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チウ・チウ≪ゴティコ≫ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレ 2016

『深いルビー色と凝縮したカシスや
ラズベリーの甘いしっとりとした果実の香りが
開けたてから全開。豊かなボディと上品なタンニン、
そして快適な酸とほろ苦さを含んだスパイスや
ハーブの香りがもたらす見事なハーモニー。
調和のとれた滑らかな飲み口とすばらしい凝縮感が楽しめ、
さらには長い余韻の中にほのかに感じる苦味が最高に快適。』


チウ・チウ≪ゴティコ≫ロッソ・ピチェーノ・スペリオーレ 2016
【イタリア 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口】

ルイ・ジャド・シャブリ・シャペル・オー・ルー 2019

新着2019ヴィンテージは
若干の収穫量減を除けば[シャブリ]の大当たり年。
地元の人によれば、5月の霜と夏の長期にわたる猛暑と乾燥、
さらに例外的な少雨と、ブドウにとっては
ストレスに満ちた年だったのにも拘らず、
芳醇な果実味に酸味が保たれ、
非常にバランスの良いワインが出来上がった、
いわゆるグレートヴィンテージです。

『王道を行くシャブリならではの
豊富なミネラルと酸味が、
完熟シャルドネの風味と相まって、
クリアーで深みのあるゴールドの
色調のワインを彩っています。
また、香りでは
他の年のグレープフルーツなどの柑橘系よりも、
甘草やメロンのような麝香のニュアンスが感じられ、
ここにヴィンテージのキャラクターが表れています。
この1本は、牡蠣などの海の幸にはもちろん、
魚介や鶏、豚肉のホワイトソース、
さらにはカレーなどのエスニック料理とも
相性が良さそうで、
チーズならボーフォールや
コンテと合わせてみてはいかがでしょう。』

昔から『牡蠣にシャブリ』とよく耳にします。
それぞれ、海産物と白ワインの代名詞として、海のない地域に
住む欧米人にも分かるよう提言したのではないでしょうか。

でも、島国日本には全国津々浦々に
『お国自慢』の海の幸があるかと思います。

シャブリは、そんな地元やふるさと自慢の旨いものと、
是非、ご一緒にお愉しみいただきたい1本。

海産物を多く食する日本人ならではの
幸福感を演出してくれるでしょう。


ルイ・ジャド・シャブリ・シャペル・オー・ルー 2019
白ワイン ブルゴーニュ フランス 750ml

ナパ・ハイランズ・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニョン・オークヴィル・ナパ・ヴァレー 2017

全世界で3000本のみ、
生産された今回の2017年ヴィンテージに使われる畑は、
オークヴィルの西丘隣に広がる有名ワイナリーの自社畑
名前は出せませんが、超有名ワイナリーです。

黒系ベリー、ココアのオークヴィル・カベルネらしいアロマと、
高い凝縮感を持つワインで、プレミアム・ナパの味わいを堪能できる逸品です。

[ナパ・ハイランズ・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニョン・オークヴィル・ナパ・ヴァレー 2017]

畑名は公表されていませんが、
ナパを代表する超有名ワイナリーのオークヴィル地区に位置する自社畑です。

オークヴィルの29号線より西になだらかな斜面が
徐々に標高を上げながら丘陵に繋がる地区は、
ナパ・ヴァレーの中でも最高級なワインが
造られる銘醸畑が連なります。
代表するのはモンダヴィとベクストファーが所有する
ト・カロン、ハイツのマーサズ・ヴィンヤード、
オーパス・ワンが所有する幾つかの区画、
ヴァイン・ヒル・ランチ、そしてハーラン・エステートの畑。
それらと接するように平地から斜面、
森林の中に伸びるように広がる畑から、
非常に限られた葡萄を譲り受けて造られたのが
今回ご紹介するワインです。

土壌は大きく二つに分かれ、
平地部分は古代の川が運んだ堆積粘土土壌で
地中には小石が混ざり水はけが良く、
粘土が含まれるので保水力を持ち、
濃厚な味わいとなります。
丘陵に近くなると複雑な土壌が混ざり合い、
主体は火山性土壌で鉱物的なミネラル感
(鉄分やスパイス感)なども併せ持ち、
複雑味に富んだ味わいを加味します。


ナパ・ハイランズ・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニョン・オークヴィル・ナパ・ヴァレー 2017
アメリカ 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口

ロルム・ド・ローザン・ガシー 2016

ボルドーの銘醸地、マルゴー地区の格付2級シャトー、
【ローザン・ガシー】が手掛ける、とんでもなく旨いオー・メドック。

トップの【シャトー・ローザン・ガシー】、
そしてそのセカンドワインに次ぐ、3番目の位置づけになるこのワイン、
分類こそオー・メドックのワインですが、
そのお味はびっくりするほどに、マルゴーっぽい。
まぎれもなく、ローザン・ガシーの血筋だー!!

しかもこのワイン、
イギリス著名なワイン評価誌【デカンター】が主催するコンクール
『デカンター・ワールド・ ワインアワード』において、
評価対象となった赤ワイン8,538本中、
わずか24本だけが獲得した最高賞である
“ベスト・イン・ショー”に選出。
さらに、なんと97点と いう高得点を獲得しています。

ところで、このワインを造る【シャトー・ローザン・ガシー】は、
2級に格付けされているマルゴー地区のワイナリーなのですが、
この[ロルム・ド・ローザン・ガシー]に使われているブドウの畑は、
なんとなんとマルゴー地区ではなくて、
オー・メドック地区の北端、サン・スーラン・ド・カドゥルヌ村。

それってサンテステフの北隣、
あの【ソシアンドマレ】とかがあるあの村ですよ、
マルゴー地区の隣とかじゃないんですよ
なのに、このマルゴー感。ちょっと君、一体何者なんですか~。

そういわれてみると、
最初はものすごくマルゴーっぽい印象でしたが、
これはローザン・ガシーのワイン造りの手法によるものかも・・・。
そして、時間が経つにつれて現れてくる
腰の太さや重厚感は生まれ持った部分、
すなわちオー・メドック北部のテロワールによるものなのかも・・・と納得。

実際に試飲したテイスティングコメントはこちら。
『マルゴーの格付け2級シャトーの威厳が漂う、
高級感あふれる樽香の先制パンチ。
さらにその香ばしいロースト香にも負けない濃厚なベリー感。
しっとりと艶やかなダークチェリーにカシス、
さらにラズベリーのコンポートのような濃密な果実味。
そしてわずかにミントの爽やかさ。
その味わいは、堂々として優雅。
ローザン・ガシーらしい繊細なタンニンの緻密さと
穏やかな酸味が、ふくよかな果実味にしっかりと寄り添い、
奥行きのある味わいを生み出しています。
しなやかなボディ感の美しさが際立つ、重々しすぎない飲み心地。
しかし飲みごたえはたっぷり。余裕を感じさせるエレガントなワイン。』

さすがです。
格付け2級シャトーの余裕が一口目から余韻に至るまで、
たっぷりと感じられる優雅なワイン・・・
生まれ持ったテロワールの力強さと、
育ての親であるマルゴーの粋、
その両方をじっくりと味わいたくなります。
ステーキやローストビーフと合わせたい、
いかにも王道のボルドーワインです。
優雅なひとときを、たっぷりとお楽しみください。


ロルム・ド・ローザン・ガシー 2016
【フランス 】【ボルドー】【750ml】

ヘス・セレクト・モントレー・シャルドネ 2018

ナパのマウント・ヴィーダーの山深い場所に
忽然と現れるラグジュアリー・ワイナリーが[ヘス・コレクション]。
アートにも造詣の深いスイス出身の初代ドナルド・ヘス氏が、
まるで美術館のようなワイナリーが設立当時は、
ナパでも珍しく、こだわりのワイン造りもまた話題となりました。
それから約40年、今は娘夫婦が2代目としてワイナリーを継ぎ、
伝統を作り続けるワイナリーです。

やはり最も中心的なのはカベルネ・ソーヴィニョン。
マウント・ヴィーダーは、いわゆる「山カベ」と呼ばれる地域で、
凝縮した中にもエレガンスを感じさせるワインができます。
ワイン・スペクテーター誌やワイン・エンシュージアスト誌、
ワイン・アドヴォケート誌、ワイン・アンド・スピリッツ誌などで
高い評価を得続けています。
トップキュベである「ライオン」は、
ロバート・パーカー氏主宰のワイン・アドヴォケート誌にて、
直近のヴィンテージで、数年にわたり95点以上を取り続けているのです。

今回ご紹介するワインは、モントレー産です。
25%をフレンチ・オークの新樽で熟成したリッチなスタイルで、
パイナップルやキーウィなどのトロピカルフーツの
果実味が溶け合うカリフォルニア・シャルドネらしい味わい。
コクのあるシーフード料理と相性抜群です。


ヘス・セレクト・モントレー・シャルドネ 2018 
白ワイン アメリカ カリフォルニア