君がなくなる

消えていく、あなたの現像も
過ごした時の面影も
交わした言葉すら、もう聞こえない
激しく高鳴る鼓動も
記憶の中から
全てが消えて行く
疲れた群衆の中
あなたは、どこで眠り目覚める

幸せで始まった愛は、思い違い
始めの優しさに、嵌って行く
うわべの言葉に酔いしれ
重なる肉体には、心無くても
愛の錯覚に上気する
いつだって、哀しみは女性に残り
時が過ぎて行く度に
真実が見えても
後悔したくないと、しがみ付く
前に進むのが怖いから、留まり
そこに幸福が無いことに気付いた時は
私が私でなくなっている。

明日
人の心は、温かい些細なことが
生きるすべになる。
利益ばかりで、利用する輩の悲しい心は、きっと寂しい
私等は、見えない風に守られ、
掴んだ愛に歓喜する。
ねぇ!あなたに尋ねる
心から微笑んでいるか
だって、幸せは自分の中にあるんだよね
辛い事だって、きっと幸せの数倍あるんだね、
だから、些細な事だってうれしいんだよ
生きていこう、未来(あした)の自分の為
涙、枯れるくらい、悲しくたって・・・。
明日は、きっと晴れるから