門で選考が行われる中、
毎年出品数が部門中最多の最大激戦区 「シャブリ」のカテゴリーで、
見事その頂点に輝いたのが、この造り手の[シャブリ 2008]なんです。

ほかにも、過去に2005年ヴィンテージが、
地元フランスの重要ワインガイド【アシェット】で二つ星★★獲得、
2006年産も同誌で一つ星獲得。

この2017ヴィンテージは、
アメリカの重要評価誌【ワイ ン・エンスージアスト】のヴィンテージチャートで、
シャブリ地区が2000年以降では、2010年と並ぶ最高【96点】のハイスコアを付けた、
シャブリの超大当たり年。

また、著名M.W.(マスター・オブ・ワイン)の現地リポ ートでも、
『2017シャブリのほとんどが素晴らしい品質であり、
コート・ドールの白よりも安価で、
多くの場合が長命である点からすると非常に優位に立っている。』
『シャブリの生産者にとって、
近年最後の偉大なヴィンテージは2014だったと言うが、
2017は収穫を急ぐ必要がなかったこともあり、
間違いなくバランスがそれよりも良い。』 と、実に高い評価。

そこで試飲したところ、
『ひとくち口に含むだけで、2017年が当たり年でバランスに優れているのを実感』
『果実味と酸味、ミネラル感がバランスよく調和し、
引き締まった辛口の風味を醸しだしています。
そしてブルゴーニュ北端でも、
当たり年の完熟シャルドネの甘美な果実味により、
通常の年よりもまろやかに感じるのです。
一方で、ただ果実味が凝縮しているだけでなく、
シャブリ特有の酸も適度に併せ持ち、
それと豊富なミネラルが南部のシャルドネとは一線を画しています。
全体的印象では、
一般的なシャブリの硬質的な辛口の味わいにふくよかさが加わり、
それに白い花やグレープフルーツ、青リンゴ、
ほのかなレモンのニュアンスを持つ香りとのバランスが楽しいヴィンテージです。
個人的には、
かなりのレベルだった前年2016ヴィンテージを超えると思われる味わいで、
スモークサーモンや、 牡蠣やホタテのクリームグラタンとはもちろん、
塩コシ ョウで味付けした豚ロース、銘柄鶏の腿肉、
チーズならコンテなどハード系と楽しみたい1本です。』


ドメーヌ・ローラン・ラヴァンテュルー・シャブリ 2017
【フランス】【白ワイン】【750ml】【辛口】

ドメーヌ・ダヴィド・デュバンブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ “ルイオーギュスト” 2016

【ル・メイユール・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマ ン誌)】で満点三ツ星。
つまり、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)、
ルロワ、ルフレーヴなど綺羅星の如く輝くドメーヌと同格。
それでいてお値段はお値頃と庶民の味方。

これがこのドメーヌ紹介の端的な表現。

そんな造り手が放つ、お値頃価格の家庭料理向き赤が
[ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ “ルイ オーギュスト” 2016]。

ごの赤は、ニュイの高台、ドメーヌがお膝元「シュヴァ ンヌ村」に所有する、
細かい石灰が多く混じった粘土質土壌の丘にある、
南斜面の畑で栽培する平均樹齢50年のヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹ブドウ)を、
すべて手摘みで収穫し除梗せずにピジャージュを実施しながらセメントタンクで発酵。
それを30%の新樽と1~3年使用のオーク樽にて14ヶ月間熟成後に、
ほぼ澱引きせずに瓶詰めした1本。

ご紹介の2016ヴィンテージは、
世界中で最大購読者数を誇る【ワイン・スペクテーター】 が
コート・ド・ニュイになんと【97点】の例外的ハイスコアに、
『フレッシュでジューシー、そしてエレガント。
ダークフルーツのフレーヴァーが見られる』とのコメント。
つまり、とびきりのグレートヴィンテージなんです。

試飲でも、
『クリアーでかすかに黒の要素を持つ、赤系ルビーレッ ドの色調。
香りも味わいも華やかで深みがありながら、エレガントでフルーティー。
そして気品ある香りには、ブラックベリーやカシスなどの
黒い木の実のニュアンスに加え、コショウなどのスパイシーな要素もあり、
いかにもニュイのピノと感じさせます。
さらにワンランク上の村名クラスに匹敵する深みのある果実味に、
しっかりながらも上質で適度な酸、
同じく適度なタンニンもブドウのエキス分に溶け込み、
どれもが突出することなく
バランスよく調和し全体を構成しているんです。
このオート・コート・ド・ニュイは、
地鶏のコンフィや脂身の少ない牛肉や仔牛のソテー、
そして何 よりご家庭でのすき焼きや筑前煮、
チーズならやはりブルゴーニュのウォッシュタイプと楽しみたいものです。』


ドメーヌ・ダヴィド・デュバン ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ “ルイオーギュスト” 2016
【フランス】【ブルゴーニュ】【750ml】【ミディアムボディ寄りのフルボディ】【辛口】

セリエ・デ・ドーファン・レゼルヴ・コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2018

今や、世界ナンバーワンのエントリー数を誇る[デカンター・ワールド・ワイン・アワード]

2019年度のエントリー数は17,000本

そのわずか0.9%にあたるプラチナ【97点】を
獲得する果実感溢れる赤ワインがジャスト・ヴィンテージにて限定入荷。

その名も
[セリエ・デ・ドーファン・レゼルヴ・コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2018]

デカンター・ワールド・ワイン・アワードとは
イギリスのワイン専門誌DECANTERが開催する、
2019年で16回目を迎える世界ナンバーワン規模のワイン・コンクールです。
評価者は、マスター・オブ・ワイン、マスター・ソムリエといった方々を含む
ワイン専門家によって構成され、100点満点で評価されています。

今回入荷した
[セリエ・デ・ドーファン・レゼルヴ・コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2018]は、
最初にご紹介したように、エントリー数17,000本の中から、
【97点】プラチナ賞を受賞!
これは、全エントリー数では0.9%にあたる
148本しかゲットできない貴重な賞です。

このワインを造るのは、ユニオン・デ・ヴィニュロン・デ・コート・デュ・ローヌ社で、
1965年に南ローヌ地方のテュレット村に設立された、
約2,500の組合員で構成されるフランス国内最大規模の
生産量を誇る生産者協同組合です。

フランス国内で圧倒的なブランド認知度と購買率を誇り、
フランス大手流通におけるフランスAOCワイン販売量 No.1 ブランドで知られており、
AOCコート・デュ・ローヌワインに限って言えば、
販売量ではギガルなど他の有名ブランドを抑えてダントツのNo.1なのです。

『太陽の光をたくさん受け熟したブドウがもたらす果実感、
プラムやブラックチェリーがしっかり感じられます。
一部を木桶で熟成することで、
スムースなタンニン由来の心地よいボディ感が果実味と調和し、
複雑味のあるワインとなります。』


セリエ・デ・ドーファン・レゼルヴ・コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2018
フランス 赤ワイン 750ml ミディアムボディ 辛口

ドメーヌ・ポール・ペルノブルゴーニュ・シャルドネ 2017

地球上で最も価値の高い、辛口白ワインのブドウ畑が 広がるところといえば?
それは、なんと言っても・・・・、
世界中の愛好家と生産者が辛口白ワインの頂点産地と認識する、
フランスはブルゴーニュの「ピュリニィ・モンラッシェ村」。
高貴で複雑なシャルドネと言えば、この「ピュリニィ」に異論を唱える人は少ないでしょう。

ご案内の白は、そんなシャルドネの聖地ともいえる
「ピュリニィ村」からのブルゴーニュ・シャルドネ。

しかも造ったのは、高名評論家諸氏が絶賛し、
ピュリ ニィの名手として、かの[ドメーヌ・ルフレーヴ]と双璧ともされるドメーヌ。
さらにヴィンテージは評価誌【95点】の大当たり年。

その名も、
[ドメーヌ・ポール・ペルノ ブルゴーニュ・シャルドネ 2017]

ピュリニィの名手として名を馳せる[ドメーヌ・ポール・ペルノ]が放つベーシックな白、
ブルゴーニュ・シャルドネ。
ACブルゴーニュにして、このクラスには見られない洗練された酸と豊かな果実味に加え、
小石の多い区画から生まれるピュリニィのテロワールを表現する豊かなミネラル。

過去の経験でも、ヴィンテージに関わらず、
ピュリニィ・モンラッシェを彷彿とさせるほどの
非常にクオリティの高い白なんです。

なお、このドメーヌについては、ブルゴーニュに精通する「マット・クレイマー氏」が、
著書【ブルゴーニュワインがわかる】の中で、
『ピュリニィ・モンラッシェでは秘中の秘のごとき存在』と表現。
その理由を、かつては全生産量の6ないし8割を
ジョセフ・ドルーアン社に売ってしまうからだと解説していました。
しかしながら他方、『自前のブドウ畑は素晴らしく、腕前も見事である』と絶賛。
と同時に、 『やがてワインを全て自家詰めする道を選ぶならば、
ピュリニィの王座をルフレーヴと競うドメーヌになるだろう』と、
辛口白の最高峰であるピュリニィの中でも、
トップに君臨する実力があるとの最大級の賛辞を贈っています。

さらに、あの「ロバート・パーカー氏」も著書【ブルゴ ーニュ】で、
『ドメーヌ・ポール・ペルノは絶妙な白ワインをつくる』と同じく絶賛。
ただ、『ワインがどれほど並々ならぬものなのか気付いている人は少ない』と解説し、
傑作を造るのにもかかわらず、生産量の4分の3をボーヌのネゴシアンに売り渡す とを嘆いていました。
そしてペルノに望むらくは、
『他のブルゴーニュの白とのブレンド用にまわってしまうネゴシアン向け販売量を減らし、
もっと輸出市場にまわしてくれること』と要望し、
『彼のバタール・モンラッシェ1986は、
かって味わった最も偉大なブルゴーニュの白のひとつに数えられる』
と締めくくっています。

ちなみにご案内の2017ヴィンテージ白はというと・・・、
各評価誌のヴィンテージチャートは出揃っていないものの、
アメリカの【ワイン・エンスージアスト誌】では【95点】と、
かなりのハイスコア。
いわゆるグレート・ヴィンテージと言える生産年。

実際に試飲でも、
『今年試飲したACブルゴーニュ白でも頭抜けた存在で、
これぞ庶民のピュリニィとも思える品質と味わい』
『かすかに緑の要素を持つ輝くイエローゴールドの色調。
そしてアカシアや洋ナシ、ナッツのニュアンスを持つ
凝縮感ある華やかな香りに、ミネラル感豊かでしっかりとした果実味。
明らかに通常のACブルゴーニュを超越した上等な味わいなんです。
そんなボディやコクを持つ風味と、
適度の苦味を持ったビターな風味や酸とのバランスも抜群で、
時間の経過によりハチミツのような甘さが
辛口シャルドネの味わいに彩りを添える様は、
他のACブルゴーニュ、さらに一部の村名ピュリニィよりも
上質な印象を与えるコスパに富んだ名品です。

この傑出した白は、甲殻類などの魚介か、
サーモンなどのホワイトグラタンに鶏や仔牛のクリーム煮なとど、
チーズならコンテや熟成ブリーなどと楽しみ たいものです。』

『ピュリニィ・モンラッシェでは秘中の秘のごとき存在!!』
『自前のブドウ畑は素晴らしく、腕前も見事である!!』
『ドメーヌ・ポール・ペルノは絶妙な白ワインをつくる』


ドメーヌ・ポール・ペルノ ブルゴーニュ・シャルドネ 2017< br>【フランス】【白ワイン】【750ml】【辛口】

イーランズ・ホエールズ・テイル・マールボロ・ソーヴィニョン・ブラン

ニュージーランドの白ワインといえば、
なんといってもソーヴィニョン・ブラン!
その中でも、代表的な産地として知られるのがマールボロです。

小さな造り手が多く、ニュージーランド産ソーヴィニョン・ブランは、
「価格が高い」という印象があるのも事実です。
それを覆すべく、ワインの原料をバルクで輸入し、
瓶詰めを日本で行うことで、980円(税別)という衝撃価格が実現しました。

造り手は、本場ロワールの造り手をも押しのけ、

[世界ナンバーワンのソーヴィニョン・ブラン生産者]

を受賞したこともあるニュージーランドきってのソーヴィニョン生産者で、
味わいもニュージー・ソーヴィニョン・ブランらしさが感じられる
爽快な白ワインに仕上がっています。

[イーランズ・ホエールズ・テイル・マールボロ・ソーヴィニョン・ブラン]

造り手である[イーランズ]の歴史は、
海洋農産物のビジネスで成功したピーター・イーランズ氏が
2002年にニュージーランドの南島、
マールボロのアウテレ・ヴァレーに設立した17年足らずのワイナリーですが、
イーランズ氏のリーダーシップによって、急速に成長した注目すべきワイナリーです。

2002年に南島の海に面した場所に土地を購入し、
ブドウの栽培を開始したのが、ワイナリーとしての第一ステップでした。

イーランズ氏は、マールボロの出身ですが、
ワイン醸造の専門家ではないため、
当初から、そのラインナップごとに優れたワインメーカーを
置いたことも成功の源だったのです。

白はソーヴィニョン・ブラン、赤はピノ・ノワールを中心に造りだすワインは、
世界でも高く評価されており、数々の輝かしい受賞暦を持っています。

中でも世界的にも大きな影響力をもつ最大級のワイン品評会
[インターナショナル・ワイン・チャレンジ2012]では、

【世界ナンバーワンのソーヴィニョン・ブラン生産者】に選出

さらに、2016年、2018年、2019年と3度も
[シドニー・インターナショナル・ワイン・コンペティション]にて、

【最も成功したワイナリー】に選ばれるなど、その評価は世界的です。

また、設立当初から、自然に優しいワイン造りを行うことをミッションにかかげており、
2016年には、ドイツの監査機関が環境に優しい企業として認証を与える
【GC-Mark】という認証を、ワイナリーとして世界ではじめて得ています。
自然と共存し、環境に矢差引くあり続けなければ、
本当に美味しいワインが生まれない!
という考えの下でワインを造っています。

今回ご紹介するワインは、
この[イーランズ]が本拠地とするマールボロ産のブドウを使い、
醸造・熟成は現地ワイナリーで行い、
ボトリングのみを日本で行うことで、
価格を抑えることができたというわけです。
日本でボトリングを行うメリットは、輸送費が大きく削減できるのです。

その味わいは
『色はソーヴィニョン・ブランにしては少し濃いめの麦わら色。
フレッシュなパッションフルーツの果実味と、
青草のほのかな香りがあり、やさしいのみ心地です。
すっきりとした酸があり、飲みやすく、
ホタテなど魚介類のマリネや、塩たれのやきとりとも合いそうです。』


イーランズ・ホエールズ・テイル・マールボロ・ソーヴィニョン・ブラン
【ニュージーランド】【白ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】