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ロッチァ・ブルナ・プーリア・ロッソ・アパッシメント 2020

【アパッシメント】とは、
イタリア語で「ブドウの乾燥」を意味します。
その名の通り干して旨味を凝縮させたブドウを使用して仕込むワインで、
イタリア好きの皆様なら、ヴェネト地方の銘酒【アマローネ】を思い浮かべるのではないでしょうか?
ただ、このワインは収穫したブドウを干すのではなく、
ブドウの収穫を遅らせ(レイト・ハーベスト)、
そのまま房を自然に乾燥させるという手法でがとられています。
これによって、ブドウ自体の糖度と濃縮度が上がり、
濃厚で甘みを伴ったまろやかなタンニンのある風味豊かな
フルボディでリッチなワインに仕上がっているのです。
まさに、温暖なプーリアだからこそ成しえる技と言えるでしょう。

使われている品種は、
ネグロアマーロ60%、メルロー25%、プリミティーヴォ15%、
プーリア赤の重要地場品種をメインに、メルローをブレンドすることで
濃厚な飲み口の中にも程度な酸味が感じられる、
飲み疲れしないバランスの良い飲み心地を産み出しています。

実際に味わってみますと・・・
『深いルビー色と凝縮したカシスやプルーン、
そしてスミレの花の香りが開けたてから全開。
さらに、カカオやチョコレートを想わせる甘い香りも現れてきます。
豊潤なボディと上品なタンニン、そして程度な酸とほろ苦さが
濃密ながら飲み疲れしないバランスの良い飲み心地を生み出しています。
長い余韻の中にほのかに感じる苦味が最高に快適。
満足感タップリの1本です。』


ロッチァ・ブルナ・プーリア・ロッソ・アパッシメント 2020
【イタリア】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】【辛口】

ドメーヌ・トマ・モレシャサーニュ・モンラッシェ 2018

2018年産に使用したブドウは、
特級バタール・モンラッシェに隣接する[レ・ゾイエール]と、
ピュリニィ・モンラッシェに隣接する [アン・ジョルノブロット]の区画からに加え、
15%は1級畑からのブドウを格落ちしブレンドしたという優れもの。

さらに、2018年のブルゴーニュ白の出来はというと・・・、
アメリカの専門誌【ワイン・エンスージアスト】のヴィンテージチャートで【94点】、
パーカーさんの【ワイン・アドヴォケイト誌】でも【92点】の、
いわゆるグレートヴィンテージ。

それを裏付けるように、ドメーヌ当主の「トマ氏」も、
『猛暑の年だったが、雨と収穫のタイミングを見極め最高に良く出来た』
『ピュアでそれぞれのテロワールの個性が出ている』 と、
訪問したインポーターさんに自信のコメント。
しかも、ご当人は同じく上出来の2017年産より好みだとか。

試飲したところ、
『まだ若さも持つ手伝い、クリアーながらやや淡いイエローゴールド。
そしてやはり畑の立地もありピュリニィに似た色調。
ただ風味面では早くから親しみを感じさせる2018年産の特徴もあり、
香りもすでに華やかで、白い花に、レモンやグレープフルーツなどの
柑橘類と白桃のニュアンスに、白コショウのようなスパイスの風味が加わり、
一般的なシャサーニュよりもより芯が通った辛口に仕上がっている印象を受けます。
また、このヴィンテージでも豊富なミネラルも酸が、
シャサーニュよりもピュリニィのそれに似ていて、
それが現時点ではリッチながらフレッシュで
生き生きとした風味と見事にマッチしているのです。
やはりこのワインが本領発揮するにはもう少しの時間が必要と思われ、
適度に熟した暁にはこのテロワール特有のコクのある味わいと余韻、
そしてエレガンスが満喫できる筈です。
なお料理なら、甲殻類を使ったブイヤベース、
バターやクリームソースでの魚介料理、
銘柄鶏のローストチキンなどと楽しみたいものです。』


ドメーヌ・トマ・モレ シャサーニュ・モンラッシェ 2018

バルバネーラ・シル・パッソ・トスカーナ・ロッソ 2018

物凄いワインが入ってまいりました。
なんと、ルカ・マローニ2020(ベストワイン年鑑)において
98点という信じられないほどの超高得点を獲得したワインが1,580円(税別)という、
これまた信じられない破格で来ました。

数万円するスーパートスカーナすらも超える衝撃スコアを獲得し、
その価格は恐ろしいほどにリーズナブル。
巷で話題騒然となっているワインなんです。

さらに造りも超贅沢。
なんと、トスカーナのサンジョヴェーゼ種をアパッシメ ント(陰干し)して凝縮度を高めた、
アマローネのような造りにして、さらに新樽バリックオークの樽で4ヶ月の樽 熟成を施している、
手間とお金をかけているリッチな仕 がり。

芳醇で濃厚で奥深く、贅沢極まりない素晴らしいワイン。

その名も バルバネーラ・シル・パッソ・トスカーナ・ロッソ 2018

イタリア5大ワイン評価誌のひとつ「ルカ・マローニ(ベ ストワイン年鑑)」
において98点という超高得点を獲得
ルカ・マローニは99点が最高得点のため、
この価格で98点という衝撃の評価は驚くべき絶賛なのです。

数万円スーパートスカーナすら超越した評価は、
なんと 2014年が97点、2015年は98点、2016年も98点、
そして今ヴィンテージ2018年も98点と偶然ではない、 折り紙付きの実力!
さらに、今ヴィンテージはベルリンワイントロフィーでも金賞を受賞しているんです。

その味わいたるや
『濃厚で先の見通せないダークパープルの色合い、プラム、ブラックチェリー、
ブルーベリー、カシスの果実に、バニ ラ、スギ、チョコレートのアロマ。
芳醇で煮詰めた果物の ように濃い香りです。
口当たりは柔らかくしっとりと口中に広がり、
ボリューム感ある厚みに奥深く濃厚な果実味。
タンニンはまろやかで、酸味もバランス良く、
濃いだけでなくバランス感が抜群なんです。まさに上質なる味わい。
余韻もリッチでまったりとした果実とオークの風味が長く続きます。』


バルバネーラ・シル・パッソ・トスカーナ・ロッソ 2018
【イタリア】【赤ワイン】【750ml】【フルボディ】【ルカ・マローニ】

オーパス・ド・マリジェ・コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・プラン・ド・デュー 2017

圧倒的コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ

なんと、昨年開催されたデキャンター・ワールドワイン・アワード2020において
ローヌ地方最高得点タイとなる≪97点≫を獲得した驚異の南仏。

37名のマスター・オブ・ワインと9名のマスター・ソムリエを含む、
116名の世界トップレベルのワイン専門家たちが、厳格なガイドラインのもと、
世界16,518本のワインをブラインドテイスティングし評価した一大イベントにおいて
全世界でもトップレベルの評価を獲得した物凄いワインなんです。

その評価コメントは
『美しい香り。
幾層にも重なったベリーコンポート、ほのかなスモークやスパイスが広がり、
ブラックベリーの土っぽさとイチゴ、とろけるようなタンニンと
鮮やかな酸味が織り成すふくよかな味わい。
ベリー系の果実味、とろけるようなタンニン、
鮮やかで軽快な酸味が素晴らしいエレガントなワイン。』

と絶賛評価!
厳正なる審査を繰り返しプラチナ賞に97点という賞賛されたジャストヴィンテージ。

造り手は1562年創設のシャトー・マリジェ。
ローヌ南部の中心地オランジェから7kmほどのところに畑をもつ歴史あるワイナリーです。
ヴァケラス、ジゴンダス、シャトーヌフ・デュ・パプなど、
この地域で最も有名なアペラシオンに隣接する非常に優良な地域に畑を所有しており、
今回ご紹介のオーパス・ド・マリジェは、
そんな優良区画の平均樹齢45年ほどのブドウ木から造られています。

砂利の多い粘土質土壌で、南仏の太陽をいっぱいに浴びた完熟葡萄は、
すべて手摘みで収穫。発酵は温度管理されたタンクで25日間、
その後半分をステンレスタンクで、
残りの半分をオーク樽にて18ヶ月の熟成を行っています。

ステンレスタンクで熟成されたフレッシュな果実味と、
オーク樽で熟成された深みのある味わいをバランス良くブレンドした、
見事なワインに仕上がっているんです。

その味わいは、
『深煎りモカの香ばしいアロマに、ラズベリーとカシスの濃密な香り、
さらにナッツとスパイスの風味。
甘くスパ イシーなアロマは煽情的でいて、どこかクール。
その味わいは、深みがあってつややか。濃密だけど濃厚すぎず、
感覚に踏み込み過ぎず胸焼け感のないところが、なんというか現代的。
フレンドリーな丁寧さのある味わいで、後味にはふわりと花の香りが。
飲んだ後はじわりと満足感。
ラム肉の香草焼き、チキンソテーなどの料理に是非合わせたい、
上質な味わいなんです』

2017年はワインスペクテーターのヴィンテージ評価で南仏92点の当たり年。
しかし、開花が難しくグルナッシュの収量は減少し、
ドライで熱い夏に冷涼な収穫時期と、
品質を上げるのが難しい年だったんですが、
しっかりと丁寧に造られたワインはここまで奥深い味わいに仕上がるのかと、
造り手の見事な手腕に感動すら覚える出来栄えなんです。

ワイン界の権威マスター・オブ・ワイン37名に、マスター・ソムリエ9人が
ワールドワイン・アワードで97点という南仏TOPタイ評価を付け、
高級産地シャトーヌフなどを圧倒したコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ!

この絶賛賞賛の2017年ヴィンテージのご紹介は
これが最初で最後になるかと思います。


オーパス・ド・マリジェ・コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・プラン・ド・デュー 2017
【フランス 】【赤ワイン】【750ml】

リヴァ・レオーネ・バローロ 2015

熟成はオーク樽熟成18~24ヶ月、ステンレスタンク熟成20~24ヶ月と
最長4年ものしっかりとした熟成を経てリリースされる逸品。

今回ご紹介の2015年はワインスペクテーターヴィンテージ評価95点の大当たり年
『冬の雪と春の雨があり、暑い夏にしっかりと水を蓄えていた。
その結果、赤い果実味が豊かな鮮やかでいきいきとしたバローロと、
リッチなバルバレスコが造られ、どちらもバランスが良い。』
と総評されているんです。

そして、そのバローロを造りしは、≪年間最優秀プロデューサー≫に2度も輝く凄腕

イタリアでも屈指の優良生産者が生み出しているんです

まず間違いなしのハイクオリティ・バローロ

その名も
リヴァ・レオーネ・バローロ 2015!

バローロと言えばイタリアを代表するD.O.C.Gクラスのワインでして、
イタリアワインの王様と呼ばれる歴史ある 非常に人気の高いワイン。

1980年にはじめてD.O.C.Gに選ばれたワインのひとつでして、
イタリアワインを代表する赤ワインです。

造り手はイタリアでも人気の超バリュー&クオリティワインを
生み出しているMGMモンド・デル・ヴィーノ

ムンデュス・ヴィニ2009年間最優秀プロデューサー
AWCオーストリアワインチャレンジ2015年間最優秀プロデューサー
と2度にわたり、最優秀生産者に輝いているイタリア屈指の造り手

MGMモンド・デル・ヴィーノは1991年創設のいくつものブランドを持つ、
イタリア屈指のワインメーカー。
アル フェオ・マルティーニ、ロジャー・ガブ、
クリストフ・マックの異なる3人の専門家が集い、
ワインの研究、ワ インの醸造などのエキスパートが
経験を集結させて立ち上がりました。

3人のイニシャルMGMとして開始されたワイン造りは、
各分野のプロシェッショナル意識をもって運営され、
瞬く間に人気となり、2013年にはモンド・デル・ヴィーノに加わり、
MGMモンド・デル・ヴィーノとなります。

畑はイタリアの各地に所有し、優良なブドウ栽培家とも直接契約し、
高品質なブドウを厳選しワインを生み出しています。

『消費者の期待にそえる良質なワインを生み出す事』
『消費者の喜びが私たちの目的』
と掲げ、伝統のみに縛られず、
よりクオリティの高いワインを革新していっているんです。

「良いブドウだけでは良いワインは造れない、
情熱と好奇心、そして熱意をもってワインを造る事が必要だ。」 と、
常にプロ意識高くワイン造りを行い、
また、品質管 理には目を見張るものがあり、
「我々の究極のゴールは お客様の満足感。
ですから我々のワインが安全と信頼いただくため
クオリティ・コントロールは入念にしている」 と語ります。

その味わいたるや、
『ネッビオーロらしいルビーの綺麗な色合いに、ブラックベリー、ラズベリー、
そしてプラムなどの複雑な香りが時間とともに立ち昇り、
そこにミネラルやホワイトペッパーのニュアンスが溶け込みます。
口に含みますと、バローロらしい骨太なタンニンとほどよい苦み、
そして心地よい酸が感じられ、それら全ての要素が見事なバランスで融合しています。
まだまだ若々しさを感じられますが、
この奥深く複雑味に富んだ満足感ある飲み心地こそ、
バローロの醍醐味と言えるでしょう。
ローストした肉料理、熟成チーズとの相性が抜群。
大きめのグラスでゆったりとお楽しみください。』


リヴァ・レオーネ・バローロ 2015
【イタリア】【赤ワイン】【750ml】