男性達男性達

静かな時の中で
目を閉じた、瞳の奥で
微かに聞こえる闇の音は
私の求めたものを
解るはずもない

過ぎて行く風だけが
私を見つめていた。

寂しいと思う程、悲しくて
解ったつもりの男性達は
手に届くものだけ確かめる

私は、そんなに強くないのに
愛した事だけ押し付ける
上着を一枚羽織ったのは
寒くもない街に
雨が降るから。