風と香りの中で 37

真理子は、夜しか出来ない試験勉強に集中するとは言うものの、昼間時間があっても机に向かう事はなかった。

店に大勢のお客が来れば、その雑音と雑談で気が散ってしまうので結局、店の手伝いをする事となる、
受かれば親に金銭面では迷惑をかけるが真理子が店に出ると、何故か明るい雰囲気になるのだ。

両親もだからなのか、勉強の事はうるさく言う事もなく、
父親はむしろ進学しないで店の手伝いをして欲しいと本音は言わなかったけど、
真理子の思うようにしてあげたかった。

勉強時間を夜か早朝と決めて集中していた。
特に早朝決めた時間に起きることが出来た時は、
自身も納得が出来る成果を挙げていたのだった。

冬休みも後わずかな日に、早朝勉強の計画通り昼過ぎにベットに入った。