2018年東京ホテル新作クリスマスケーキ11選

2018年東京ホテル新作クリスマスケーキ11選



東京にあるラグジュアリーなホテルのパティシエが、腕を振るう新作のクリスマスケーキたち。各ホテルの目にも美しいクリスマスケーキの中から、おすすめの一品をセレクトしてご紹介します。2018年のクリスマスシーズン、どのクリスマスケーキを選ぶか迷うのも楽しいひと時です。

パスカル・シャロン・ル・グラン・ウルス 2016

本日は決して飲めない幻中の幻,
すでに【伝説】と化しているあの超秘蔵ワインの登場です。

17年以上も前のインポーターさんのティスティング会でこのワインが初めて出品されていたんですが、
あまりの美味しさに、このワインの前だけに長打の列が出来てしまいその場で注文殺到、
発売前に全量予約で完売となってしまったというほどのケタ違いの美味しさを持つ秘蔵のワイン。

その殺到状況から今や完全割当制でしか入手することができなくなってしまった幻中の幻ワインなんです。

その名も
[パスカル・シャロン・ラ・グラン・ウルス 2016]

このブログでも何回もご紹介しているこの幻、
その驚異のお味をご存知の方も多いはずですが、
なんとアルコール度数【15.5度】を誇る驚異のワインです。

完全完璧なる手造りのため、
これまで地元フランスでも造り手の親戚・友人だけしか飲むことが出来なかったため、
その美味しさを聞きつけた地元の一般の人ですら飲めなかったという秘蔵中の秘蔵ワインなんです。

待ちに待った最新2016年、日本初上陸です。

『極めて濃厚、
漆黒ともいうべき黒ベリー、カシス、そして黒オリーヴ、トリュフなどが、
まるで原液のまま注入されたかのような極上エキスタップリ。
なのに全く荒々しさが無く、見事にまろやかでトロけてしまうほどのマッタリ感。
舌を這い、そして包み込むようなネットリ感がなんとも妖艶で、
しかし上品で・・・もう堪らない味とはこのことです。』
濃厚さがより洗練されたこの味わい・・・
やはり感動の出来と絶叫したくなるほどの味わいです。




パスカル・シャロン・ル・グラン・ウルス 2016

シャトー・シオラック 2010

「これは・・・」と、その旨さに思わず感じ入る。
これぞボルドー右岸の王道スタイル、
すなわちあの“ペトリュス”の哲学を継承する優雅さ。

そう、[シャトー・シオラック]は
まさにあのペトリュスを彷彿させる味わい・・・といっても過言ではない。
それは、あの唯一無二のペトリュスのスタイルを確立し、
長年に渡りワイン造りを担当してきた伝説の元醸造長、
ジャン・クロード・ベルエ氏の一番弟子が、
この[シオ ラック]の醸造を行っているから。

その“ペトリュス”の、あるいは天才醸造家ベルエ氏の
技術とセンスと哲学を受け継いだそのワインは、やはりとんでもなく旨かった。

というわけで、このたびご紹介するのは、
かのペトリュスがあるポムロール地区の北隣に位置する地区、
【ララ ンド・ド・ポムロール】にある[シャトー・シオラック]。

ちなみに、現在はかの一級【ラトゥール】の経営を行う
フレデリック・アンジェラ氏がこのシャトーの経営も担当しており、
また同じくラトゥール出身で、ラトゥールで
ビオディナミを成功させた醸造家ペネロープ・ゴドフ ロワもチームに加わり、
シオラックのワインの品質およ び評価はうなぎ上り、
2015年ヴィンテージは、パーカーポイント90-92点を獲得しています。

今回ご紹介するのは、まだペトリュス直伝の手法が色濃く反映されていた2010年ヴィンテージ。

2010年ヴィンテージといえば、今世紀のボルドーを代表する超大当たり年のひとつ。
お隣ポムロール地区はワインアドヴォケート評で95点を獲得しているグレートヴィンテージで、
スケール感のあるダイナミックな味わいが魅力の年。

8年超の熟成を経ていま、アロマも旨みも最高の状態。
ボルドーの中でもこの辺りの地区に特徴的なトリュフの香りもふわりと漂い、とても魅力的です。

その味わいは、
『艶やかなカシスにダークチェリー、そして未だ瑞々しさをはらむプラム。
その奥から現れるトリュフ、カカオにエスプレッソの黒いトリオ。
柔らかな熟成感は泣けるほどに美しく、なめし革に葉巻、
ダージリンが匂い立つような色気を放っています。
ほのかに感じるメントールのニュアンスは一服の清涼剤。
一口飲めば、骨抜きになるようななめらかさ。
ふかふかのソファに沈み込むような安心感のある味わいバランス。
きれいな酸と上品な熟成感が生み出す圧倒的な優雅さに、思わず言葉を失います。
アフターの余韻の美しさは言わずもがな。』

ペトリュスを彷彿させる貫禄と、スケール感。
そして心を鷲掴みにするよな独特のアロマ。
ぜひとも、大きなグラスでじっくり味わっていただきたい美酒です。

ローストビーフや熟成チーズとともに。
または、ツマミなしでワインに集中するのもよし。
どうぞ、たっぷりとご堪能ください。




シャトー・シオラック 2010

ボデガ・ガルソン・タナ・レゼルヴァ 2017

南米のニューフロンティア、ウルグアイ産赤のご紹介です。

ウルグアイ産としては、
ワイン・スペクテーター誌初の年間トップ100にリストインし、
今、世界が注目するワインが入荷しました。

ウルグアイは、アルゼンチンの西に位置する、
ワイン産地としてはまだまだ知られていないながらも、
有望な産地として注目されています。

品種として、カベルネ・ソーヴィニョンやメルローといった
国際的に有名な品種も植えられていますが、
特に有望視されているのが、フランス南西部を原産とするタナ。

ウルグアイの土壌にあっているのか、アルゼンチンのマルベックのように、
ウルグアイのタナを「ウルタナ」というほど、
ウルグアイを象徴する品種として知られています。

タナは、タンニンの語源となっているとおり、
タンニンのしっかりとした味わいが特徴の品種で、
今回ご紹介するワインも、凝縮した果実味とタンニンが調和する出色の味わい。

なにしろ、このワインは世界的にも有名な醸造家、アルベルト・アントニーニ氏が、
醸造家として造っていて、これからの南米のワイン地図にも影響を与えることでしょう。

それが、[ボデガ・ガルソン・タナ・レゼルヴァ 2017]

毎年、年末になると世界中のワイン関係者が注目するのが、
[ワイン・スペクテーター誌年間トップ100]

1万本以上の中から、その41位にランクインしたのが、
このワイン(ヴィンテージは2015年)です。

造り手である[ボデガ・ガルソン]は、
アルゼンチンの石油ビジネスで成功した
大富豪ブルゲローニ・ファミリーが所有しています。

1960年代に石油ビジネスに進出するまでは、アルゼンチンで牧場経営をしており、
農業に愛着をもっていたため、1999年にウルグアイにブドウ畑を含む広大な農地を取得したのが、
ワインを造りはじめたきっかけといいます。

ワインを造るにあたっては、
アルゼンチンの有名な造り手であるカルロス・プレンタ氏(ボデガ・ヴィスタルバを所有)と、
世界的なワイン・コンサルタントであるアルベルト・アントニーニ氏を招聘しました。

アルベルト・アントニーニ氏は、
イタリアワインのカルト[テスタマッタ]の醸造家として一躍有名となり、
現在は、ビービー・グラーツ、ラ・クエルチェ、ポッジオ・アル・テッソーロといった
イタリアワインのみならず、世界中でコンサルタントを行っている世界のカリスマ醸造家のひとり。

氏をコンサルタントに迎えたことで、[ボデガ・ガルソン]は、
設立は1999年と比較的新しいワイナリーですが、急速に品質を向上させてきて、
今や世界に認められるワイナリーとなりました。

2016年のワイン・スペクテーター誌が、
オーナーであるアルハンドロ・ブルゲローニ氏に対するインタビュー記事によると、

「ワイナリーを持つ目的は、儲けるためではなく、農業への原点回帰。
7人の子供たちに、何か美しいものを残したい。」

とのこと。

確かに、石油鉱山は、一般的には、あまり美しくはないので、気持ちはよくわかります。

「品質を重視し、その場所に適したワインを造りだす。
マーケットが欲しいワインを造るのではなく、
自分たちが造りだしたワインにあうマーケットを探す」

とも言っています。
大富豪ならではの余裕を感じさせます。

実際、飲んでみると、その言葉どおり、ワインもとても洗練された味わいです。

『色は濃く、熟したプラムやラズベリーなどの赤果実が豊か!
口に含むと、しっかりとした果実味に加えてスパイス、杉なども感じられ、
濃厚感の中にも豊かなミネラル感があるフルボディの赤!。
凝縮した果実味がきっちりと詰め込まれ充実感のあるワインです。』




ボデガ・ガルソン・タナ・レゼルヴァ 2017