ワイン用語 ま

「マスト」「果もろみ」「ブドウ液」ワインをつくるための果汁で まだ発酵していないもの。
「松」テルペンに関係する匂い。 活気ある匂いでメドックの酒質。
「マデイラ化」白ワインが熱し過ぎたか あるいは酸化したかによってその香りは重く 本来の香りの特徴を失っている。 多くは茶色がかった色になり 味も平板になっている。
「マルベリー」「桑の実」はなやいだ みずみずしいタイプの果実性。 若いカベルネソーヴィニョンの黒スグリより柔らかい香味。 多くはメルロが支配的な超熟成したボルドーの赤ワインに現れる。
「丸みのある」よく均整のとれた 通常熟成したワインの特徴。 生で未熟なワインにある角がない。
「回りの速い」「頭に昇る」「ヘディー」アルコール度数が高いワイン 酔いやすいワインに用いる。
「短い」口の中での香味の持続の長さに用いる。 後味が突然途絶える。 余韻がない。 品質が良くないことを暗示している。
「未熟な」二つの意味がある。 一つは未熟 生の 若いの意味。 もう一つは充分に熟していないブドウからつくられたワインのりんご酸の酸味。
「水っほい」果実味とエキス分(タンニンと酸を含む)の欠如。 さらに アルコール度も低いワイン。さわやかさもはっきりした香味もない。
「ミディアムスイート」「やや甘口」かなり糖分を含むが ほんとうのデザートワインではない。 料理といっしょには飲まないほうがよい。
「ミディアムボディー」中位のボディー アルコールとエキス分が重くもなく軽くもない。 ワインのスタイルによっておそらくアルコール度は12度と13度の間ぐらい。 
「胸を温める」「豊かな」力強く 風味が豊かで 温かく アルコール含有量も多い。 一般に赤ワインに用いる。
「メルカブタン」わずかに酸っぱく 不快なゴム様の臭い。 これはワインの後退を示す。防腐剤として用いた二酸化硫黄が壊れてできる臭い。
「木臭のある」あまり長く樽に入れてあったため ワインについた望ましくない臭い。
「桃様の」言葉通り桃のような風味。ある種のドイツワインのブーケにみられる特徴。