「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

レイル・ヴィンヤード・ジョン・ダニエル・キュべ2016

『文句なくパーフェクト!』
『記念碑的なワイン!』

と、あのロバート・パーカー氏が絶賛する
正真正銘の【100点満点】を獲得したのは2012年ヴィンテージでした。

それから4年・・
2度目のパーカーポイント100点満点獲得!

今回ご紹介する2016年は、カリフォルニアが理想的な気候となり、
ナパ周辺のカベルネ・ソーヴィニョンの出来全体に98点
という高得点をつける2012年を超えるグレートイヤーです。

それが
[レイル・ヴィンヤード・ジョン・ダニエル・キュべ 2016]

今回ご紹介する2016年は、
100点満点を取得した2012年を超える
さらにグレート・イヤーとされるヴィンテージです。




レイル・ヴィンヤード・ジョン・ダニエル・キュべ2016

ヴィニョーブル・ギョーム・フリュット・アンシャンテ・ヴァン・ムスー・ド・カリテ・トラディショネル

世界中のワイン醸造家から【カリスマ】と呼ばれ、
かの ロマネコンティ、神様アンリ・ジャイエ、コント・ラフ ォン・・
などの超・超有名造り手が伝説的に植えるブドウ樹の苗木を一手に供給する
伝説の【カリスマ】ブドウ 苗木師[ヴィニョーブル・ギョーム]。

そのカリスマぶりはシャンパーニュでも凄い。
【サロン、クリュッグ、ボランジェ、ルイ・ロデレール、
ドン・ペリニヨン、そしてあのジャック・セロス】までもが、
苗木と台木の管理を全面的に彼に依頼。
とりわけ、ジャック・セロスとは13年以上前から親交があり、
近年のセロスの世界的名声を影で支え・・・
また、10数年前に一部植え替えが行われたクリュッグの
最高キュヴェ“クロ・デュ・メニル”の畑においては、
ギョーム家がすべての接ぎ木作業を行ったほど。

まさに、絶大なる信頼を受けるカリスマ苗木家が、
超一流のシャンパーニュの造り手たちとの交流で
培ったノウハウを駆使して極少量のみ造るスパークが登場いたします。

その名も
[ヴィニョーブル・ギョーム・フリュット・アンシャンテ ・ヴァン・ムスー・ド・カリテ・トラディショネル]

数十万円という世界一の超高級ワインを生み出すブドウ樹を
あのドメーヌ・ロマネコンティを筆頭にしたフランス最高級造り手に供給しながら、
ブルゴーニュと同じ土壌と言われる自社畑のブドウから仕込まれるのが、ご案内のスパークリング。

ステンレス・タンクで12ヶ月かけて原酒を醸造した後、
アッサンブラージュして瓶内二次発酵を行い、
24ヶ月間の瓶内熟成の後、澱引きしてデゴルジュ。
さらにドメー ヌのカーヴで2-3ヶ月寝かせてからリリースするという、
高級ミレジム・シャンパン並みのスペックで仕込まれた、

その凄味たるや・・・
『グラスに注いだ瞬間から目に飛び込んでくる
黄金の色の液体の中で立ち上る高級シャンパンを
完全に凌ぐ極めて上品な一筋の泡立ち・・・。
それを口に含むと、繊細で見事に深味のある果実味が、
まさにシルクのような触感の泡の愛撫とともに口の中に広がって・・・
その余韻たるや、極めて上品な高級蜂蜜の風味』

“フリュット・アンシャンテ”とは
フランス語でモーツァルトのオペラ作品「魔笛」を意味。
まさしく、オペラのような夢のひと時を満喫させてくれる
幻のスパークリング ・ワインです。




ヴィニョーブル・ギョーム・フリュット・アンシャンテ・ヴァン・ムスー・ド・カリテ・トラディショネル

コールドストリーム・ヒルズ・ヤラ・ヴァレー・ピノ・ノワール 2017

『ロマネ・コンティを超える!』
ともいわれる最高級ピノ・ノワールをも生み出す、
オーストラリア屈指のピノ・ノワールの造り手による
ピノ・ノワールをご紹介いたします。

造り手のスタンダード・キュべながら、
やはりオーストラリア屈指の造り手といわれるだけあり、
上品で滑らか、ナチュラルさを感じられるその味わいが印象的なワインです。

それが
[コールドストリーム・ヒルズ・ヤラ・ヴァレー・ピノ・ノワール 2017]

[コールドストリーム・ヒルズ]は
オーストラリアでもっとも有名なワイン評論家であるジェームズ・ハリデー氏が
ヴィクトリア州のヤラ・ヴァレーに設立したワイナリーです。

ジェームズ・ハリデー氏は、もともと弁護士として活躍し、
すでに有名なワイン評論家として名を知られていただけでなく、
ハンター・ヴァレーに[ブロークンウッド]というワイナリーを仲間と設立していました。
次第に、ハリデー氏が愛する、ロマネ・コンティに代表されるピノ・ノワールをオーストラリアでも造りたい、
という欲求が高まっていきました。
当時は、オーストラリアといえば
南オーストラリア州に代表されるシラーズや
ハンター・ヴァレーのセミヨンなどで、
とりわけ栽培が難しいといわれていたピノ・ノワールは
あまり造られていなかったのでした。

ハリデー氏が選んだのは、ヴィクトリア州でした。
それまでにもヤラ・ヴァレー産のピノ・ノワールを飲んだことがあり、
この地域のポテンシャルには注目していたといいます。
1985年にピノ・ノワールとシャルドネを専門にするワイナリーとして
設立されたコールドストリーム・ヒルズは、
瞬く間に世界品質のピノ・ノワールを造りだしデビュー。

日本でも
『オーストラリアのロマネ・コンティ』、
『ロマネ・コンティを超える』

などと賞賛されるようになったのでした。

コールドストリーム・ヒルズのピノ・ノワールの特徴は、
葉や茎を取り除かない全房発酵。
これは、ロマネ・コンティのやり方を見習ったものかもしれません。
リザーヴ・レンジだけでなく、
今回ご紹介するヤラ・ヴァレー・レンジのピノ・ノワールも全房発酵で行われ、
フレーバーに、より一層の深みをもたらしています。

その味わいは、
『色は適度な深みのある赤で、
チェリーやクランベリー、スパイスなどが香りたち、
背後に土の香りも感じられます。
口に含むと果実のフレーバーに加え、ミネラルを感じる舐めらかなタンニンが印象的。
樽香もほどよく融合し、
全体は上品でヤラ・ヴァレーらしいいきいきとした果実味に溢れています。』

前年までの暖かいヴィンテージとは異なり、
2017年は比較的冷涼なヤラ・ヴァレー本来の気候となり、
ブドウは順調な生育状況となったといいます。
ワインも素直にそのキャラクターを反映した味わいで好感度の高い味わいです。




コールドストリーム・ヒルズ・ヤラ・ヴァレー・ピノ・ノワール 2017

チェレット・モンソルド・ランゲ・ロッソ 2016

[チェレット]ワイナリーは、
リッカルド・チェレット氏によって
ピエモンテ州のアルバ地区に1939年設立された
由緒正しきワイナリー。
1960年代には彼の息子ブルーノとマルチェロ兄弟によって受け継がれ、
今現在はそのさらに息子と娘、
ロベルタ女史とフェデリコ氏、
リーザ女史とアレッサンドロ氏の4人が代表して運営をしています。

そのチェレットのポリシーは、

『最上の畑で、最上の酒しかつくらない』

という信念を掲げ、
最上級のバローロとバルバレスコを生み出す
ピエモンテ最高のつくり手として世界に名声を博しています。

ご紹介のモンソルドは、ピエモンテ州のベルナルディーナ地区にある、
メルロー、シラー、カベルネソーヴィニヨンの3種のブドウ畑から収穫された
ブドウのブレン で造り上げる、現代的でスタイリッシュな赤ワイン。
ランゲのテロワール由来の力強さを持ちつつ、品種の典型的な個性を表現しています。

品種ごとにステンレスタンクで定温発酵後、
小樽でマロ ラクティック発酵、その後ブレンドし、
16~18カ月間ボルドータイプの樽で熟成させリリースされます。

その味わいは
『見通せない程の深い黒紫色をし、プラムやカシスなどの黒系果実に、
ラズベリーやチェリーなどの赤系果実、
墨やスパイスも感じさせる芳醇なアロマ、
口に含むと、濃縮し重厚な力強い果実味と、
バニラのニュアンスを含んだ複雑でリッチな味わいに、
しっとりと溶け込んだ柔らかいタンニンと、
クリアで味わいを引き締める酸味が相まって、
自然とゴクゴク飲んでしまう旨さ。
飲み応えのある骨格のしっかりした極旨。
牛肉の赤ワイン煮込みや、ラグーソースのパスタなど、
味付けがしっかりと施された料理とも一緒にお楽しみいただけます。』

まさに匠と言って言い絶妙なる混醸比率により、
これほどまでに美味しいワインが造れるのかっ!
ピエモンテで これほどの味わいがこの価格で飲めてしまうなんて他に ないでしょう。

過去には、『神の雫』に登場し、爆発的ヒットを記録したイタリア極旨ワイン。




チェレット・モンソルド・ランゲ・ロッソ 2016

ルモワスネ・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ 2014

ブルゴーニュ屈指の富豪が、ブドウの出来が最高の年に、
さらにその年の素晴らしいキュヴェだけを選りすぐって造ったスペシャル・キュヴェ。

そのキュヴェ名「ルノメ(名声)」の名に恥じぬよう、
生産者の威信をかけて造った、
多くのキュヴェの中で厳 した樽によるACブルゴーニュ。

ヴィンテージは、ブドウの出来が最高の年にという、
このワインのコンセプトに文句なしの2014年。
2014ヴィンテージは、
世界中で最も購読者の多い【ワイン・スペクテーター誌】がコート・ド・ボーヌに【93点】、
あのパーカーさんの 【ワイン・アドヴォケイト誌】も【91点】とする、
大当り年からの折り紙つきブルゴーニュ赤。

その名も、
[ルモワスネ・ペール・エ・フィスブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ 2014]

ごのワインを造った「ルモワスネ社」は、
1877年にブル ゴーニュ地方のワインの町「ボーヌ」に創設された
ドメ ーヌ兼ネゴシアン(生産者兼酒商)で、
ブルゴーニュ最大の古酒保有者です。

それはルモワスネ家がブルゴーニュ最後のブルジョワとされる大富豪だったことに加え、
引退した前当主「ローラン・ルモワスネ氏」が
フランス最大のワインショップチェーン「ニコラ」の仲買人だったためで、
ブルゴーニュの著名ドメーヌの[アルマン・ルソー]や[デュジャック]、
[ジャン・グロ]などが尊敬する鑑定眼の持ち主ということも一因です。

一説では、ブドウやワインの買い付けは良作年のみとか、
ボーヌの城壁内地下には100万本のワインのストックがあるとか囁かれ、
所有するワインを全て飲み頃になるまで自社セラーで保管。
完全蔵出しで状態抜群の熟成ワインや古酒を出すスペシャリストとされるのがルモワスネ社。

今回ご案内の[ブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ 2014]は、
古酒が売りのルモワスネには珍しい、
まだ比較的活き活きとした瑞々しさを持つ1本ながら、
同社が威信をかけ厳選したキュヴェ(樽)だけによるもの。
収穫から5年目のピノ・ノワールが持つ、繊細でピュアながら、
凝縮感ある果実味が楽しめる赤です。

試飲でも、
『この赤の特長は芳醇な果実味、柔らかな酸、
まろやかなタンニンによるふくよかな口当たりと味わい』
『厳選キュヴェらしい、このクラスにしては深みのあるルビーレッドの色調。
グラスから立ち昇るブラックチェリーやブルーベリー、
ほのかなプラムのようなニュアンスを持つ甘く華やかな香り。
そして、それらと融合する適度のミネラルが、
深みのある甘みとコクを持つ豊かな果実味を構成しています。
厳選キュヴェに由来するのか、このクラスとしてはかなりの凝縮感があり、
もっと上級品に通じる上質感があるお得感一杯の1本といえます。
この赤は、前菜なら鶏レバーのムースにパテ・ド・カンパーニュや
ローストビーフのサラダ、メインならロールキャベツや
牛タンシチューとの相性が良いでしょう。』

品質に定評のある名門ルモワスネ社が、
ブドウの出来が最高の年に、さらにその年の素晴らしいキュヴェだけを
選りすぐって造ったスペシャル・キュヴェ、
[ルモワスネ・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・ ルージュ・ルノメ 2014]

収穫から5年目のピノ・ノワールが持つ繊細でピュア、
凝縮感ある果実味は、ルモワスネ社の目利きと
古酒を売りにするだけでない多面性を実感できます。

富豪がお金に糸目をつけず使用する素材は、
このクラスではワンランク上の品質です。




ルモワスネ・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ 2014