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ワインとお酒の記事

ロダ・ウノ・レセルバ 2011

こちらはさらに上をいく凝縮感を誇る、 ワイン愛好家垂涎の素晴らしい一本!!

その名も、
  [ロダ・ウノ・レセルバ 2011]

あの世界屈指のワイン評論家ロバート・パーカーさんは当然の如く、
毎年90点以上の高得点を献上しているんです。

2005年および2007年も92点、2008年はなんと93点と、
90点以上の高得点を叩き出している超銘醸ワイン
そして2010年ヴィンテージは、ぶっちぎり【95点】を獲得しているんです。

もちろんこの2011年ヴィンテージにも、早くもスゴイ評価が集まっています。
そのひとつは、評価が厳しいことで知られる米有力評価誌[ワイン・ スペクテーター]誌の副編集長を務め、
現在は自らの名を冠したワイン評価サイト [ジェームス・サックリング・ドットコム]を主宰している
米有名ワイン評論家ジェームス・サックリング氏。

次世代を担う世界的ワイン評論家との呼び声高い彼が、
まさにこのワインに【98点】もの怒涛の高得点を献上。

しかも、2018年に試飲した数多のスペインワインの中から、
なんと何と、第2位に選出しているんです。
スペイン全土のワインからTOP2に輝くなんて、もう「さすが!!」という言葉しか出てきません。

また、スペイン国内のミシュラン星付き高級レストランに数多くオンリスト
高級レストランのワインリストには必ずといっていいほど掲載されており、
世界のグルマンたちの舌を満足させているんです。

さらに、これまでに数多くの新聞、雑誌等に取り上げられ、
高級ワインがひしめく銘醸地リオハでも圧倒的な存在感を放っているんです。

そして驚くべきは、[ロダ・レセルバ]と
この[ロダ・ウノ・ レセルバ]の造りは全く同じだということ。
つまり、栽培・醸造・熟成までなんと全て同じ工程を経ているんです。

では何が違うのか?
実は、樽熟が12ヶ月を過ぎた時点で全ての樽をブラインド・テイスティングし、
赤い果実の風味があってフルーティなものを[ロダ・レセルバ]、
黒い果実の風味があってより凝縮感の強いものを[ロダ・ウノ・レセルバ]に選別しているんです。

言うなれば、どちらも全く同じ方法で醸造する高品質なワインを目指しているんです。
2本の違いといえば、長熟タイプで男性的なこの[ロダ・ウノ・レセルバ]に対し、
[ロダ・レセルバ]は柔らかく繊細で女性的なワインといえます。
テイストの違いで選別されているだけですので、どちらも 飲み比べてお好みを探るのもこれまた楽しいです!!

ちなみに、
[ロダ・レセルバ]はテンプラニーリョ97%、グラシアーノ3%のセパージュに対し、
この[ロダ・ウノ・ レセルバ]はテンプラニーリョ100%の単一品種ワインとなっています。

ブラックベリー、カシス、プラム、ダークチェリーなどの黒果実を中心とした、
力強く凝縮感あるアロマ。
8年熟成とは思えないほどのフレッシュさをキープしています。
さらにダークチョコレート、エスプレッソ、黒コショウ、シナモン、ナツメグ、
クローブのスパイス、杉、バルサムの清涼感。
長い熟成によってもたらされた、スコッチウィスキーのような芳香も。
とてもリッチで複雑な香りは、
このワインが紛れもなくグラン・ヴァンだということを改めて意識させてくれます。
口中では、緻密で凝縮した果実味、タンニンはベルベットのようで実にしなやか。
上質で繊細な酸もたっぷり含まれています。
旨みも豊か。甘香ばしさとスパイシーさが長く続き、余韻もリッチで複雑。
飲み応えがあり、じっくり時間をかけて味わいたい一本です。

確かに男性的で濃厚なフルボディですが、
決して濃すぎず、綺麗な酸がしっかりと引き締めてくれています。
また、8年という長い熟成により、複雑さと
柔らかさ、まろやかさがもたらされ、完璧なバランス。

ご家庭では、贅沢なビーフシチュー、ヒレステーキなどに良く合います。
または、食後にやや熟成したチーズやナッツなどと共に、
ずっと会話を楽しんでいたくなる極上の赤ワインです。




ロダ・ウノ・レセルバ 2011

オーパス・ワン 2015

その名を世界に知られる憧れの[オーパス・ワン]

2007年以降、毎ヴィンテージ95点以上を獲得しており、
安定した品質とますます洗練されていく味わいは名実ともに
【カリフォルニア・グランヴァン】

2015年ヴィンテージの評価は、2018年9月に発表された、まさに最新のホットな評価。

2013年にならび、【歴代最高の97点+】と桁外れのグレート・ヴィンテージです。

その味わいについて、
『このワインは、まさしくベルベットの手袋に包まれた鉄拳という味わい。
リッチで魅力的なテクスチャーを持つしっかりとしたストラクチャーがある。
シナモンやクローブ、フェヌグリークといった香辛料、
チェリージャム、赤果実のゼリー、ブラックベリーパイといったフレーバーがあり、
さらに樟脳やラベンダー、シガー・ボックスなどのニュアンスが感じられるワイン。
フルボディでリッチで充実したフレーバーをもつ。
すでにアプローチしやすいワインだが3-5年でさらに充実感を増し、
飲み頃は30年以上続くだろう』
とコメントしています。




オーパス・ワン 2015

スエニョ・テンプラニーリョ 2013

まさに夢のようなスペイン赤が来た。

その名も、
  [スエニョ・テンプラニーリョ 2013]

スエニョとはスペイン語で「夢」の意味
これがまさしく、夢のように素晴らしい一本なんです、

パーカー【90点】獲得。
そのコメントたるや、
『インクのような濃い色合いとシリアスな香りを持つ赤。
ラマンチャ のこの地区から生まれる、
フルボディでパワフルなテンプラニーリョの良きサンプルとなる一本である。
口中ではオーク樽が良くなじんだ、 熟した黒果実の果実味と豊富なタンニン。
それらがボトル内での長期熟成を確実にしてくれるだろう。
まだやや若く荒削りだが(※注 2015年2月試飲レビュー)
滋養豊かな料理と楽しめる。素晴らしいバリュー。』
と大絶賛。

飲み頃は2015年~2019年と予想していますので、
まさしく今、 飲み頃絶頂というわけなんです。

さらに、スペイン最高権威のワインガイド[ギーア・ペニン]
においても、見事【90点】を獲得。

ドイツで開催される有名ワインコンクール [ベルリン・ワイン・トロフィー 2015]
においても、 【金賞】の栄誉に輝きました。

これだけの高評価を獲得するだけあり、とにかく中身に自信アリ。

メセタと呼ばれるスペイン中央台地にある、
標高750mの高地畑から収穫したスペイン高貴固有品種テンプラニーリョ100%。

しかも樹齢は30年と古木。
そのブドウを丁寧に手摘みで収穫し、
オーク樽で10ヶ月熟成させた贅沢キュヴェなんです。

濃密なガーネット色。ブラックベリー、カシス、ダークチェリー、
プラムの凝縮した赤~黒果実のアロマ。
リコリス、クローブの スパイス、杉、ドライハーブの清々しさ、
森のベリーのドライフルーツやジャム入りのダークチョコレートのような
甘香ばしい印象もあります。
口に含めば、黒果実系の緻密で充実した果実味、
ベルベットのような豊富なタンニン、おだやかながら上質な酸。
樽由来の香ばしいフレーバーは強過ぎず、程良く果実味に溶け込んでいます。
とてもバランスが良く、しなやかでなめらかな飲み心地。
リッチで満足感ある一本です。

合わせたいお料理は、
ビーフシチューの洋食から、豚の角煮、ホイコーローなど
和食や中華にも良く合います。
お肉の旨みと甘みを生かした、味わい深いお料理にピッタリ。




スエニョ・テンプラニーリョ 2013

ロング・シャドウ・ナイン・ハッツ・カベルネ・ソーヴィニョン 2015

本日ご紹介するのは、ワシントンの赤カベルネ・ソーヴィニョン!

ワシントンのテロワールを信じ、
ミシェル・ロランやフィリップ・メルカ、ジョン・デュヴァル、ランディ・ダンといった
世界の一流ワインメーカーがそれぞれ得意な分野のワイン造りを行う
[ロング・シャドウ]というワイナリーのセカンドワイン。

セカンドとはいえ、世界トップクラスのワインの樽落ちなどを使って作られるだけあり、
濃密で旨みを感じられる典型的なパワフル・カベルネです。

それが
[ロング・シャドウ・ナイン・ハッツ・カベルネ・ソーヴィニョン 2015]

[ロング・シャドウ]は2002年に設立されたワイナリーですが、
通常のワイナリーとは違い、世界的に高名な造り手を招いてパートナーシップを築き、
彼らの得意分野のワインを造ってもらい、リリースするというプロジェクトです。

イタリアのアンティノリ、ドイツのドクター・ローゼンを皮切りに、
世界のワイン愛好家なら誰もが知るトップ・ワインメーカーを招き、
今ではミシェル・ロラン、フィリップ・メルカ、
ジョン・デュヴァルがワイン造りを続けています。

世界中を飛び回り、忙しい彼らを現地ワシントンで支えてきたのがジル・ニコー氏です。
彼は、フランス人でワシントンに魅せられ、
ウッドワード・キャニオンというワシントン屈指のワイナリーで働いた後、
ロング・シャドウの設立当初からワインメーカーに抜擢された人物です。

世界中のトップ・ワインメーカーとともに働けるのは、
彼自身「夢の仕事」というように、大きな刺激を受け、
今では[チェスター・キダー]というボルドー・ブレンドの
ワインメーカーにも抜擢されています。
そして2016年には地元[シアトル・マガジン]にて、
【ワイン・オブ・ザ・イヤー】にも選ばれているのです。

このワインは、もともとそれぞれのワインメーカーが造り上げた
ワインには使われなかったワインをブレンドすることで誕生したブランドですが、
このワイン自体がかなりのレベルのワイン。
濃密で旨みを感じられるワインにしあがっています。

その味わいは、
『色は黒味を帯びた赤。
黒果実、熟成肉、モカ、タバコの葉のフレーバーがあり、
時間が経つにつれて、より旨みが増し、
しっかりとしたボディ、骨格、果実のバランスを
感じられる典型的なパワフル・カベルネ。
ステーキやビーフシチューといった正統派ボルドー・マリアージュが
すぐに思い浮かびますが、ワインだけでも楽しめます』

この[ナイン・ハッツ]という名前は、
ロング・シャドウに関わる9人のワイン・メーカーをひとつにまとめる、
という意味合いをこめてつけられた名前です。




ロング・シャドウ・ナイン・ハッツ・カベルネ・ソーヴィニョン 2015

キング・エステート・アクロバット・ピノ・グリ 2016

オレゴンの白品種として、存在感をはなつのがピノ・グリ!
ピノ・ノワールの突然変異として生まれたといわれるピノ・グリは、
酸味がおだやかでトロピカルフルーツなどのフレーバーが豊かなワインで、
コアなファンも多い品種です。

オレゴンを代表する造り手が、もっと多くの人に飲んでほしいと、
造っているのが今回ご紹介するワイン。

アメリカの有力評価誌[ワイン・エンシュージアスト誌]にて、
2016年度年間ベスト・バイ・ワインに輝いた実績ももち、
今ヴィンテージも【90点】という高得点を獲得しています。

[キング・エステート・アクロバット・ピノ・グリ 2016]

このワインを造ったワインメーカーのスペンサー・スペットネーグル氏によると、
2015年は、例年よりも暖かかく、ボディもしっかりとして
ピノ・グリの果実味のよさがたっぷりと味わえる味わいとなっているのだとか。

その味わいは
『レモン、パイナップル、ライムのフレッシュな香りに、
甘いカスタードやジャスミンのしっかりとしたニュアンスが加わって複雑。
口に含むとフレッシュなライムやレモンのジャム、グリーンマンゴ、グアバなどの
トロピカルな果実感。
酸もフレッシュでいきいきとしていて非常に飲み応えのある白ワイン』

そもそもオレゴンの白ワインというと、ブルゴーニュ原産であるピノ・グリ。

ブルゴーニュ品種と馴染みのいいオレゴンですが、
植樹が始まった1960年代当初、シャルドネは、
クローンの選び方が悪かったせいで、
あまり成功せず(今ではクローンをかえて成功していますが)、
ピノ・グリが土壌によくあって、オレゴン全土でピノ・グリの栽培が盛んとなり、
オレゴン白といえば、ピノ・グリと呼ばれるようになりました。

今でも作付面積トップは白ワインではピノ・グリです。

ピノ・グリは白ブドウ品種ですが、
ピノ・ノワールからの突然変異とも言われており、
果皮は灰褐色で、通常の白ブドウ品種よりも色も少し濃い目になります。

蜂蜜やメロンなどのトロピカルフルーツの香りが特徴的で、
軽いタイプのものからしっかりめのものまで造られる
産地や造り手によって楽しめます。

数多くの生産者がいますが、その中でも、オレゴン在住で
ワイン・スペクテーター誌の辛口コメンテーターとして知られるマット・クレイマー氏が、

『ピノ・グリの基準となる生産者』

と呼ぶのが、今回ご紹介する[キング・エステート]です。

全米のレストラン調査で4年連続ピノ・グリの
人気ナンバーワンに選ばれた実績もあり、それを証明しています。

このレストラン調査は、
アメリカのレストランガイドとして影響力のある【ザガット・ガイド】
に掲載されているレストランに対してアンケートを行い、
ナンバーワンを選ぶというもので、
ワインや食のプロが認めた、
ピノ・グリ生産者ナンバーワンの称号ともいえます!。

そんな造り手が、もっともっと一般の人にオレゴン白の魅力を知ってもらい、
特別な日だけでなく毎日の食卓でピノ・グリを楽しんでもらいたいと
造っているのがこの[アクロバット・ピノ・グリ]なのです。




キング・エステート・アクロバット・ピノ・グリ 2016