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ワインとお酒の記事

ゴールデンアイ・アンダーソン・ヴァレー・ピノ・ノワール 2017

今やカリフォルニア・ピノ・ノワールを代表する一本ともなったワイン!

過去にはオバマ大統領の2度目の大統領就任式にも登場して話題となり、
今ヴィンテージも評価誌92点&年間ベストUSピノ・ノワールに
選出されている安定度抜群、上質な果実味が持ち味のピノ・ノワールです。

それが
[ゴールデンアイ・アンダーソン・ヴァレー・ピノ・ノワール 2017]

ナパの老舗ワイナリーである[ダックホーン]
もともとはメルローをはじめとしてボルドー品種の造り手でしたが、
ワールドクラスのピノ・ノワールを造ることを目的に1997年に、
当時、まだ注目されていなかったアンダーソン・ヴァレーに畑を購入しました。
とはいえ、アンダーソン・ヴァレーにはフランスのロデレールが
ピノ・ノワールとシャルドネのポテンシャルの高さに目を付けて進出していましたが、
設立より20年以上を経て、この地を代表するワイナリーとなっただけでなく、
ワールドクラスのピノ・ノワールを生み出すという当初の目的を達成しています。

ダックホーンは、こうしたピノ・ノワールの実績をもとに、数年前には、
あの[カリフォルニアのロマネ・コンティ」とも呼ばれる[カレラ]も傘下に収めるなど、
ピノ・ノワールの造り手としての存在感を増しています。

ゴールデンアイの弟的ブランドとしてミグレーション、デコイ・ピノ・ノワールなどがありますが、
なんといっても安定の人気を誇るのがゴールデンアイ・ピノ・ノワールです。
アンダーソン・ヴァレーは、海からの影響を受けるのですが、
この地の3か所の自社畑を含む5か所の畑のブドウをブレンドし、
洗練された気品に溢れるワインとなっています。

フランス産の樽で16か月熟成、新樽比率は60%で
余韻に広がるチョコレートのニュアンスも心地いいアクセントになっています。
上質なピノ・ノワール特有のシルクのような口当たり、ラ
ベンダーやチェリー、スモモなどのフレーバーなどに引き込まれるワインです。
毎ヴィンテージ、高い評価を得ていますが、
このヴィンテージも[ワイン・アンド・スピリッツ誌]にて、
92点&【年間ベストUSピノ・ノワール】にも選出されています。

ちなみに、ゴールデンアイ・ワイナリーは、
環境問題にも高い意識をもっており、
カリフォルニアでわずか3つのワイナリーしか取得していないLEED
(Leadership in Energy and Environmental Design)の
ゴールド認証を受けています。


ゴールデンアイ・アンダーソン・ヴァレー・ピノ・ノワール 2017
【アメリカ】【赤ワイン】【750ml】【辛口】

ドメーヌ・ヌーメイヤー エデルツヴィッカー・J 2019

毎回少しずつ割合がかわりますが、
このヴィンテージで選んだ品種は、3種類。
メインの品種はピノ・グリ。
適度なボリューム感やリッチさがあり、
アルザスでは食事に合わせやすい品種として
真っ先に浮かぶ品種です。
それからピノ・ブランのようなニュートラルで
つなぎ役になってくれるオーセロワが比率の多さで続き、
軽やかさや香りのアクセントでミュスカをブレンド。
特に今回はピノ・グリの比率が多いので、
このワインのコンセプトである
日本人の味覚に合いやすい適度なボリューム感や
酸味の穏やかさを演出してくれます。 今
回は和食だけでなく、
ちょっとスパイシーな中華料理のお供にもよさそう。

日本の食卓では、欧米に比べて、
ビネガーや酸味の強いものを使う機会が少ないので、
あまり酸味が強いワインだと食事と合わせにくいと考え、
角がとれた酸味になるような品種構成にしました。
また、私たち日本人はお醤油やお味噌、お米の味になれているので、
口の中の広がりは旨味が広がるように、
ふっくらどっしりとしたものが美味しいと感じることが多いと思います。
そのような口中でのパレットの位置に合いやすく、
また色々なものを一度に食べることが多い、
日本の食卓にあいやすいように、複数品種にしました。
それぞれの品種の特徴がどこかに合ってくれるので、
万能に使いやすいようにしました。
様々なメインディッシュにも負けない味わい。

試飲の感想は、
「レモンというよりはオレンジ等の太陽の温かさを感じる香りが広がり、
味わいは果実のフレッシュでジューシーな完熟感、
ピノ・グリならではのリッチさとボリューム感があります。
角が取れた穏やかな酸味、後味にほんのり心地いい苦みを感じる。
余韻も素直に伸びが良く長く続きます。
パワーはあるけど、全体的にふっくら優しい印象。」
色々な食事に1年を通して万能に使えそうですが、
おすすめは特にとんかつ等の豚肉料理。串揚げのお供にも。
ブレンドなので色々なタイプのお料理に
合わせて表情を変えてくれるワインです。


ドメーヌ・ヌーメイヤー エデルツヴィッカー・J 2019
【白ワイン】【辛口】【750ml】【オーガニック】

ダックホーン・スリーパームズ・メルロー 2017

2017年度には、ワイン・スペクテーター誌95点&第1位獲得しましたが、
今ヴィテージはそれを上回る96点を獲得!

それが
[ダックホーン・スリー・パームス・メルロー 2017]

毎年、年末になると世界中のワイン関係者が注目するのが、
ワインスペクテーター誌年間トップ100のランキング!
2020年で32年間の歴史をもち、世界のワイントレンドをもかえる力をもつランキングです。

ワインスペクテーター誌が過去1年間に試飲した数万本のワインの中から、
90点以上の点数がつき、価格が高すぎず、生産量がそこそこあるワインを選びます。
そこから、ワインスペクテーター誌のテースターが一堂に集まり
再テースティングをして最終的に決めるというもの。

点数が高いだけではなく、そのポテンシャルや
感動といったものも考慮したエキサイティングなランキングです。

そして、2017年度に、その頂点となったのが
ダックホーン・スリー・パームス・メルロー2014でした。

今回ご紹介する2017年ヴィンテージは、それを上回る96点を獲得しています
(一度、第一位に輝いているせいか、2020年度の年間ランキングは、第15位です)。

造り手である[ダックホーン]は、ナパを代表する造り手のひとつですが、
もともとその名声を確立したのは、メルローです。

1976年代の創業当時に造られていた当時は、
畑名は入っていませんでしたが、
今回ご紹介する[スリー・パームス・ヴィンヤード]で造られたメルロー種を使っており、
まさに、ダックホーンの原点ともいえるワインなのです。

2011年には、ダックホーンがこの畑のブドウをすべて買い取る契約となり、
2014年にはダックホーンが畑を購入しました。
また、2014年からは、2003年からダックホーンで働いてきた
叩き上げのワインメーカーであるルネ・アリー氏がヘッド・ワインメーカーとなり、
最初のヴィンテージで[ワイン・スペクテーター誌]
年間トップという非常に名誉あるスタートをきったワインでもあります。

アリー氏によると、スリーパームスの畑というのは、
ナパのカリストーガ地区のすぐ南の比較的暖かいエリアにあり、
第一印象は、一般的に言われているメルローにいい条件ではないように感じられるのだそうですが、
ナパ北東部のセルビー・クリークからの火山性土砂でできた扇状地で、
ブドウの根が地中深く入り込んでいることが凝縮した果実を生んでいると考えられるのだそう。

アリー氏のきめ細かな感性で造られたこのワインは、
凝縮した果実味を持ちながら、エレガントにしあがっています。

その味わいについて、ワインスペクテーター誌では、
『パワフルでリッチ、複雑なワイン。
ブラック・カラント、ダーク・チェリー、
プラムタルトなどのフレーバーが融合し、
優しい中挽きのタンニンに支えられている。
余韻には石灰ローム質の特徴が心地よく広がり、
ブラックオリーブのニュアンスも感じらる。』
とし、96点という高得点で評価。
メルローのエレガントさとナパ果実の力強さをもつワインです。


ダックホーン・スリーパームズ・メルロー 2017
アメリカ 赤ワイン 750ml フルボディ 辛口 96点 年間15位

ドメーヌ・ロドルフ・ドゥモジョ・ボーヌ・クロ・サン・デジレ 2017

[クロ・サン=デジレ]という名の畑があるのは、
ボーヌでも最も南部、ポマールとの境界に近い斜面上部、つまり西側。
そしてこの畑の東側、つまり斜面を下った隣にあるのが、
ボーヌでも最良とされるプルミエ・クリュ(1級畑)の[クロ・デ・ムーシュ]。
さらに北側が[レ・ゼグロ]、 南側も[レ・モンルヴノ]という、
いずれも1級畑があり、つまり三方を1級畑に囲まれた、絶好のロケーションです。

ドメーヌではそこに0.45haの区画を所有し、
収穫したブドウは選果後に除梗しゆっくりとプレス。12~20日間大桶へ。
低温マセラシオンと長期アルコール発酵を基本的に実施し、
酵母は一切添加せず天然酵母のみで発酵。
ヴィンテージによりウイヤージュ(目減り分の補填)を施しながら
約12ヶ月間樽熟成(新樽率5%)。
再度2ヶ月間大桶に移した後に、
ルナカレンダーに従い清澄も濾過もせず重力だけで瓶詰めし、
静かにドメーヌのカーヴに眠っていたもの。
そうして造られた白は、フローラルな香りが広がり、
なめらかな口当たりにフレッシュながらコクのある味わいが堪能できる、
高品質のボーヌ・ブランです。

そして、2017ヴィンテージのブルゴーニュ白は大当たり年。
この2017ヴィンテージには、あのパーカー氏の【ワイン・アドヴォケイト誌】が
最新ヴィンテージチャートで【96点】のスコアを付け、
また世界中で最大購読者数を誇る【ワイン・スペクテーター誌】も【94点】に、
『活気に満ちた構造で、熟して、フレッシュ。
多くはもう楽しめるが、最高の ものはあと数年必要』とのコメント。
いわゆる、かなりのグレート・ヴィンテージです。

実際に試してみれば。
『クリアーで鮮やかに輝くイエローゴールドの色調。
グラスに広がる香りも華やかで、白い花に、
レモンやグレープフルーツなどの柑橘類と白桃のニュアンスに、
かすかなスパイスの風味が加わり、
一般的なボーヌの白よりも芯が通った味わいに仕上がっている印象を受けます。
また、ミネラルも豊富で上質な酸もしっかりしていて、
それらが芳醇な果実味と見事 にマッチしているのです。
現時点でも十分にその旨みを満喫できますが、
このワインの本領発揮にはもう少し時間が必要と思われ、
適度に熟した暁のコクのある味わいと余韻が楽しみです。
この上質な白は、カルパッチョ的な前菜だけでなく、
甲殻類を使ったブイヤベース、 バターやクリームソースでの魚介料理、
銘柄鶏のローストチキンなど、チーズなら熟成ブリーやコンテと楽しみたいものです。』


ドメーヌ・ロドルフ・ドゥモジョ・ボーヌ・クロ・サン・デジレ 2017
【フランス】【ブルゴーニュ】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】

イヴォルヌブラン・ド・ブラン NV

アーティザン・ヴィニロン・イヴォルヌは1902年創業、
スイスの主にスイス・シャブレ地区イヴォルヌの
高品質ローカルワインに特化した共同組合です。
現在、およそ120のメンバーによって構成されていますが、
この産地の最重要品種、シャスラ種の栽培が約8割を占めています。

スイスを代表する白品種、シャスラのスティルワインは
国際的な市場でも一般的になってきましたが、
スパークリングとなると、まだとても希少です。
もともと、穏やかな酸味が特徴なので、
高品質のスパークリングとして製造することが
簡単な品種ではないからという理由もあるでしょう。

ただ、このスパークリングはスイスのローカルの審査会でも
様々な高評価を得ているように、 地元の方からも愛される、
このエリアのシャスラの特徴がよく表れているワンランク格上の味わい。
受賞履歴は、モンディアル・デュ・シャスラの2014年、2017年で銀賞、
グラン・プリ・デュ・ヴァン・スイス2015年で銀賞、
まさに、地元で支持される、門外不出の知る人ぞ知る、スパークリングなんです。

このスパークは100%イヴォルヌ産のシャスラ種を使用。
畑の土壌は、沖積錐の円錐丘、粘土泥灰岩質、三畳紀の石灰質土壌。
醸造は、本格的な瓶内二次発酵のトラディショナル方式、
9ヶ月熟成後デゴルジュします。
残糖度数は、毎年3.0~3.5g/リットルなので、
キリッとした辛口に仕上げています。

『香りは繊細で奥ゆかしいエレガントさ、
シャスラ品種に由来する白い花を思わせるような柑橘系果実の印象。
味わいは、シャスラらしい穏やかな酸味。
アタックは、溌剌としていて、繊細でありながらしっかりとした泡立ち。
丸みを帯びた豊かなストラクチャー。すっきりとした辛口。
フレッシュでバランスの取れた果実味を感じる酸のトーンとともに、
透明感のある豊かな香りを放つ美しい余韻。
繊細なアロマとキメの細かいテクスチャー、
豊かな柔らかい酸味とミネラル感は、
特に素材を生かした 天ぷら等、同じく繊細な和食等のお料理にお薦めです。』

フレッシュな優しく柔らかい酸を楽しんでいただきたいので、
飲み頃は2~3年以内がお薦めです。


【7月月間セール対象商品】イヴォルヌ ブラン・ド・ブラン NV
スパークリングワイン 瓶内二次発酵 750ml ミディアムボディ スイス シャスラ