2018年東京ホテル新作クリスマスケーキ11選

2018年東京ホテル新作クリスマスケーキ11選



東京にあるラグジュアリーなホテルのパティシエが、腕を振るう新作のクリスマスケーキたち。各ホテルの目にも美しいクリスマスケーキの中から、おすすめの一品をセレクトしてご紹介します。2018年のクリスマスシーズン、どのクリスマスケーキを選ぶか迷うのも楽しいひと時です。

エヴォディア 2017

あの奇才ラファージュの逸品、その名も

  [エヴォディア 2017]

奇才ジャン・マルク・ラファージュといえば、
南仏ルーションを代表する[ドメーヌ・ ラファージュ]の当主で
素晴らしいワインをリリースしながら、
スペイン、チリ、アルゼンチンなどでもワイン造りを行っている天才醸造家です。

そんな怪物ラファージュが次に注目したのは、
スペインの高地カラタユで栽培されている超高樹齢のガルナッチャ。
なんと標高700~900メートルに位置する最高樹齢100年のガルナッチャの畑を見い出し、
この衝撃の一本[エヴォディア] を生み出したというわけです。

しかもこのワインを造るにあたり、
地元カラタユのテロ ワールに造詣の深い女性醸造家ヨランダ・ディアス、
そしてアメリカの有名なワイン商で
自らをグルナッシュ(ガルナッチャ)ワインの専門家と称するエリック・ソロモンとチームを結成。
才能溢れる3名のエキスパートの知力が結集して生まれた、究極のスーパー・グルナッシュ・ワインなんです。

こうして一足先に上陸したアメリカでは、瞬く間に物凄い高評価を獲得し大旋風を巻き起こしています。
例えばあの世界屈指の評論家ロバート・パーカーさん主宰
[ワインアドヴォケイト誌]では、まず2007年ヴィンテージが88点を獲得。

そのコメントたるや、
『スパイスボックス、ミネラル、ワイルドチェリーのうっとりするほど魅力的な芳香
パワフルな果実味、ぎっしりと詰まったフレーバー、スムースなテクスチャー。
純粋で、余韻にも果実が満ち溢れている』(2008年8月)

『ミネラル、ブラックチェリーのかぐわしい芳香、
それに続く甘い果実味、スムースなテクスチャー。
至って飲みやすいワインだが、複雑味だけはやや不足。
だがそれがどうしたというのか?この値段で文句は無し!』(2009年5月)

『これは本当に驚くべき価格のワイン。
フルーツ爆弾でフレーバーに満ちており、
軽いビールのような弱々しい ワインでもない。
深いルビー/プラムの紫色を呈し、たわわなブルーベリー、
黒スグリのフルーツのアロマ、 砕いた岩、フローラルの芳香。
この注目すべきワインは小売価格で10ドル(≒1,120円)で売られており、
それが シンプルに信じられない!
私の学生時代にこのワインが存在していたなら、
と切望してしまうほどである。』(2015年7月)

とまぁ、ホメ言葉のオンパレードで大絶賛しているんです。

その後も続々と高得点獲得!!

2010年 90点 2011年 89点 2013年 89点 2014年 90点 2016年 89点

そして、この2017年ヴィンテージは、なんとまたまた衝撃の【90点】を獲得しているんです。
『スーパー美味しく、見事なプライス』と、もう毎年のルーティンのように激賞。

さらにステファン・タンザー氏がかつて主宰し、
現在は総合ワイン情報サイト[ヴィナス]に統合された
[インターナショナル・ワイン・セラー]においても、
毎年高得点を連発、『セクシー・ガルナッチャ』と激賞されているんです。

さらに、米有力評価誌[ワインスペクテーター]誌でも、
テイスターが『今ハマっているワイン』のコラムに登場。
【A Lively Value Red from Spain】 (スペインから来たすんごいバリュー赤!) と題し、
このワインの物凄いバリューを興奮気味に語っているんです
それは百戦錬磨の一流テイスターをして、
『ケース買いすることにした』と言わしめるほど。

さらに極め付けは、[モーニング]連載中の大人気コミック 『神の雫』に登場。

まさに国内外問わず、超話題となっている一本なんです。

『グラスに注ぐとまず広がる華やかな芳香にうっとり!。
濃密な赤紫色はエキスたっぷりの果実味を予想させます。
カシス、プラム、ブラックチェリーなどの黒果実のアロマがみずみずしく、
黒胡椒、スモーキーなミネラルが顔を覗かせます。
味わいもフレッシュな黒果実が口いっぱいに弾け、
続いてスパイシーさやミネラルが追いかけてきます。
究極なまでにジューシーで甘酸っぱい果実味。
フレッシュながらも深い旨み、しなやかなタンニンは
さすが樹齢100年以上のブドウならでは。
なめらかだけど濃厚、純粋だけど飲み心地満点。
飲むと元気を与えてくれる、恵みたっぷりの赤ワインです』

ご家庭では、チーズや目玉焼きを乗せたハンバーグやとんかつ、
さらに肉野菜炒めなどの中華とも好相性。




エヴォディア 2017

2018クリスマスショートケーキ!東京ホテル12選

2018クリスマスショートケーキ!東京ホテル12選



ホテルのクリスマスケーキの中でも、やはりショートケーキが一番の人気という声も。シンプルであるが故に、熟練したパティシエの技が光るショートケーキが揃います。ラグジュアリーなホテルならではの、贅沢なショートケーキをご紹介します。ご友人と、ご家族と皆で集まるクリスマスシーズンに、定番だからこそセレクトしたいクリスマスショートケーキはいかがでしょう?

ドメーヌ・ジャン・タルディ・ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ “キュヴェ・マエリー” 2013

あの【ブルゴーニュの神様】と敬愛され、今や1本50万という、
[ロマネ・コンティ]彷彿の伝説のスーパーワインを産み出した
[故アンリ・ジャイエ氏]からワイン造りを学んだ、
超一流の本格派生産者[ジャン・タルディ]。

華やかな香りと、果実味の強い凝縮感のある味わいに、
骨太でタンニンに溢れ、熟成により真価を発揮するピノ・ ノワールを世に送り出し、
名実共に至宝ドメーヌの仲間入りを果たしています。

しかもこの造り手は、自社畑の中からの最高のブドウだけを自家瓶詰めにし、
残りは[メオ・カミュゼ]や[ジョゼフ・ ドルーアン]、[ルイ・ジャド]など、
錚々たる造り手たちに売ってしまうのです。
ということは、タルディのブドウの素材は、それらの生産者の素材に勝るとも劣らないということ。

そんな凄腕が、グレートヴィンテージの厳選したピノから仕込むのが、
[ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ “キュヴェ・マエリー”]

キュヴェ名の[マエリー]とは、偉大な父「ジャン氏」の息子で
2001年からドメーヌを仕切る「ギョーム・タルディ氏」の愛娘名。

使用するピノを栽培する1.04haの畑は、
ドメーヌお膝元 [ヴォーヌ・ロマネ]のすぐ西側、丘の上部に隣接する
「コンクール村」の粘土石灰岩、シルト土壌の斜面にあり、
一般的に標高が高く冷涼なオート・コートでも、
ヴォーヌ ・ロマネに近いためブドウの成熟が早く、
コート・ド・ニュイと大差ないという優位性を持っています。

平均樹齢約40年のブドウは、すべて手摘みで収穫し100%除梗。
果実の60~70%は破砕せず、12℃で丸ごと6~7日間の低温浸漬。
発酵の間はあまり櫂入れせず、軽めに圧搾。
その後、1年樽を100%使用し、澱引きせずに13ヶ月の樽熟成後に瓶詰めしています。

こうして造られたワインは、「故ジャイエ氏」の流儀を引き継いだだけあって、
ピュアで、オート・コートながらも豊かな果実味を持ち、且つエレガントな味わい。

なお、ご案内の2013ヴィンテージはというと・・・、
ブルゴーニュに精通するM.W.(マスター・オブ・ワイン)の「ジャスパー・モリス氏」が、
収穫量は極少量ながら、
『美しいアロマとテロワールを強く感じる赤』と総括、
『赤ワインは良い色調と極めて魅力的なブーケがあり、
熟した果実のアロマを感じさせる。
特にコート・ド・ニ ュイでは、美しい調和のとれた果実の味わいが、
将来発展していくブーケと調和をなしている。』
と解説し、
あのパーカーさんとワイン・スペクテーター誌も【92点】高評価の、
いわゆるグレート・ヴィンテージ。

試飲でも、
『色調はやや淡い赤系ルビーレッドながら、ニュイの完熟ブドウのエキス満載。
深みや奥行きをしみじみと味わえるタイプです。
スミレやブラックチェリー、ラズベリーにブラックベリーなど
様々な花や木の実のニュアンスに、
シナモンなどのスパイスの要素を持つ香りは上品で華やか。
そして、ヴォーヌ・ロマネに似た土や鉄の風味と、
実に複雑で多様性を見せる適度のボディを持つ風味には、
果実味の甘さだけでない満足感が。
さらに、しっかりな がらも突出しない美しいタンニンと酸との調和も取れ、
それらすべてが綺麗な余韻へと続きます。
この1本には、焼き鳥のレバーや、脂の乗った銘柄鶏の腿肉照り焼き、鴨肉ローストなど、
チーズならやはりブルゴーニュのウォッシュタイプとのマリアージュがおすすめです。』




ドメーヌ・ジャン・タルディ・ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ “キュヴェ・マエリー” 2013