「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

ラ・シャブリジェンヌ シャブリ “ラ・ピエレレ” 2016

フランスのみならず、辛口白ワインの代名詞となっているシャブリ。
そのシャブリを代表する生産者「ラ・シャブリジェンヌ」。

フランスの有力評価誌【Le Grand Guide de Vins de France 2011】で、
『全てのアイテムにおいて品質と価格のバランスが取れている』と高評価。

また、日本の4倍ものシャブリ消費国であるイギリスで、
約25%というトップシェアを誇る優良生産者。
さらに、「ピエール・ガニェール」や「ランブロワジー」
などミシュラン三ツ星レストランに支持される造り手が放つ1本。

そしてヴィンテージは、アメリカの重要評価誌【ワイン・エンスージアスト】の
ヴィンテージチャートが【95点】のハイスコアを付ける大当たり2016年。

その名も、 [ラ・シャブリジェンヌ シャブリ “ラ・ピエレレ” 2016]

シャブリと正面から向き合い、「ミネラル・エモーション」
を表現する最良の生産者協同組合[ラ・シャブリジェンヌ]。
12世紀にシトー派の修道僧がシャルドネ栽培を始めたシャブリ地区のテロワールを表現し続け、
現在300名ほどの組合員からなる生産者協同組合で、その設立は1923年。
当時、経済危機に直面したシャブリの生産者たちにより創設されました。

より高品質で独自のスタイルを持ったワイン生産に注力するため、
[ラ・シャブリジェンヌ]には専門栽培チームがあり、
実際に毎日畑まで出向いて農家と栽培について話し合います。
自社で畑の状態を完璧に把握している、これこそがラ・シャ ブリジェンヌが
最良の生産者協同組合と評される秘密です。
また、収穫もシャブリジェンヌが主体となって行い、
組合員からはワインではなくマスト(ブドウ果汁)の形で受ける体制を構築。
この手法が今日のシャブリジェンヌの特徴を決定づけており、
彼らのシャブリが名声を集める基盤になっています。

そして現在では、
シャブリ全体の生産量の1/4程度を生産する恵まれた環境と、
テロワールへの飽くなき探求心から、
シャブリを代表する最良の生産者協同組合としての地位を確立しました。

ちなみに、シャブリ全体の1/4ほどの生産量を誇るラ・シャブリジェンヌですが、
実は品質レベルで厳しくランクを分けています。
その中でもワイナリーの名「ラ・シャブリジェンヌ」を冠するワインは、
多くの厳しい選別を経てリリースされる、プロフェッショナル向けの上級ブランドで、
・畑における選別
・プレス後の品質確認
・アルコール醗酵後の品質確認
を経て、最高ランクと認められたキュヴェのみが名乗れるのです。
そのため「ラ・シャブリジェンヌ」は
パリの3ツ星レストランを始めとした
名だたるレストランにオンリストされるなど、
世界中のワイン・プロフェッショナルに愛されています。

なお[ラ・シャブリジェンヌ]では、
毎年30を超えるシャブリをリリース。

中で最も親しみやすく、かつシャブリのテロワ ールに
触れることができるワインがご案内の[ラ・ピエレレ]。
「ピエレレ」とは「石」を意味する造語。
鉱物的とされる、まさにシャブリのテロワールを体現しているワインといえ、
厳しい選別を経た上級キュヴェを使用し、
最もクラシックで、フルーティなスタイルに仕上がっています。

この[ラ・ピエレレ]は、リュット・レゾネ(減農薬農法)で栽培する、
18の村の斜面畑からのブドウを使用し、その平均樹齢は20年。
収穫したブドウは発酵前に低温浸漬し、
ステンレスタンクでのマロラクティック発酵も実施。
その後、ステンレスタンク95%と新樽率1%のオーク樽5%を使用し、
ワインの新鮮さを保ち複雑味と旨味を引き出すため、
シュール・リー(澱の上)の状態で8ヶ月、
さらにステンレスタンク内で8ヶ月間熟成後に瓶詰めし、
カーヴで保存されます。

試飲でも、
『大当たり年らしく、完熟シャルドネの要素を見せる、
クリアーでかすかに緑がかった輝くイエローゴールドの色調。
白や黄色の花に、洋ナシにメロンなどのフルーツ、
それにアーモンドなどのナッツ類のニュアンスを持つ香りは華やかで複雑。
さすがグレート・ヴィンテージのシャブリという風味です。
また味わいでも、シャブリらしい豊かなミネ ラルと
甘みさえ感じる果実味が融合し、フレッシュさを残しつつ芳醇なんです。
このクラスにして凝縮感を感じるこのシャブリには、
定番の魚介類の刺身だけでなく、
鶏肉や豚肉のソテー、
チーズならブリーやカンタルを合わせてはいかがでしょう。』




ラ・シャブリジェンヌ シャブリ “ラ・ピエレレ” 2016

マロッティ・カンピ・スプマンテ・ロサード(ラクリマ)

『まるで薔薇の花びらのよう・・・』
その神秘的な香りと味わいでが飲む人を次々と感動と驚きの渦に巻き込んでしまう・・・
密かな人気を誇るイタリアンと言えば、[ラクリマ]。

超稀少なロゼ・スパーク。
このスパーク、ワイン王国74号の特集【ロゼ&ロゼスパークリングワイン】の
ブラインド・テイスティングで総合評価こそ3つ星に留まったものの、
テイスターのお一人である有名イタリアンのソムリエさんが
特にお勧めの1本として推薦という、高評価をいただきました。

是非、この機会に一流ソムリエさん激賞の味わいをご堪能ください。

その名も [マロッティ・カンピ・スプマンテ・ロサード(ラクリマ) ]

ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバは、
絶滅さえ心配されたイタリアはマルケ州の州都アンコーナ付近で
古くから栽培されていたラクリマというブドウを使って造られる
貴重なワインの産地名です。
ラクリマの栽培総面積はモッロ・ディ・ダルバの街を
中心に広がる僅か僅か546haの畑です。
大規模生産者ならば、ひとつの造り手が所有するほどの極小産地。

非常に古い品種でありながら原産地呼称に認定されたのは新しく1985年。
この時このラクリマという品種は絶滅しかけていたと言います。
DOCに認定されたことによりその危機から救われ、
生産者がこの品種を造り続けることが励まされ、
今ではラクリマを使用し高品質なワイン造る生産者も
少ないながら残っています。

ご案内の造り手[マロッティ・カンピ]は、
[ジュスティ・ ピエールジョヴァンニ]と双璧のラクリマの名手。
そのトップキュヴェである[オルニョーロ]は、
イタリアで絶大なる信頼を得ている重要ワインガイド誌
[ガンベ ロ・ロッソ]でも毎年のように高い評価を獲得してきました。

また、白ワイン[ヴェルデッキオ]の生産者としても評価が高く、
こちらは最高評価トレ・ビッキエーリも獲得しています。

この造り手のワインの中で、是非とも飲んでい ただきたいのが・・・

『あのラクリマ100%で仕込まれている、ロゼ・スパークなんです』

あの薔薇やラベンダーの魅惑の香りが絶妙な泡立ちの中に溶け込む・・・
もう、想像しただけでうれしくなってしまいませんか?

『ボトルを開けますと、あの【薔薇の花びら】を想わせる魅惑の香りが立ち込め、
それが絶妙な優しい泡立ちに溶け込んでいきます。
チェリーやスミレ、さらにはオレンジなど果物の果実味が溢れだし、
まるで果樹園の中にいるような素敵なひと時がお楽しみいただけます。
飲み続けていくうちに、身も心も癒されていくような
不思議な気持ちに駆られてしまいそう・・・・
まさに神秘のスパークです。』

【飲む人すべてを虜にしてしまう魅惑の花と果実の香り】
一度飲んだら絶対に忘れられない【神秘のスパーク】

是非、たくさんのワイン好きのお友達を招いて、飲んでみてください。
もう、ビックリすること請け合いです。




マロッティ・カンピ・スプマンテ・ロサード(ラクリマ)

ワインズ・オブ・サブスタンス・カベルネ・ソーヴィニョン 2016

この価格で、なんとパーカーポイント92点。

ワシントン・カルトの造り手として知られる
チャールズ・スミス氏が造りだすコスパ抜群のワイン。

特に2016年は、ワシントンにとって、
生育シーズンが早く始まった暑いヴィンテージで、
バランスのとれたブドウが生育した理想的なヴィンテージとなったといいます。

『アメリカでいちばんコストパフォーマンスの良いカベルネ・ソーヴィニヨンを造る』
というビジョンの下に誕生したワイナリーのカベルネ・ソーヴィニョン100%の濃厚赤。

それが
[ワインズ・オブ・サブスタンス・カベルネ・ソーヴィニョン 2016]

このワインを造るのは、ワシントンカルトの第一人者であるチャールズ・スミス氏。

そのトップキュべは、アメリカの有力ワイン雑誌である
ワイン・エンシュージアスト誌にて100点満点を何度も獲得したほか、
パーカー99点を9回、パーカー98点を10回も取り続けるワシントンカルトの第一人者です。

その彼が、
『アメリカでいちばんコストパフォーマンスの良いカベルネ・ソーヴィニヨンを造る』
というビジョンの下に誕生した[ワインズ・オブ・サブスタンス]を傘下におさめたのが2016年。
そして生まれたのが今回ご紹介するカベルネ・ソーヴィニョン100%の濃厚赤。

ブドウ畑は、年間降雨量が200ミリリットル以下という
ワシントン屈指の生産地区であるレッド・マウンテンに隣接する
南向きの緩やかな斜面にあり、夏の日中の暑さと夜の冷え込みが
よく熟したリッチな特徴を持ったグース・リッジ畑をメインに、
コロンビア川を見下ろすワールーク・スロープの南端に位置して
濃厚な果実味のブドウを生むコヨーテ・キャニオン畑など5つの畑をブレンド。
除硬はせず、天然酵母で発酵させ、
新樽比率50%のフレンチ・オーク樽で熟成させたという贅沢な仕様となっています。

その味わいは、
『黒スグリ、ブラックベリー、チョコレート、
杉と鉛筆の芯のタッチを持ったシガー・ボックス(葉巻箱)
の香りたつクラシックな味わい。
しっかりとした果実味とキレのいい酸、
熟したタンニンがあり充実した満足度の高い味わい。』




ワインズ・オブ・サブスタンス・カベルネ・ソーヴィニョン 2016

スターレーン・ハッピーキャニオン・オブ・サンタ・バーバラ・カベルネ・ソーヴィニョン 2014

約10年前、造り手の初ヴィンテージ(2005年ヴィンテージ)にして、
ナパの居並ぶ有名ワインをブラインド・テースティングにて圧倒し、
一躍有名となったのがこのワイン。

その後、2008年から2015年にはゴルフ世界4大大会の一つ
マスターズが開催されるオーガスタ・ナショナル・ゴルフグラブで、
マスターズの期間中、ワインがオンリストされるなど、
ゴルフ好きの人たちにも知られるブランドとなりました。

今ヴィンテージである2014年は、
2013年より醸造責任者となった元ドネーランで
パーカーポイント100点のワインを造った
タイラー・トーマス氏が手がけ、注目のヴィンテージであり、
世界のトップ評論家のひとりであるアントニオ・ガローニ氏が
【95点+】という高得点で評価する
歴代最高の仕上がりとなった記念すべきヴィンテージです。

それが
[スター・レーン・ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ・カベルネ・ソーヴィニョン 2014]

造り手である[スターレーン]は、
カリフォルニア州サンタ・バーバラの最東端、
サンタ・イネズ・ヴァレーにディアバーグ夫妻によって設立。
1970年代から、ミズーリ州でワイン造りを行っていた一家が、
世界的なボルドーブレンドを生み出すべく設立したワイナリーです。
現在、スターレーン・ブランドからボルドー品種、
ディアバーグ・ブランドからブルゴーニュ品種を生み出し、
テロワールを表現した鮮やかなワインを生み出しています。
オーナーのディアバーグ氏は長年、
最高品質のボルドー品種を産み出すためボルドーからナパ、
サンタ・バーバラの大地を見て回っていました。
そして、現在ワイナリーがあるサンタ・バーバラAVA内
サンタ・イネズ・ヴァレーに辿り着きます。
サンタバーバラは冷涼な土地柄ピノ・ノワールや
シャルドネの名産地としてのみ認識されていましたが、
その東方に広がるサンタ・イネズの地(標高450mの温暖な産地)
にカベルネのポテンシャルを見出し
この地でワイン造りを行う事を決心します。

当時、ボルドー品州の栽培地としてはまったくの無名であった、
サンタ・イネズ(現在はハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラAVA)
の地から生まれたワインを広めるために、
既に世界的に有名になっていたナパ産のワインと
ブラインドで比較する事で、サンタ・イネズの可能性を体感してもらうことを
目的にワイナリーがブラインド試飲会を全米各地の総勢121名のソムリエや
ワイン関係者を集めて実施。
初ヴィンテージである2005年が各会場でナパやソノマの並居る強豪を押しのけ、
最低価格でありながら軒並み最高評価を獲得し、一躍有名となりました。

更に、2008年ー2015年にはゴルフの世界4大大会の一つである
マスターズが開催されるオーガスタ・ナショナル・ゴルフグラブで、
期間中にワインがオンリストされ、ゴルフ愛好家の間でも知られるワインとなりました。

スターレーン畑が広がるサンタ・イネズ・ヴァレー最東端の一角は、
サンタ・バーバラ州に属していますが、
冷涼で主としてピノ・ノワールやシャルドネの産地として知られる地区と
気候的にも土壌的にも違っていて、ボルドー品種に適した地域となっています。
そのため、2009年には新たなAVAとして
「ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ」が認定され、
ボルドー品種産地として注目の地域です。
中でも、いち早くこの地域のポテンシャルを認めたスター・レーンは
現在一番標高の高い、カベルネの栽培にとって最高の環境に畑を所有し、
その敷地面積も最大の生産者となっています。

そして2013年から、醸造責任者を担当するのはタイラー・トーマス氏。
氏は、以前つとめていたソノマのドネーラン・ワイナリーにて
パーカー100点満点のワインを造った人物です。

世間の注目を集めるドネーランのプロジェクトから離れ、
パイオニア精神を持つ家族ワイナリーへ移る事を決めた
トーマス氏が最初から最後までを手がけたヴィンテージが今回ご紹介するワインです。

2014年は冬が暖かく、順調な生育をみせて歴代のヴィンテージの中でも
いいヴィんテージとなりました。
このワインもアントニオ・ガローニ氏が【95点+】という高い点数で評価。

『口に含むと最初は穏やかながらもいくつもの表情を見せる黒果実が押し寄せ、
タラゴンやローズマリーといったハーブ、杉や土、チョコレートのニュアンスがあり、
充実したのみ応え!滑らかなタンニン、果実味も酸とのバランスよく、
全体はまとまりのいいワインです。』




スターレーン・ハッピーキャニオン・オブ・サンタ・バーバラ・カベルネ・ソーヴィニョン 2014

マロッティ・カンピ・ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ・スペリオーレ・オルリョーロ 2016

ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバは、
絶滅さえ心配されたイタリアはマルケ州の州都アンコーナ付近で古くから
栽培されていたラクリマというブドウを使って造られる貴重なワインの産地名です。
ラクリマの栽培総面積はモッロ・ディ・ダルバの街を中心に広がる僅か僅か546haの畑です。
大規模生産者ならば、ひとつの造り手が所有するほどの極小産地。

非常に古い品種でありながら原産地呼称に認定されたのは新しく1985年。
この時このラクリマという品種は絶滅しかけていたと言います。
DOCに認定されたことによりその危機から救われ、
生産者がこの品種を造り続けることが励まされ、
今ではラクリマを使用し高品質なワインを造る生産者も少ないながら残っています。

ご案内の造り手[マロッティ・カンピ]は、
[ジュスティ・ピエールジョヴァンニ]と双璧のラクリマの名手。
そのトップキュヴェである[オルニョーロ]は、
イタリア絶大なる信頼を得ている重要ワインガイド誌[ガンベ ロ・ロッソ]
でも毎年のように高い評価を獲得してきました。

厳選収穫されたラクリマ100%のみを使用、フレンチ・オークの小樽で
12ヶ月間もの長い間、じっくりと熟成を行います。
さらにボトリング後も6ヶ月以上の瓶熟成を経てリリース。
稀少品種[ラクリマ]の個性とポテンシャルが存分に引き出されていることはもちろん、
落ち着いた雰囲気のあるエレガントさもあり、奥深く複雑味に富み、 逞しいほどの凝縮感。

そして、2016ヴィンテージにおきまして、ついに[ガンベロ・ロッソ]で、
最高評価【トレ・ビッキエーリ (3グラス)】を獲得いたしました。

『薔薇の花びらをエキスにしたような、
ロマンチックな香りはまさにラクリマ。
濃く華やかなアロマが辺り一面に広がります。
そして口に含めば、チェリーやスミレ、 ブラックベリー、
さらにはオレンジなど果物の果実味が溢れだし、
まるでフルーツパーラーにいるような錯覚に陥ってしまいそう・・・
絶妙な樽熟成が柔らかくシルキーなタンニンに
さらなる深みとエレガントさをもたらし、
なんとも形容しがたい華やかで高貴なワインに仕上がっています。
最後には、完熟した果実の甘く艶やかな奥深い余韻も
尽きることなく続いていきます。』

まさに【神秘の味わい】。
この魅惑の香りにいったいどれだけのワイン愛好家、
そしてソムリエさんやシェフ達が取りつかれていることでしょう。

飲む人すべてを虜にしてしまう魅惑の花と
果実の香りに包まれた神秘の味わい。
まるで果樹園の中にいるような素敵なひと時がお楽しみいただけます。
心ゆくまでご堪能下さい。




マロッティ・カンピ・ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ・スペリオーレ・オルリョーロ 2016