ジンファンデルの神様のＤＮＡを受け継ぐ、
天才ワインメーカーが造るジンファンデル。
レーヴェンスウッドの創設者であるジンファンデルの神様、
ジョエル・ピーターソンを父に持ち、
5歳のときからブラインド・テースティングの能力を発揮し、
子供の頃から有名レストランにオンリストされるワインを造るという
天才ぶりを発揮したのが、モーガン・ピーターソン。
設立から10年、すでにアメリカのワイン界では、一目置かれ、
天才といわれる父親にも影響を与えるほどの存在となっていますが、
その彼が造るワインが、
2017年度ワイン・スペクテーター誌年間ランキング第12位にランクイン。
ワイン・スペクテーター誌の年間ランキングは、
世界中が注目し、ワインの売り上げにも大きな影響を及ぼし、
ここ日本でも発表と同時に、割り当てとなることが多いアイテムです。
それが
[ベッドロック・オールド・ヴァイン・ジンファンデル2015]
[ベッドロック]は、【ジンファンデルの神様】と言われ、
ソノマ有数のオールド・ヴァインの畑から個性豊かな
数々のジンファンデルを生み出すジョエル・ピーターソン氏の息子、
モーガン・ツゥエイン・ピーターソン氏が2007年、
26歳という若さで設立したブティック・ワイナリーです。
それゆえ、ブティック・ワイナリーというよりは、
ガレージ・ワイナリーといった感じの納屋を改造したような醸造所で、
『夢は大きくでも生産量は少なく』ということで
今回ご紹介するワインも750ケースの少量生産です。
彼は5歳のときからワインを造り、その後5年間、
10歳の時までカリフォルニアの有名レストランに、
そのワインがリストオンし、実際に売られていたなど、
天性の才能を遺憾なく発揮した人物です。
大学院を卒業後、ワイン・セールスをしっかりと学び、
ソノマに戻ってきたのが2005年。
そして2007年に、満を持して自分のブランドを立ち上げました。
アメリカでも30人程度しかいない、マスター・オブ・ワインの
超難関試験をすでに突破しています。
若いゆえに理想主義者と揶揄されることもあるそうですが、
彼のモットーのひとつは、
『カリフォルニアに脈々と受け継がれてきた樹齢の高いブドウを、
パワフルでエレガントなカリフォルニアの特性をだしたワインに
造り上げること』
志は高く、そして希望へとつながっています。
「カリフォルニアのテロワールを表現するワイン」という
定義の大きな括りで造っているのは、
カベルネ・ソーヴィニョンベースのブレンドからピノ・ノワールやシラー、
そしてもちろんカリフォルニア州の誇りであり州のワインとして
認定されているジンファンデル。
今回ご紹介するのは、天才肌、理想主義の彼が父親のＤＮＡを受け継ぐ、
ソノマの100年以上続く畑のブドウをふんだんに使った
オールド・ヴァイン・ジンファンデルです。
使われているブドウ畑は、ピーターソン家が所有するソノマで
150年の歴史をもつ伝統あるベッドロック畑を主体に、
アレキサンダー・ヴァレーのネルヴォ・ランチ、
ロシアン・ リヴァー・ヴァレーのソディニ・ランチなど、
平均樹齢は80年 の古樹ばかりを使っています。
その味わいは
『リッチで滑らか！完熟したカシス、つつじの花の香り、
エスニックな五香粉のような香りにダークチョコレートや
完熟カシスのフレーバーが押し寄せる、フルボディのワイン』
今後、数年間の変化もとても楽しみなグレート・ジンファンデル。
