「エレガンス気分」カテゴリーアーカイブ

ワインとお酒の記事

シャンパーニュ・フロマンタン・レクラパール・グラン・クリュ・ブリュット・ブラン・ド・ノワール

シャンパンの中でも一線を画すブラン・ド・ノワール。
黒ブドウだけから造られるシャンパンのコク深さやパワーは
シャンパン好きを虜にします。
夏よりも涼しくなってきた秋や年末の冬に飲みたいシャンパンです。

しかし、シャンパンで、ブラン・ド・ノワールの、
しかも特級格付けの最高峰グランクリュとなると
お値段も相当なもの・・・。
5,000円以上はするのが当たり前で、
1万円を超えるのも沢山あります。

それがなんと3,980円 (税別)という衝撃的。

その名も
[シャンパーニュ・フロマンタン・レクラパール・
  グラン・クリュ・ブリュット・ブラン・ド・ノワール]

もちろん、味の方も完璧。
初めてこのシャンパンを試飲をしていた時は、
まさかこの価格で売れるとは到底思っていませんでした。
銘醸ブージィ村のグランクリュでブラン・ド・ノワールで、
味わいも非常に骨太で焼きリンゴや蜜の風味が綺麗に出ていて
醸造も見事としか言いようがないほ ど美しい造り。
「高いんだろうなぁ・・」なんて思いながら
テイスティングしたのを覚えています。

[フロマンタン・レクラパール]は1925年創設の5世代続くワイナリー。
ブージィ村に僅か5haほどの畑より
極上のグラン・クリュ・シャンパンを生み出している老舗。

畑はブージィ村13か所に点在し、すべての小区画に名前を付け、
愛着を持って管理しています。
収穫はすべて手摘みで例年ですと
9月中旬より良質な完熟ブドウのみを厳選。

収穫したブドウは速やかにゆっくりとプレスされ、
新鮮なジュースを搾り、1週間ほどタンクで発酵を行います。
発酵を行ったワインは、リザーヴワインとなり、数年の熟成を行い、
複数年のリザーヴワインを味わいのバランスを確認しつつ
正確な比率でブレンド。

その後ボトリングされ瓶内2次発酵に移り、最低でも24ヵ月の熟成。
熟成には古くからの地下をくり抜いた洞窟のようなカーヴで保管され、
定期的に動瓶を行っていきます。
今回ご紹介のロットは2008年と2009年のヴィンテージを
およそ半々でブレンドされており、
既に合計4~5年の熟成期間を経てリリースされているんです。

その味わいたるや
『輝くようなゴールドイエローの色合いに、細やかな泡が美しく立ち昇り、
アロマは焼きリンゴやナッツ、トーストなどのコク深い香り、
味わいもボリューム感があり、リザーヴワインの熟成感と相まって、
非常に奥深さがあります。
フレッシュなすりおろしリンゴと煮詰めたリンゴを合わせたような果実味と、
パイナップルなどの南国フルーツ盛り。
そしてほろ苦さと穏やかな酸味が心地よく、
驚くほどに余韻が長く続く、非常にコクのある旨味たっぷりの味わい。』

この味わいは数倍する値段の高級シャンパンと同格どころか、
それすら凌駕してしまうんではないかと思うほどに、
高級感あるコク旨味が素晴らしい。


シャンパーニュ・フロマンタン・レクラパール・グラン・クリュ・ブリュット・ブラン・ド・ノワール
【フランス】【シャンパン】【750ml】【辛口】

ワイン専門リカーショップ

L10・バイ・ビアンキ・マルベック・プレミアム 2015

サッカーファン必見!
ワールドカップ観戦に、ぜひ、濃厚リッチなこのワインをお忘れなく。

実はこのワインは、あのサッカー界のスーパースターである
レオ・メッシ選手が故郷アルゼンチンの伝統ある造り手の
コラボレーションとしてリリースするワイン。

以前から、「レオ」というワインでご紹介しておりましたが、
名前とラベルを一新し、サッカーボールのイメージはそのままに、
レオ・メッシのイニシャルである「L」と背番号である「10」を
デザインした名前とラベルとなりました。

このワインは、シリーズの中でもプレミアム・ラインで、
アルゼンチンの誇るマルベック100%のワインです。

それが、
[L10 バイ・ビアンキ・マルベック・プレミアム2015]

このワインを造るのは、アルゼンチンで80年以上、ワイン造りを
行っている小さいながらも伝統のある[カーサ・ビアンキ]
という造り手です。

設立は1928年で、設立から6年の1934年には、公式ワイン
見本市とコンテストで最高品質賞を受賞し、小さな造り手
ながらも有名となり、1966年には母国イタリアからも公式
に騎士の勲章を受けるほどの造り手として知られるように
なりました。

この造り手の造るワインは、バリューの高さでも知られ、
ロバート・パーカー氏著の「世界のベスト・バリュー・
ワイン」という本の中にも、いくつものワインが
リストアップされるほど。

そんな信頼と伝統のある造り手とのコラボでレオ・メッシ選手が
造りだすのがご紹介するワインです!。

プレミアム・ワインであるこのワインは、
濃厚な果実味が楽しめる力強い味わい。

その味わいは、
『色は、赤というよりも黒。アルコール度数も粘性も高く、
香りは複雑かつ濃厚。
完熟したプラムやチェリー、ハッカやインク、ナツメグや
黒コショウの濃縮したスパイスなど、力強く、
がっつりとした肉料理にあわせると、
どこまでも幸せなマリアージュを実現してくれることうけあい。
成熟したタンニンがしっかりと感じられ、高級感溢れる味わいです』

もちろん、カレーにもあいますし、肉汁したたるステーキや
鹿肉などのジビエなどにも合いそうな濃厚な味わいです。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

このワインの収益は、アルゼンチンの恵まれない子供たちの
医療や教育のために使われています。

ご存知のとおり、サッカーの本場スペインは、
FCバルセロナに所属し、世界的に活躍するレオ・メッシ選手は、
祖国アルゼンチンの国民的なスーパースターでもあります。

彼は、まだまだ貧しく、ろくに教育も医療も受けられない子供たちが
たくさんいることに、自分で何かできるのではないかと2008年から
レオ・メッシ財団を設立して積極的に活動をしています。
ユニセフの国際親善大使としても活躍しています。

その経緯について、レオ・メッシ選手は、
レオ・メッシ財団のウェブサイトに、かつて、こう書いていました。

『ある日病院を訪ねた後、こういう世界があることに驚きを感じました。
名のあるサッカー選手の存在が
病気の子供達の大きな助けとなっているんだと思いました。
私がそこにいると、子供たちが笑顔を見せてくれてすごく喜んでくれるんです。
それは、こどもたちがいつも頑張っていているから。
きっと病気を乗り越えられるといっしょうけんめいに夢みて信じているから。

サッカー選手になる夢は叶いました。
ここまでくるのにすごく頑張ったことを知ってほしいし、
これからもっと頑張らなければなりません。
努力して成功したことを、恵まれない子供たちを助けることに活かしたいんです。
そうしたいと思ったから。
希望をもって幸せになろうとしている子供の笑顔を見てますますそう思ったから。
だから、レオ・メッシ財団を作ると決めたんです。
サッカー選手であり続けるのと同じ意志力で子供たちを幸せにしてあげたいんです。 』
(レオ・メッシ、2010年5月17日)

と語っていました。

このワインも、そんな彼の思いをワインを通じて共有するための
ものであり、アルゼンチンの小さいながらも伝統あるワイナリー、
カーサ・ビアンキとのコラボレーションによって造られています。

レオ・メッシ自身、成長分泌ホルモン異常のために、
家族と離れて暮らしたり、と様々な医療的困難を経験してきた人であり、
思い入れもあるのだと思います。


L10・バイ・ビアンキ・マルベック・プレミアム 2015
【アルゼンチン】【赤ワイン】【辛口】【750ml】【フルボディ】

ワイン専門リカーショップ

テール・メティセ 2016

『その手があったか』

まったく新しいコンセプトから生まれた、
“ええとこどり”の極旨南仏ワイン。

[テール・メティス]、その名の意味するところは、
ひとことで言うならば、“大地のミクスチャー”。

市販されているワインは、一つの産地のブドウから造られたり、
あるいは近隣の産地のブレンドによるものが多いのですが、
この[テール・メティス]のブドウの産地は、
ひとつではないのです。

これがなんと、【2つのワイン生産者】【2つの地方】、
【4つのテロワール】そして【7種のブドウ】から絶妙な
ブレンドによって造られるという、なにやら複雑なようで、
じつはただただシンプルに美味しさを追求した結果、
というワイン。

おなじみの【テレオ】や【カオール・アストロラーブ】
を生み出しているフランス南西部のヴィノヴァリー社が
抱える3つの産地のブドウと、南仏ルーシヨンにある
ドン・ブリアル社のブドウから造ったこのワイン。

南仏ルーシヨン地区からは、『完熟&力強さ』が特徴の
グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル、シラー。

そして南西部からは、『凝縮したタンニン』が特徴のカオール地区、
『エレガンス&まろやかさ』のガイヤック地区、
そして『フルーティー&まろやかさ』の
フロントン地区から選ばれたマルベック、
ブロコール、ネグレット、シラーの4品種。

これらが、それぞれの産地のブドウ品種の個性を活かし
あうべく、絶妙なブレンドによって造られたのが、この
[テール・メティス]なんです。

その味わいは、
『吸い込まれそうなほどに、深みのある果実味。
濃厚なカシスにブラックベリー、キルシュ、スミレ、
甘くエキゾチックなスパイス。
その複雑にして華やかなアロマの
世界にぐぐっと惹きつけられてしまいます。
その味わいは、期待通りに濃密でふくよか。
甘みを感じるほどの果実味が口中でとろけつつ、
緻密なタンニンが生み出す立体感に圧倒される抜群の飲み応え。
ほどよくビターな後味が引き締める豊満なボディ感の魅力に抗えず、
思わずもう一口。
ある意味わかりやすい官能ともいうべき、
ベルベットの感触と柔らかな旨みが心地よいワインです。』

一口目から圧倒されるほどのフルボディ、
甘みを感じるほどの濃厚な味わいが印象的です。

鴨のコンフィやビーフシチューなどの肉料理はもちろん、
ガトーショコラなどのスイーツにもおすすめ。


テール・メティセ 2016
フランス 赤ワイン 750ml ミディアム寄りのフルボディ

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シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン 2016

1877年に日本で最初に誕生した民間ワイン会社
『大日本山梨葡萄酒会社』をルーツとするワイナリー、
[シャトー・メルシャン]

『良いワインとは、その土地の気候・風土・生産者によ って、
育まれるブドウの個性を、素直に表現したものである。』
という信念のもと、日本のワインでしか表現できない個性を追求、

また、『はじめにブドウありき』を合言葉に、
『目指すワインに合ったブドウ造り』     
『ブドウの良さを引き出す醸造』を行っています。

2003年より開催されている、「日本産ブドウを100%使用
して造られたワイン」対象の日本で唯一のコンクール、
【Japan Wine Competition(国産ワインコンクール)】
では、過去通算26個の金賞を受賞。
(累積の金賞受賞数最多ワイナリー)

さらに、
数々の国際ワインコンクールでも多数の受賞経歴、
日本のワインのレベルの高さを世界に知らしめています。

その[シャトー・メルシャン]が最高品質のワイン造りを
目指すべく、スタートしたのが
【椀子(マリコ)ヴィンヤード】

1999年より、長野県下のブドウ畑候補地を調査し、
土壌や気候などブドウ栽培の好適地を徐々に地域を絞り込ん
でいくなかでたどりついたのが、上田市丸子にある区画。
この地に「椀子(マリコ)ヴィンヤード」を開園。

自社管理畑だからこそできる思いきった試験・最高品質への
挑戦がまた新たにスタートしました。
[マリコ]という名前は、6世紀後半にこの一帯が欽明天皇の皇子
「椀子(まりこ)皇子」の領地であったという伝説に由来しています。

生産本数も、非常に限られた[マリコヴィンヤード]のワインは、
初リリースより大きな反響を呼び、同時に高い評価を獲得。
毎年、新ヴィンテージのリリースを
心待ちにしている愛好家も数多い【世界に誇る日本のワイン】

輝きのある美しい黄色。
樽発酵・育成由来の香ばしいアーモンドやバニラの香りがトップに来ますが、
その陰から爽やかなパイナップル、ほのかなオレンジなどの柑橘、
わずかにハーブのようなニュアンスもあります。
口中、アフターは長くは無いですが、爽やかな酸味とともに
チャーミングな果実感、アーモンドのニュアンスが特徴です。

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シャトー・ロリオール 2014

あの十万円超[ル・パン]に勝ち、そして漫画『神の雫』に
登場したことで超入手困難となってしまったワインといえば、
[シャトー・ピュイゲロー]

[シャトー・ピュイゲロー]といえば、あの世界的ワイン
評論家ロバート・パーカーさんが高得点をつけ激賞し、
今ではフランスでもワイン商や愛飲家たちがこぞって買
い占めに奔走するというワイン。

その[ピュイゲロー]が密かに造るとっておきのセカンドワイン。

このワインを造るのは、
かの[ル・パン]を所有するティアンポン一族である
二コラ・ティアンポン氏。

じつはニコラ・ティアンポン氏は、[ピュイゲロー]のほか、
驚異のハイスコアをたたき出す超人気[パヴィ・マカン]や、
サンテミリオンの実力派[ラルシ・デュカス]などを所有し、
素晴らしいワインを生み出す凄腕醸造家。

そんなボルドー有数の凄腕が、『この産地の最高傑作』
とパーカーさんが激賞する[ピュイゲロー]の樹齢の若い
ブドウから仕込む激旨セカンドが、
この[シャトー・ロリオール]なんです。

ティアンポン氏自身、
「近年はテロワールへの理解も一層深まり、
より良いワインが出来るようになった。」と
語るこの[シャトー・ロリオール]ですが、
ブドウの完熟をとくに重視しているため、
この地域ではもっとも収穫が遅いのだそうです。

以前はメルローを主体にカベルネをブレンドしていましたが、
数年前からはこの地に最適な品種であるメルロー100%で造られており、
ふくよかな果実味としなやかなボディ感をたっぷりと
満喫できるワインに仕上がっています。

その味わいは、
『深遠にして濃密なカシスの香りに、ラズベリーのふくよかさと
チェリーの魅力的な甘酸っぱさ。
バニラやシナモン、そしてリコリスのスパイシーな刺激に、
ほんのわずかにトリュフや革のニュアンス。
刻一刻と変化するアロマの世界に思わず引き込まれてしまいます。
その味わいは、濃厚にしてエレガント。
落ち着きすら感じさせる完熟の果実味と
いきいきとした酸のバランスが見事。
そして緻密なタンニンと相まって重層な飲み心地。
“中身の詰まった”とでも表現したい肉厚なボディ感を
心地よい渋みが優しく引き締めており、飲み応えたっぷり。
ふくよかな果実味の余韻とほろ苦さの対比が印象的です。』

ボルドーらしいタンニンの存在感で、飲み応えしっかり。
豊満な果実味とエレガントな渋みの絶妙なバランスが光る
素晴らしいワインです。

牛ステーキや鴨肉のコンフィと相性抜群。
抜栓後に少し時間をおいてから楽しむと、
より一層美味しさが増します。


シャトー・ロリオール 2014
フランス 赤ワイン 750ml ミディアム寄りのフルボディ

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