「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

カステッロ・ディ・ヴェルドゥーノ・バッサドーネ 2017

その名も [カステッロ・ディ・ヴェルドゥーノ・バッサドーネ]

1840年代、当時のピエモンテ・サルデニァ国王のカール・アルベルトが、
ピエモンテにあるこのワイナリーを買収し、自らの別荘にしてしまったほど・・・
そのあまりの美味しさに溺愛し、全てを独占してしまった幻の極上ワイン。

このワインに使用される稀少なブドウ品種ペラヴェルガは、
このお城の廻りでしか栽培されていない品種で、
この幻のブドウに国王が溺愛してしまったのが
事の始まりとも言われるほどの見事な美味しさを持っているんです。

もちろん、地元イタリアでの評価も高く、重要評価誌[ガンベロ・ロッソ]は、
『我々の最も愛するワインの一つ
個性的な品種ペラヴェルガに向けられる、
この造り手 の情熱的な仕事への賞賛は永遠に止むことはないだろう』

こんな大絶賛コメントも残しているほど
ほとんどのヴィンテージで2グラスを与えています。

今回ご案内は2017年。
味わってみますとあの懐かしい香りが立ち込めてきました。
個性タップリのまるで癒されるかのようなやさしくも
スパイシーな香りと余韻の長さは、いつもながらの感動を与えてくれます。

『グラスに注いだ時の何とも言えない魅惑的な、
まるで熟成したブルゴーニュワインを想わせる
褐色を帯びたルビー色にまず目を奪われます。
そしてあの懐かしい香りが拡がってくるんです。
それはまさにラベルに描かれた花が
満開に咲いたお花畑にたたずんでいるような空間なんです。
そして口に含むとチェリーを想わせる果実味と
スパイスの香りが一杯に溢れ、長く、
途切れることなく続いていきます。
特に、ゴルゴンゾーラなどチーズをトロトロに溶かした
お料理との相性は抜群。
ほんとうに飽 きることなく何杯でも飲み続けてしまうんです。』


カステッロ・ディ・ヴェルドゥーノ・バッサドーネ 2017
【イタリア】【赤ワイン】【750ml】【ミディアムボディ】【辛口】

シャトー・フルカ・ルーバネイ 2000

【19年熟成】の極旨ボルドー
しかも、そのヴィンテージは歴史的な超大当たり年、【2000年ヴィンテージ】
2020年に成人式を迎える方にもこの上なくふさわしい、とっておきの極旨ボルドーです。

このシャトーがあるのは、
ボルドーを流れるジロンド河の左岸オー・メドック地区の内陸、リストラック村。
オー・メドックのワインの中でもメルローの比率が高めで、
渋すぎず豊かな果実味が魅力的な味わいが特徴の
リストラック地区のワインは、お値段も比較的リーズナブル
メドックらしい品格を備えつつも、
柔らかな飲み口が印象的なワインを生み出す素晴らしい産地・・・
それがリストラックです。

オーク樽で熟成させた後2002年に瓶詰めされ、
それから17年もの間シャトーのセラーで静かに眠っていた希少なロット。
そしていま、19年の眠りが覚めるのです。
圧倒的なスケール感を持つ上に、
非常に中身の詰まったワインとなったヴィンテージだけに、
20年近くの熟成を 経たその“今”に期待が高まります。

じっさい飲んでみますと、
『深みのあるカシスやダークチェリーの香りを濃密に残しつつ、
葉巻や紅茶、そして革の複雑なニュアンスをまとわせた魅惑のアロマ。
甘く刺激的なスパイスの香りとシダーウッドの爽やかさもほのかに感じられます。
その味わいはとてもまろやかで優雅。
ほどよく力の抜けたいい具合の熟成感は、
さすが19年余の年月のなせる業。
穏やかな酸とベルベットのタンニン、
そしてとろけるような果実味が、
円熟の旨みに抱かれて恍惚の口中。
超グレートヴィンテージ2000年ならではのスケールの大きさはなお健在、
それどころか宇宙を感じる果てしない奥行きに吸い込まれてしまいそうです。
余裕の余韻もリッチです。』

まさに期待通りの包容力、柔らかな旨み・・・
もはやワインだけで完結しそうな感じですが、
もちろん ローストビーフや熟成チーズとの相性も抜群。


シャトー・フルカ・ルーバネイ 2000

アルセーニョ・プレミウム 50バリカス 2015

この2015年ヴィンテージも凄いことになっています。

[インターナショナル・ワイン・ガイド 2016]
において、見事【金賞】を獲得。

さらに[バッカス・デ・オロ 2016]
においても【金賞】獲得。

さらに、世界のワイン愛好家たちから支持されている
ワイン・アプリ[VIVINO]による[世界のベスト・シラー]
投票にてなんと【第7位】にランクイン。

全世界にあまたあるシラー種の赤ワイン、
しかも産地によっては数万円、数千円もする高級赤ワインも含まれているはず。
その中からベスト7本に選ばれるなんて、
本当に素晴らしく、名誉なことではないでしょうか。

極めつけは、地元スペインで最も権威あるワインガイド
[ギーア・ペニン]において、【90点】獲得。

などなど、もう枚挙にいとまがないほどの受賞歴の数々なんです。

まぁ評価はさておき、まずは皆様の舌でお確かめください。

森のベリーのジャムをトッピングしたヨーグルト、
カシス、プラムの果実香、リコリス、クローブ、
ナツメグのスパイス、ローズマリーやタイムのハーブ、
かすかにビターチョコレートのニュアンスもあります。
口中では凝縮した果実味、丸くて豊富なタンニン、
上質な酸、とてもなめらかでしなやかな口当たり。
じんわり広がる深い旨みは料理にぴたりと寄り添ってくれそうです。
それぞれの要素がバランスよくまとまり、こなれてエレガント。
ついおかわりしたくなる味わい深さです。

ご家庭では、ビーフシチュー、サーロインステーキなどの
肉料理に良く合います。
または食後に、ちょっと熟成したチーズとともに
おしゃべりに花を咲かせるのも楽しそう。


アルセーニョ・プレミウム 50バリカス 2015
【スペイン】【赤ワイン】【フルボディ】【750ml】

ベルターニ・コレツィオーネ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ 2016

ヴァルポリチェッラの中でも最良のブドウを陰干しして
糖度を高めて仕込むレチョート製法と呼ばれる
2000年前から行われていた伝統手法から産まれる、
まさに ≪ヴェネトの宝石≫とも呼ばれるにふさわしい極上ワイン。

厳選した完熟完熟ブドウは専用のフルッタイオと呼ばれる
すのこを敷いた部屋で約120日間、
自然な状態でじっくりと乾燥させて、陰干しをし、
糖度と濃縮度と複雑味を高めます。
1月中旬に除梗と破砕を行い、乾燥した葡萄は低温で発酵を始めます。
発酵が終わったワインは、スロヴェニアンオークの中樽と
バリック(小樽)に移され、じっくりと約30ヶ月もの長い間、
オーク樽熟成を行います。

その味わいは、
『見るからに濃厚なダークレッドの色合い、
香りはプラム、ブラックチェリー、ブラックベリー、カシス、
ブルーベリーなどの煮詰めたジャムのように濃縮された甘くフルーティさと、
オーク、タバコ、スパイス、バニラ、チョコレートなどが
自然と混じり合った芳醇なアロマ、
ゾクゾクするほどに香り高い。
味わいはアマローネ最大の特徴と言える、
凝縮した果実の旨さがじんわりと口いっぱいに広がり、
じっくり熟成した口当たりのシルクのような滑らかで柔らかい飲み心地。
なんとリッチでエレガントな味わいなんだろう・・・
余韻もず~っと続くかと思うほどに長く続き、
果実の旨さとチョコのフレーバ ーが続く。』

なんと完成度の高いアマローネなんだろう!
まさに力強さと美しさの調和!
絶妙なるバランス感で、
アマローネのフルボディでパワフルな味わいと
艶やかで 優美なるエレガントの融合した味わい。


ベルターニ・コレツィオーネ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ 2016
イタリア 赤ワイン 750ml フルボディ Bertani Amarone

ドン・ダヴィ・マルベック・レゼルヴァ 2017

今回ご紹介する2017年ヴィンテージを試飲しました。

『まず色が濃厚!
赤というより黒味がかった赤でいわゆる粘性
(グラスの淵から戻ってくるワインの滴の速度)
もしっかりしています。
凝縮した黒スグリのような果実味の香りにカカオ豆や、
熟成肉の少し甘い香りもあり、ドライフルーツや
スパイスが口に含むと広がるインパクトのあるワイン。

フレーバーは、
黒果実の凝縮したフレーバーとともに土や岩石、
鉄、埃っぽさ、プラムやバジルなども感じられ、
たっぷりとしたタンニンが落ち着きのある
しっかりとした味わいを作り出しています。
スペアリブの煮込み、スパイスの効いた焼肉やサラミなど、
癖のある味わいにも負けないどっしりとした味わいがあり、
充実感たっぷり!』

また、時間がたつとともにタンニンがこなれ、
さらに旨みが増してくるので、飲み急ぐ必要もありません。
濃厚赤好きの皆様には絶対のオススメです。

タナという品種は、その名前の由来でもあるタンニンに特徴があり、
香り高く、ストラクチャーのしっかりとしたワインができることで
南フランスで多く栽培される品種です。
イタリアのピエモンテでも好んで使われて、
ワインにボディとストラクチャーを与えます。

そんな特徴を感じさせると同時に、
アンデス山脈を背景にした高地の冷涼な気候条件によって
タンニンも適度に抑えられて果実とのバランスが絶妙
リッチであり、そして伸びやかな酸が感じられるワインです。


ドン・ダヴィ・マルベック・レゼルヴァ 2017
アルゼンチン 赤ワイン 750ml 辛口