ドメーヌ・エデン・サンタ・クルーズ・マウンテン・ピノ・ノワール 2014

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2018年5月に行われた英国皇室のハリー王子と元米国女優
メーガン・マークルさんのロイヤル・ウエディング!

お二人が主催した夜の晩餐会に新世界のワイン代表として
登場したのが、ちょっと通なカリフォルニア・ピノ・ノワール!

標高600メートル前後の山の斜面に造られた畑は、
今では一般的となった「マウンテン・グレープ」の先駆けですが、
ナパやソノマと違って、少し離れている場所にあるせいか、
日本では、さほど知名度はありません。
そのコスパもいい隠れた銘醸産地です。

晩餐会に登場した赤白ワインは、旧世界を代表してブルゴーニュの白ワイン、
そして新世界を代表して、カリフォルニアのこの赤ワインがチョイスされました。
ロイヤルウエディングに相応しい風格をそなえたワインです。

それが
[ドメーヌ・エデン・サンタ・クルーズ・マウンテン・ピノ・ノワール 2014]

産地であるサンタ・クルーズ・マウンテンは、
ナパのずっと南に位置し、その名の通り、山の中。

1973年のパリ・テースティングにも登場し、
カリフォルニアを代表するワインのひとつである、
[リッジ]もここにあり、
1982年にAVAが認められた伝統ある産地です。

標高600メートル前後の山ということで冷涼な環境でブドウが育ち、
ピノ・ノワールやシャルドネといったブルゴーニュ品種の栽培にも向いています。

そのサンタ・クルーズ・マウンテンのブルゴーニュ品種の造り手として、
特に知られているのが、[マウント・エデン]

カリフォルニアのワインの歴史においては、
必ず登場するマーティン・レイ氏という伝説のワインメーカーが、
1945年から開墾をはじめ、カリフォルニアにおけるピノ・ノワールと
シャルドネのワイン造りにおいては最も長い歴史をもつといわれているのが、
この[マウント・エデン]なのです。

今回ご紹介するワインは、マウント・エデンのオーナーである
パターソン夫妻が、2007年に近隣のワイナリー&畑を購入して、
マウント・エデンの姉妹ブランドとして、
サンタ・クルーズ・マウンテンの魅力をよりリーゾナブル
に楽しめるようにというコンセプトで造っているワインです。

ドメーヌ・エデンの畑は、ローム質土壌に、
マウント・エデンのクローン(フランスのルイ・ラトゥールから
19世紀にもらいうけた株)、カレラ、スワン、ディジョンなどの
様々なクローンがあり、ワインに多様性を与え、
複雑な香りとフレーバーをもたらしています。

2014年は、非常に雨が少なく、ここ30年で一番ひどい旱魃の状況でした。
ブドウの収量を前年の半分以下に落とすことで対応した結果、
ブドウの凝縮度が高まったといいます。

アメリカのワイン評価誌である[ワイン・エンシュージアスト誌]
や[ワイン&スピリッツ誌]では、93点という高得点を獲得しています。

その味わいは、
『色は深い味わいをもつルビー色で、
ラズベリーやクランベリーなどの香りがあります。
口に含むと、それらに加え、ザクロ、紅茶のフレーバーが広がり、
ベルガモットやモカなどのニュアンスも感じられます。
ボリューム感があり、酸とタンニンががっしりと、
堂々とした味わいのピノ・ノワール。
まだまだ熟成すれば、さらなる旨みを感じられるワインです。』


ドメーヌ・エデン・サンタ・クルーズ・マウンテン・ピノ・ノワール 2014
【赤ワイン】【アメリカ】【カリフォルニア】【ロイヤル・ウエディング】【晩餐会】【ハリー王子】【辛口】【750ml】

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「ドメーヌ・エデン・サンタ・クルーズ・マウンテン・ピノ・ノワール 2014」への1件のフィードバック

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