ヘス・セレクト・モントレー・シャルドネ 2018

ナパのマウント・ヴィーダーの山深い場所に
忽然と現れるラグジュアリー・ワイナリーが[ヘス・コレクション]。
アートにも造詣の深いスイス出身の初代ドナルド・ヘス氏が、
まるで美術館のようなワイナリーが設立当時は、
ナパでも珍しく、こだわりのワイン造りもまた話題となりました。
それから約40年、今は娘夫婦が2代目としてワイナリーを継ぎ、
伝統を作り続けるワイナリーです。

やはり最も中心的なのはカベルネ・ソーヴィニョン。
マウント・ヴィーダーは、いわゆる「山カベ」と呼ばれる地域で、
凝縮した中にもエレガンスを感じさせるワインができます。
ワイン・スペクテーター誌やワイン・エンシュージアスト誌、
ワイン・アドヴォケート誌、ワイン・アンド・スピリッツ誌などで
高い評価を得続けています。
トップキュベである「ライオン」は、
ロバート・パーカー氏主宰のワイン・アドヴォケート誌にて、
直近のヴィンテージで、数年にわたり95点以上を取り続けているのです。

今回ご紹介するワインは、モントレー産です。
25%をフレンチ・オークの新樽で熟成したリッチなスタイルで、
パイナップルやキーウィなどのトロピカルフーツの
果実味が溶け合うカリフォルニア・シャルドネらしい味わい。
コクのあるシーフード料理と相性抜群です。


ヘス・セレクト・モントレー・シャルドネ 2018 
白ワイン アメリカ カリフォルニア

シャンパーニュ・ボランジェ・PN VZ15(ブラン・ド・ノワール)箱なし

シャンパーニュの有力メゾンとしてその名を馳せる【ボランジェ】

格調高いピノ・ワールを主としたメゾンとして評価を得てきたそのボランジェから、
ピノ・ワール100%の新しいキュヴェ【PN コレクション】がリリースされました。

これは、トップ・キュベであるヴィエーユ・ヴィーニュ・フランセーズ、
007シリーズ以外では初めてのことで、
シャンパーニュをこよなく愛する人なら
ぜひとも飲んでいたい一本だと思います。

初リリースゆえに多くの人々に
飲んでもらいたいということなのか、価格も抑え気味です。

それが
[シャンパーニュ・ボランジェ・PN VZ15(ブラン・ド・ノワール)箱なし]

この新たなブランドは、ボランジェがよりテロワールを表現した
新しいシャンパーニュを作ることを目指したもので、
今回はヴェルズネイのピノ・ノワールをメインに使っていますが、
年により、柔軟に対応し、様々なテロワールを
表現したシャンパーニュをリリースしていくとのことです。

ヴェルズネイのピノ・ノワールをメインに、
そのほかアイ村、ブジー、トーシエールなどの
一番搾りのキュベのみを使用し、
2015年のブドウをベースに2009年から2014年までの
リザーヴワインをブレンドした
マルチ・ヴィンテージ・シャンパーニュとなっています。

シャンパーニュは、基本的にマルチ・ヴィンテージの
リザーヴワインをブレンドして造られます。
今回ご紹介するワインも、2015年をメインに2009年から2014年までの
リザーヴワインをブレンドしているわけですが、
ほとんどのシャンパーニュ・メゾンが
リザーヴ・ワインを樽で貯蔵するのに対し、
ボランジェでは、マグナムボトルで貯蔵しています。
225リットルのバリック樽であれば、150本分のマグナムボトルが入るわけで、
貯蔵場所、洗浄、管理などに膨大な手間がかかるため、
大手メゾンで実行しているのは、ボランジェのみです。
そのこだわりがボランジェスタイルにもつながっています。

メゾンからのテースティング・コメントでは、
『金色の輝きを帯びた繊細な色あい。
サクランボ、 フルーツジャム干し イチジクから、
トースや焼き菓子へと変化し、
さらにエルダーフラワーと洋ナシの香りへ展開する
リッチで複雑なアロマが感じられます。
弾けるようないきとした果実味。
ピーチアプリコットの風が、へゼルナッツや
アカシの花香りに引き立てられいっそう豊か広がります。
柚子を思わせる爽やかなフィニッシュ。』
と表現され、
トマトのタルト、レンズ豆のリゾット、
子牛肉の煮込み、ウォッシュタイプのチーズとの
マリアージュが提案されています。

★★★★★★

ボランジェの創設は、
アミラル・ド・ヴィレモン伯爵と
ジャック・ボランジェによって1829年に設立されました。
ジャックは後にヴィレモン伯爵の娘と結ばれ、
家族経営の第一歩が始まりました。
そして、その名を冠した名門シャンパーニュ・ボランジェが誕生したのです。

メゾンはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のアイ村に所在し、
生産に必要なブドウの約70%を、
シャンパーニュ造りに最良とされるグランクリュと
プルミエクリュでおもに構成される160haの自社ブドウ畑から供給しています。
この高い自社畑比率は大手メゾンの中でも群を抜いており、
また、オーク樽での発酵や、瓶内2次発酵の際も王冠ではなくコルクを使用、
カーヴでの長期に渡る熟成など、完璧なる拘りと伝統的な醸造法によって
支えられたワインの品質の高さにより、世界的な名声を確立しており、
1884年からは他に先駆けて英国王室御用達を拝命する
希少なメゾンのひとつとなっています。

現在も、設立当時から変わることなくボランジェ一族によって、
生産における厳しい基準が保ち続けられ、
1992年には、こうしたメゾンが長年守り続けてきた製法と
基準を表す“倫理と品質”を『ボランジェ憲章』として発表しました。
継承される伝統によって育まれる、一貫したスタイルと
スケールの大きい素晴らしい品質を誇るシャンパーニュを造り続けています。
また、映画「007」シリーズでも第8作目から登場する
ジェームス・ボンド愛飲のシャンパーニュとしても広くしられています。
それ以前にも第2作目に登場し、オリジナルの小説にも登場しています。
ボランジェのもつ、しっかりとした厚みのある酒質、
それを包み込む優美で妖艶さを兼ね備えたボランジェ・スタイルは
ジェームズ・ボンドのイメージにぴったりなのでしょう。
初期のころは、特にR.D.がよく登場していました。

2012年、2015年、2019年には、
007を記念したキュベがリリースされており、
2020年もリリースされる予定になっています。

ボランジェ憲章~1992年~

1.ボランジェの畑は70%以上がグランクリュ、プルミエクリュであり、
エシェル・デ・クリュ(シャンパーニュ格付けの基準のひとつ、
その品質に応じて80%~100%が定められる)の割合は平均98%と、
シャンパーニュのワイナリーの中でも最高クラスの品質を誇る。

2.ボランジェの生産量の3分の2は自社畑のブドウから成り立つ。
自社比率がこれだけ高い有名メゾンは、ボランジェの他にひとつしかない。

3.ボランジェのヴィンテージ・シャンパンは
ピノ・ノワールとシャルドネのみで造られている。
ピノ・ノワールの割合は60%を超え、それによって
シャンパーニュの充実感と豊かさがもたらされている。

4.ボランジェのヴィンテージ・シャンパンのすべてと、
ノン・ヴィンテージ・シャンパンの一部をオーク樽にて樽発酵している、
数少ないシャンパン生産者である。
そしてフルタイムで樽職人を抱えているメゾンはボランジェだけである。

5.ボランジェのブドウは、個性や特徴を維持する為に個別のクリュごと、
ブドウごとに管理されている。
発酵も個別に行い、アッサンブラージュされるまで
それぞれ別々に昔からの樽に保管されている。

6.ボランジェのシャンパンは他のワイナリーよりも澱と接触させる期間が長い。
高品質のブドウから造られるシャンパンは、
澱と接触させる時間が長ければ長いほど豊かさや複雑性を増す。

7.グランクリュ、プルミエクリュのみから造られるリザーヴワインは
ブドウごと、クリュごと、ヴィンテージごとに
コルクで栓をしたマグナムボトルに入れ、個別に熟成させる。


[シャンパーニュ・ボランジェ・PN VZ15(ブラン・ド・ノワール)箱なし]
【シャンパン】【750ml】【正規品】

コカ・イ・フィト・ネグレ 2013

このワインを飲めば飲むほど、スペイン・カタルーニャの
ワイン産地としての底力を感じざるを得ません・・・

旨みたっぷりの濃厚フルボディでしなやかなタッチ、
かつエレガントでリッチ、上質感と完璧なバランスを備えています。

この価格は『スペインワインにしては高いのでは?』
と思われる方も多いかもしれませんが、
飲んでみれば納得、むしろ安いくらいです。

その証拠に、世界の評論家たちがこのワインに早い段階から注目し、
新聞や雑誌等で素晴らしい賞賛の言葉を贈っているんです。

例えば、あの世界屈指のワイン評論家ロバート・パーカー氏は、
2008年ヴィンテージになんと【92+】点を付けて大絶賛。
2007年ヴィンテージは【91+】点でしたので、さらに高い評価を献上したんです。

テイスティングコメントももちろん物凄く、
『スモーク、ジビエ(狩猟肉)、アジアンスパイス、お香、
そしてブルーベリーのノートがこの引き締まった赤のブーケを形作っている。
産地モンサンの中でも知的なスタイルのワインだ。
緻密で層が厚く、いたってシリアス。
このパワフルな作品は2-3年のセラーで寝かしたのち真価を発揮し、
2013年から2023年まで卓越した飲み頃になるだろう。』
と、まるで高級ワインをじっくりと試飲したかのような
褒め言葉を贈っています。

さらに、スペインで最も権威ある
ワインガイド[ギーア・ペニン]の著者ホセ・ペニン氏も、
この2013年ヴィンテージになんと【91点】を付け激賞。

このワインに対する賞賛はそれだけにとどまらず、
数多くの新聞や雑誌に掲載されてきました。いくつかの例をご紹介しますと、
●英国 シモン・ウッズ氏主宰 [Drinking Outside The Box] S(+)評価(金メダル相当)
●スペイン 高級全国紙[EL PAIS]紙 9.2点獲得/10点中
●スペイン カタルーニャ地方紙[EL MUNDO]コラムに掲載
●スペイン 人気ワイン雑誌[VINUM] 16点獲得/20点中 【Impresionante(感銘的)】称号獲得
●スペイン 人気ワイン雑誌[Mi Vino]コラムに掲載
とまぁ、ここには全てを書ききれないほど、超話題となっている一本なんです。

その名も、
  [コカ・イ・フィト・ネグレ 2013]

既に大好評いただいております[ジャスピー・ネグレ]および
[コカ・イ・フィト・マラグダ]の最上級キュヴェたる一本なんです。

初めてこのボトルを目にした時から、もう私は一目惚れ。
この可憐なお花のイラストは、お部屋に飾っておきたいくらい素敵です・・・
なんと原画は日本人デザイナーが描いたそうです。
なるほど日本人好みの、まるで屏風絵のような美しさ。

そして念願かなって初めてワインを口にした時、
あまりの美味しさに卒倒しそうでした・・・
このエレガントな美味しさはまず地元カタルーニャで話題となり、
現在はアメリカを初めとして世界各国で大人気を博しています。

それもそのはず、石灰岩土壌で栽培された樹齢50年のシラー、ガルナッチャ、
カリニェナ(カリニャン、この地域ではサムソと呼ばれる)の絶妙ブレンド。
しかも畑は完全有機栽培転換中で、EU CCPAEの有機認証申請中。
厳選したブドウのみを用いて、フレンチオークおよび
アメリカンオーク樽で12ヶ月熟成させた、
コカ・イ・フィト兄弟の最高傑作の赤ワインなんです。

ブルーベリー、カシス、ダークチェリーなどの摘みたての黒果実、
モカコーヒーの甘香ばしさ、甘いスパイス、
リコリスなどが複雑に絡み合って本当に良い香り。
そして口に含むと、思いのほか柔らかくしなやかな口当たりがとても心地良く、
フレッシュな果実味、豊かな酸、樽から来る甘香ばしさ、
きめ細かく溶け込んだタンニン。
程よくスパイシー、さらに上質な旨みがいっぱいに広がります。
絶妙に良いバランスでリッチな味わい。
しかしなんと言っても「しなやかさ」がこのワインの最大の特長で、
ラベルの印象そのままの、とっても繊細で優雅、
そして女性的なワインです。

適温は15-18℃。
造り手によるお勧めペアリングは
「牛肉のたたき マスタードソース ブロッコリーのクスクス添え」
がパーフェクト!とのことです。
たたきはスペインでもTatakiと称され大人気の調理法。
ご家庭ではローストビーフ、サーロインステーキ、
ビーフシチューなどに合わせてお楽しみください。


【6月月間セール対象商品】コカ・イ・フィト・ネグレ 2012
【スペイン】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】【辛口】

女性だから、ねっ。